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Yamareco

記録ID: 1566713
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

(2018東北山旅)五葉山・北上山地〜クマさん、鹿さん、騒々しくてごめんなさい。

2018年08月22日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.0km
登り
628m
下り
617m

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
0:25
合計
3:58
12:25
37
13:02
13:04
17
賽の河原
13:21
13:23
62
14:25
0
14:25
14:30
5
14:35
14:36
8
14:44
14:52
7
14:59
5
15:04
15:07
0
15:07
36
15:43
15:44
13
15:57
16:00
23
賽の河原
16:23
天候 晴れ・山頂付近は風やや強い
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
レンタカーで赤坂峠に駐車
飛行機からの眺め。窓側の座席で正解。
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飛行機からの眺め。窓側の座席で正解。
あっ、鳥海山だ!大きい!
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あっ、鳥海山だ!大きい!
ということで、秋田空港に無事到着しました。これより、秋田と岩手の山旅が始まります。ダブル台風の影響で段々と雲行は悪くなるようですが、充実した4日間にしたいもの。
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ということで、秋田空港に無事到着しました。これより、秋田と岩手の山旅が始まります。ダブル台風の影響で段々と雲行は悪くなるようですが、充実した4日間にしたいもの。
今日は、この後、昨日の決勝戦を戦った金足農業高校が空路が凱旋するようで、横断幕が沢山飾られていました。
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今日は、この後、昨日の決勝戦を戦った金足農業高校が空路が凱旋するようで、横断幕が沢山飾られていました。
秋田空港でレンタカーを借りて、いざ、みちのく一人旅の始まり始まり。
秋田空港でレンタカーを借りて、いざ、みちのく一人旅の始まり始まり。
秋田自動車道をひた走り、花巻からは釜石自動車道、大船渡方面への国道を走り、北上山地までやってまいりました。今晩の最終目的地は盛岡なので、行動時間も考慮すると、計画では中間地点にある秋田駒ヶ岳に登りたいと思っていました。ところが、強風でコンディション悪く、同じく岩手の姫神山も敬遠。思い切って三陸の名峰、五葉山に行先を変えました。
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秋田自動車道をひた走り、花巻からは釜石自動車道、大船渡方面への国道を走り、北上山地までやってまいりました。今晩の最終目的地は盛岡なので、行動時間も考慮すると、計画では中間地点にある秋田駒ヶ岳に登りたいと思っていました。ところが、強風でコンディション悪く、同じく岩手の姫神山も敬遠。思い切って三陸の名峰、五葉山に行先を変えました。
そういうわけで、今日は、五葉山に一日を託します。遠路、赤坂峠の駐車場に到着しました。大船渡市と釜石市の境界。丁度、お昼時でしたが、私のレンタカーを除くと車は2台、うち一台は工事車両、静かな山歩きになりそうです。
そういうわけで、今日は、五葉山に一日を託します。遠路、赤坂峠の駐車場に到着しました。大船渡市と釜石市の境界。丁度、お昼時でしたが、私のレンタカーを除くと車は2台、うち一台は工事車両、静かな山歩きになりそうです。
トイレも整備されていました。
トイレも整備されていました。
登山者名簿を記入、家族にもルートをメールし終わって、さあ、歩きだそうとしていたところ、ソロの男性ハイカーがいそいそと下山してきました。「親子のクマが1合目と2合目の間にいました、気を付けてください、ここから10分くらいのところ」。
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登山者名簿を記入、家族にもルートをメールし終わって、さあ、歩きだそうとしていたところ、ソロの男性ハイカーがいそいそと下山してきました。「親子のクマが1合目と2合目の間にいました、気を付けてください、ここから10分くらいのところ」。
遠路はるばるやってきたわけですが、静かな山中で危険な目に合う気はないので、警戒しながら入山。気配を感じたらすぐ戻ることも覚悟して入山することにしました。まず、入り口にある五葉山神社にお参りしてから、鳥居横の山道を歩き始めます。
遠路はるばるやってきたわけですが、静かな山中で危険な目に合う気はないので、警戒しながら入山。気配を感じたらすぐ戻ることも覚悟して入山することにしました。まず、入り口にある五葉山神社にお参りしてから、鳥居横の山道を歩き始めます。
五葉山1合目の標示ありました。すでにクマ鈴と2種類のホイッスルに加え、自分も吠えながら、ここまできました。
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五葉山1合目の標示ありました。すでにクマ鈴と2種類のホイッスルに加え、自分も吠えながら、ここまできました。
シャクナゲで賑わう時期も終わっています、手つかずの自然がいっぱいの静かな山ですから、どこに何がいても驚く話ではないのかもしれません。
シャクナゲで賑わう時期も終わっています、手つかずの自然がいっぱいの静かな山ですから、どこに何がいても驚く話ではないのかもしれません。
ヤマハハコは良く目につきます。
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ヤマハハコは良く目につきます。
樹林帯を抜けて、一旦明るい稜線に出てきました。これまで、気配はなく先を目指すことにしました。
樹林帯を抜けて、一旦明るい稜線に出てきました。これまで、気配はなく先を目指すことにしました。
車で走ってきた方面が見えました。
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車で走ってきた方面が見えました。
陽射しが強い道を歩きます。左に見えるのは、五葉山の稜線上の黒岩ですね。
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陽射しが強い道を歩きます。左に見えるのは、五葉山の稜線上の黒岩ですね。
