【南アルプス】仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳



- GPS
- 13:59
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,273m
- 下り
- 2,252m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:58
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:56
2日目、もしかしたら軽い熱中症になりかかっていたのかもしれないが、駒津峰登頂以降はやや体調が優れず、ゆっくりとコースタイム通りに登る。下りは左足の靴ずれをカバーするのも相まって、無理をしないように心がけた。
天候 | 【1日目】快晴、夜中も満天の星空でした。 【2日目】午前は快晴、午後から曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
※シーズン最盛期ということもあり駐車場は到着した夕方23:30には9割方埋まってました。 ・仮眠をとって5:00発の広河原行乗り合いタクシーに乗車 →4:15頃には既に結構な行列ができていました。(乗れないことは多分ないと思いますが。。。) ・広河原にて北沢峠行バスに乗り換え 復路はこの逆順。北沢峠発のバスは、出発予定時刻の30分前には到着しているらしいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【長衛小屋〜仙丈ヶ岳6合目】 林の中を進む、比較的急登。危険箇所なし。 【仙丈ヶ岳6合目〜仙丈ヶ岳】 森林限界を超え、ハイマツの中を登る。小仙丈ヶ岳からは比較的緩やかだが、一部少し痩せてる稜線もあり。 【仙丈ヶ岳〜仙丈小屋】 急な下り。 【仙丈小屋〜藪沢分岐】 森林限界が終わり林の中を下る。やや急。 【藪沢分岐〜仙丈ヶ岳5合目分岐】 少々切り立った道を進む。少しだけ上り下りがあり。 【長衛小屋〜仙水峠】 全般的に緩やかな上り。仙水小屋までは沢沿いのルートで仙水小屋から少し進むとゴーロ帯となる。 【仙水峠〜駒津峰】 急登。森林限界を超えて開けてくると少し高度感あり。 【駒津峰〜甲斐駒ヶ岳まき道分岐】 大きな登り返しの稜線。全体的に岩場で、ナイフリッジのようになっている箇所もあり。 【直登ルート】 前半は急な岩稜。後半はザレ場も出てきて比較的緩やかになる。岩登り装備無しでぎりぎり登れる斜度(同行者談) 【まき道ルート】 山頂からしばらくはザレ場が続く。まき道直前は林。全体的に滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 登山ポスト:芦安駐車場、広河原BT、北沢峠BTそれぞれにポストあります(長衛小屋でも受け取ってもらえます) 駐車:芦安駐車場(23時頃にはいっぱいになる恐れ) 便所:芦安駐車場、広河原BTそれぞれあり 入浴:芦安温泉郷各所(白峰荘日帰り入浴を使わせてもらいました。700円) 食事:芦安温泉郷各所 観光:しまりんだんご? |
予約できる山小屋 |
馬の背ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
スマートフォン
ストック
銀マット
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
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時計
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
2018年夏のちょっと遠出の山行は、南アルプスは仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳となりました。
ここに行く計画は去年の春頃からずっとあったんですが、一緒に行く方々となかなか予定が合わず、伸びに伸びてようやくの今回となりました。
最近は別件で休みの日も頻繁に山に行けていないこともあり、運動不足がたたって登頂も出来ないんじゃないかと内心不安を感じていたところもありましたが、荷物は長衛小屋に設営しておいたテント内に置いてほぼ空身にしてしまったので無事に登りきることが出来ました。
1日目、長衛小屋にテント設営をした後、仙丈ヶ岳に向けて出発。
しばらくは林の中を進み、6合目辺りで森林限界を超えて見晴らしの良い場所に出ました。普段はそんなに高い山に登らないので、森林限界を超えると遠くに来たなー!って感じがします!
下山は調子に乗って猛ダッシュで駆け下り。降下速度が1200m/時の最高記録を打ち出しました! ただこれを重登山靴でやるもんじゃないですね。ひどい靴ずれを起こしてしまいました。。。
もともと靴ずれしやすい靴だったので、コレが原因ってわけでもないと思いますが。次の休みに買った登山用品店に行って相談してきます。
2日目、靴ずれの部分も治療したしまぁどうにかなるだろうと、甲斐駒に向けて出発。
最初こそ調子は良かったんものの、仙水峠から駒津峰間の急登がかなりこたえました。足の裏が全体的に違和感を覚える。少しフラフラしたような覚えもあるのでもしかしたら軽い熱中症になってた可能性も。ただまぁ水分補給はしっかりしようと少し多めに水を持ってきていたので、特にひどいいことにはならなかったのかと思います。
駒津峰の山頂でしばらく休憩した後に立ちふさがる登り返し、切り立つ岩稜、とにかく意識をしっかり保てばなんとかなるだろうと気合を入れて直登ルートを踏破、きつかったけど面白い経験になりました。
仙水峠から見上げた甲斐駒ヶ岳を見た時、あんな岩山ほんとに登れるのかよ!って思ったものですが、案外普通にルートがあるんですね。登頂してみたら全然なんてことありませんでした。
下りはまき道。足の痛みが強くなってきたので無理をせずCT通りのペース配分で下ります。先に行って待っていてくれているの申し訳ないなーと思いつつ、それよりも無事に下山できることが最優先だ!という思いで気をつけて下りました。
ほんの少し到着が遅れたので昼飯を食う時間を作ることが出来ませんでしたが、無事に下山をすることが出来、予定通りのバスに乗ることが出来たので万々歳な山行だと思います。
今回もいろいろな経験ができた山行となりました。甲斐駒ケ岳は体調を万全にして、もう一度登ってみたいですね。
【今回の山で逢った人たち】
・キューピー山行のおにいさん達
仙丈ヶ岳の5合目手前あたりで追い抜いたときに横目で見たら、木の根元にキューピー人形を置いて写真を撮っていました。「今回の登山はコイツの旅なんだよ」とのこと。一緒になって写真を撮らせていただきました。その後6合目で休憩しているところに彼らが追いついてきて、再度写真撮影会となりました。
・駒津峰で脱水症状を起こした人
下山時、駒津峰の手前まで下ってきた時、向こうからやってきたグループ最後尾のおじさんがルート上の岩を降りる際に足を滑らせるのを目の前で目撃。少しの間うごけず、立ち上がろうとしたときに身体をふらつかせて後ろ側に倒れ込む。とっさに腕を掴んで引き戻したので最悪の事態は免れたので胸を撫で下ろしました。岩陰に横にさせて、前を歩いていた他のメンバーらしきグループに託してその場をあとにしました。
今回は僕も一歩間違えれば同じような状況になっていたと思うと、幸運と思うべきかなんというべきか。。。無事に下山できたことを祈ります。
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