雪の藤原岳(頭陀ヶ平・天狗岩・展望台)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
頭陀ヶ平手前(10:30)〜藤原山荘:食事(11:15/11:50)〜展望台(12:05/12:25)〜八合目台地(12:55/13:10)〜大貝戸登山口((14:05)
天候 | 10時頃から厚い雲に覆われ、展望はゼロ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
聖宝寺コース(裏道)は平成25年3月まで全面通行止めとの掲示が出ています。 藤原山荘〜頭陀ヶ平の積雪は20〜30cm程。 特にアイゼンを必要とはしませんでした。 |
写真
感想
冷え込みが厳しくなって来た。本格的な積雪になる前に藤原岳の広大な山頂部に連なる三つのピークを歩いて来よう。
(下山は聖宝寺道で計画したが大貝戸道を往復に変更。)
今日は時間も早いので、登山口休憩所の駐車場に車を停め大貝戸から登る。
山頂部は雪も多そうなので、あらかじめスパッツを着けて出発する。
四合目辺りから雪でうっすらと白くなる。
五合目辺りでわずかに傾斜の緩みが出るので、邪魔になってきた上着を脱いで薄着に着替えておこう。
しばらく行くと道が二分する。右に取って尾根筋へ上がると尾根に絡んで登っているのがよくわかる。
(左の道は山腹に絡んで七合目手前で合流する。)
ジグザグと高度を稼ぐ霜で凍った道も段々雪を踏むようになり、八合目からは完全に白の世界だ。
わずかに覗く青空に映える樹氷を見ながら急登を上がると、いきなり藤原山荘前の広場に出る。
ゆっくりしたいが天気も気になるので、先に天狗岩へ向かおう。
山荘を見送り北を向いて右手の稜線に上がると、新雪の平原が広がる。
全くトレースの無い雪原は、カレンフェルトの台地を覆い、裸の灌木に樹氷を付け見ごたえある景色だ。
緩やかな頂上台地をコルまで下り、広大な樹林中の分岐で縦走路を外れ、天狗岩に上がる。
強風の吹きつける岩場のピークに出ると、エビのシッポが多く見られる。
しかし、この頃から低い雲に覆われ展望は悪くなる一方だ。
真の谷、土倉岳方面を展望してピークを下り、次のピーク頭陀ヶ平に向かう。
思いのほか深い雪を踏んで広大な斜面を北西方面へ進むが、白一色の中、展望も無いのでルート取りに苦しむ。
わずかに雲が切れた先に送電線と塔が立つピークが見えた。
30分程の登りで出られそうだ。
方向が決まって進み出した時、思いがけず白瀬峠方面からの登山者に出会う。
お互いに出会うとは思っていないので言葉を交わすと、東京の青年で、昨日は鈴北岳直下の日本庭園で幕営したと言う。
鈴鹿は初めてと言うことなので、今日はここで引き返し藤原岳まで同行する事にした。
いつも単独なので、話をしながらの登山も楽しいものだ。
鈴鹿の紹介をしながら、関東の話を聞きながら山荘まで戻ってきた。
青年は帰りの時間に制約が有るのでここで別れた。
人が次々やってくる山荘でゆっくり昼食を摂り、展望が期待できない展望台に上がった後はゆっくりと大貝戸コースを下る。
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