いつの間にか、3合目に到着しました。
いつの間にか、3合目に到着しました。
殺伐とした風景が広がります。
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殺伐とした風景が広がります。
その名も「賽の河原」です。
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その名も「賽の河原」です。
小さな紫色の花が咲いていました。
小さな紫色の花が咲いていました。
右が五葉山、左が黒岩と思われます。
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右が五葉山、左が黒岩と思われます。
中間地点の畳石までもう少し。このルートは片道4キロ余りです。
中間地点の畳石までもう少し。このルートは片道4キロ余りです。
このヤマハハコは鮮明に撮れました。新しいカメラを使っていますが
花の撮影は難しいです。
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このヤマハハコは鮮明に撮れました。新しいカメラを使っていますが
花の撮影は難しいです。
やがて明るい平坦地に飛び出しました。
やがて明るい平坦地に飛び出しました。
ようやく4合目です。
ようやく4合目です。
ここが畳石と言われる地点です。
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ここが畳石と言われる地点です。
畳石の由来が不明でしたが、後日、左後方の日陰の部分に横たわる長方形の大きな石とのことです。
畳石の由来が不明でしたが、後日、左後方の日陰の部分に横たわる長方形の大きな石とのことです。
石碑がありました。
「五葉の嶺の四季の景 賞(め)でる心に変らねど 身は安全に敬いて 山のみ霊(たま)に祈るらん」 清広??
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石碑がありました。
「五葉の嶺の四季の景 賞(め)でる心に変らねど 身は安全に敬いて 山のみ霊(たま)に祈るらん」 清広??
畳石のすぐ先には鳥居がありました。
畳石のすぐ先には鳥居がありました。
この先、急な登りがしばらく続きました。
この先、急な登りがしばらく続きました。
5合目を通過。
何がいてもおかしくないですね。自分の存在をしっかりと誇示します。
何がいてもおかしくないですね。自分の存在をしっかりと誇示します。
7合目に到着。
あと、頂上まで1.4キロ。
あと、頂上まで1.4キロ。
再び樹林帯の緩やかな登りです。
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再び樹林帯の緩やかな登りです。
小さな祠(1)がありました。
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小さな祠(1)がありました。
一か所、視界が開けましたが、山座同定の基礎知識が乏しいのが残念。
一か所、視界が開けましたが、山座同定の基礎知識が乏しいのが残念。
その先にもう一つ、鳥居と祠(2)がありました。
その先にもう一つ、鳥居と祠(2)がありました。
8合目。青空が広がっていますが、雲も少し湧いてきています。わずかに遠雷も聞こえた気がします。頂上へ急ぎます。
8合目。青空が広がっていますが、雲も少し湧いてきています。わずかに遠雷も聞こえた気がします。頂上へ急ぎます。
やがて樹間には建物の茶色い屋根が見えてきました。
やがて樹間には建物の茶色い屋根が見えてきました。
しゃくなげ荘です。
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しゃくなげ荘です。
いざという時はここに逃げ込もう。
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いざという時はここに逃げ込もう。
小屋の前に冷たい水がたまらなく美味しい!
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小屋の前に冷たい水がたまらなく美味しい!
裏の広場に回ると石楠花山荘の標柱あり。
裏の広場に回ると石楠花山荘の標柱あり。
暑いのですが少し日も傾き、空は秋の装い。
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暑いのですが少し日も傾き、空は秋の装い。
石垣に囲まれた日枝神社に到着。
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石垣に囲まれた日枝神社に到着。
正面の鳥居から祠を拝みます。
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正面の鳥居から祠を拝みます。
山の上とは思えません。
山の上とは思えません。
最初雲海かと思うほど。落ち着いて考えれば三陸の海ですね。
最初雲海かと思うほど。落ち着いて考えれば三陸の海ですね。
山頂間近のようです。この大きな空の広がり。下界とは別世界です。
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山頂間近のようです。この大きな空の広がり。下界とは別世界です。
そして五葉山山頂に到着
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そして五葉山山頂に到着
山頂標柱と一等三角点。正面のひときわ高いのが六角牛山。この写真では見えませんが、その向こうに早池峰山が聳えています。左手前は愛染山。
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山頂標柱と一等三角点。正面のひときわ高いのが六角牛山。この写真では見えませんが、その向こうに早池峰山が聳えています。左手前は愛染山。
こちらて、早池峰山の稜線をはっきりと確認できました。
こちらて、早池峰山の稜線をはっきりと確認できました。
一等三角点アップ
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一等三角点アップ
あまり遅くなりたくないので、安全を考え、日の出岩には行きません。
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あまり遅くなりたくないので、安全を考え、日の出岩には行きません。
あの高みに小さく見えます。
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あの高みに小さく見えます。
アップします。中央少し左よりの突起が日の出岩。
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アップします。中央少し左よりの突起が日の出岩。
三陸の海を望む。。
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三陸の海を望む。。
山頂を後にします。
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山頂を後にします。
五葉山県立自然公園の説明版。ふーん、ツキノワグマかぁ。。。
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五葉山県立自然公園の説明版。ふーん、ツキノワグマかぁ。。。
黒岩の左奥に見える高嶺は何だろう、栗駒より南のはず。気になる。→陸前高田の独立峰、室根山のようです。
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黒岩の左奥に見える高嶺は何だろう、栗駒より南のはず。気になる。→陸前高田の独立峰、室根山のようです。
日枝神社が近づいてきました。
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日枝神社が近づいてきました。
特に、今日はゴールまでの無事を祈ります。
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特に、今日はゴールまでの無事を祈ります。
しゃくなげ荘まで下ってきました。
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しゃくなげ荘まで下ってきました。
美味しい水を再びいただいて出発します。
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美味しい水を再びいただいて出発します。
自分の存在をしっかりとアピールしながら。
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自分の存在をしっかりとアピールしながら。
8合目通過。
7合目の平坦地
美しい広葉樹林と笹原
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美しい広葉樹林と笹原
5合目まで下ってきた。
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5合目まで下ってきた。
そして、鳥居が見えれば、
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そして、鳥居が見えれば、
畳石(4合目)
明るい尾根道なのに、ちょっとブルーな気分。
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明るい尾根道なのに、ちょっとブルーな気分。
賽の河原(3合目)
賽の河原(3合目)
さあ、2合目まで下りてきました。鈴とホイッスルを一層大きく鳴らして、又、声を上げながら下って行きます。森のみなさん、騒々しくしてごめんなさい。
さあ、2合目まで下りてきました。鈴とホイッスルを一層大きく鳴らして、又、声を上げながら下って行きます。森のみなさん、騒々しくしてごめんなさい。
このあたりが1合目かなあ。もう少し。
このあたりが1合目かなあ。もう少し。
そして、無事下山。有難うございました。
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そして、無事下山。有難うございました。
登山名簿に下山した旨、追記して、すべて完了。少し不安でしたが、静かで広大な東北の山を味わうことが出来て今回の旅行は上々のスタート。
登山名簿に下山した旨、追記して、すべて完了。少し不安でしたが、静かで広大な東北の山を味わうことが出来て今回の旅行は上々のスタート。
車が一台も停まっていない広い駐車場を後にします。
車が一台も停まっていない広い駐車場を後にします。
県道193号線は、赤坂峠からしばらく細く急なカーブが続きますが、
県道193号線は、赤坂峠からしばらく細く急なカーブが続きますが、
舗装もされた良い路でした。
舗装もされた良い路でした。
太陽光発電の設備が沢山あったのが印象的。
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太陽光発電の設備が沢山あったのが印象的。
途中、鷹生ダムより、なだらかな五葉山の稜線を望むことが出来ました。さあ、今回の宿泊地である盛岡へ向かいましょう。
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途中、鷹生ダムより、なだらかな五葉山の稜線を望むことが出来ました。さあ、今回の宿泊地である盛岡へ向かいましょう。
今日の岩手県は記録的な猛暑だったようです。盛岡の初日の晩飯はやはりこれです。明日の計画を思案しながら、盛楼閣の冷麺を美味しくいただきました。
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今日の岩手県は記録的な猛暑だったようです。盛岡の初日の晩飯はやはりこれです。明日の計画を思案しながら、盛楼閣の冷麺を美味しくいただきました。

感想

拙い報告にアクセス・お読みいただき有難うございました。
今年の夏は、秋田と岩手へやってまいりました。8月下旬は天候不安定なのは承知の上。ダブル台風北上となれば、山と観光をいかに組み合わせ満喫するかということをあれこれ考えるのが旅の醍醐味。初日は晴れでありながら強風で、多くの山は荒れているようです。秋田空港起点で宿泊が盛岡という今回のプランなので、本当は初日に秋田駒ヶ岳にでも行ければベストでしたが、安全を見て、風の影響の少なそうな北上山地の名峰(300名山)五葉山へ目的地を変更。あまり手の付けられていない自然の中、クマさんや鹿さんなど元気いっぱいの様でしたので、さぞ迷惑だろうと思いながらも、鈴、ホイッスル2種、ラジオ、自分の声を多様に組み合わせ、存在を十分誇示しながら往復してきました。
初日から、いきなり、興奮と緊張の一人旅がスタートしました。

翌日の記録(秋田駒ヶ岳)はこちらから
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1566754.html

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技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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