ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1568488
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

四阿山〜晩夏の蒼天、彩花の回廊〜

2018年08月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:58
距離
12.4km
登り
1,051m
下り
1,037m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
1:16
合計
5:58
4:47
4:47
56
5:43
5:48
41
6:29
6:30
21
6:51
6:56
9
7:05
7:05
14
7:19
8:01
12
8:13
8:16
23
8:39
8:42
40
9:22
9:39
46
10:25
10:25
14
10:39
10:39
1
10:40
ゴール地点
天候 晴れ一時ガス
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■菅平牧場駐車場
入山料として、大人200円、子供100円
駐車場エリアへの入り口となる路肩にて支払います。
(夜間から停めていた場合は下山後に支払)
コース状況/
危険箇所等
■菅平牧場駐車場〜小四阿
登山道は膝上から胸丈程度の笹薮路が多いです。道幅が狭いため笹が登山道を覆うようになる箇所が多数ですが、随所にピンクテープがありますので迷うことはほぼ無いと思います。が、一番の問題は露。藪こきしながら登るようになるので朝露で腰から下(人によっては胸から下)がびしょ濡れになります。撥水効果がないウェアを着ている場合は、レインウェアのパンツを履くのもアリかもしれません。何度か登っている方は事前にウエストポーチなどにはビニール袋に包んでいるようでした。
この日は前日が雨だったため、余計水の量が多かったようです。

■小四阿〜中四阿〜四阿山
小四阿までの道のりに比べると若干斜度が落ちます。また後方の景色が大きく開けたり豊富な高山植物を目にすることも多くなるので精神的な負担は軽くなります。
ただし腰丈程度の笹薮は相変わらず所々で健在です。

■四阿山〜根子岳
中四阿方面への分岐を根子岳方面に進むとすぐ急斜面を下ることになります。
ヤマレコの紹介では時計回りルートはこの急登があるために非推奨となっていましたが、雨後の場合は滑りやすくなるため反時計回りでも十分注意が必要です。
大スキマから先はのぼりとなりますが、晴れていれば素晴らしい景色を眺めながらとなるので疲れをあまり感じさせません。
鬼の遊び場から先は端が切り落ちた崖のそばを歩くこともあり、渋滞した場合はすれ違いに注意が必要です。

■根子岳〜菅平牧場駐車場
ガレ場も多々ありますが、ルートも明瞭で基本的には歩きやすいです。難所らしい難所はありません。
その他周辺情報 ■ふれあいさなだ館 真田温泉健康ランド
http://www.sanadanosato.or.jp/onsen.html
大人500円
小中学生250円

■湯楽里館
http://tomi-kosya.com/yurari/
大人500円
小学生300円
※車中泊する前に寄った温泉ですが、同じ金額であればこちらのほうが断然オススメ。
夜明け前。白ずみ始めた空に浮かぶ雲に映る暁色に期待を込めます
2018年08月26日 04:43撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
3
8/26 4:43
夜明け前。白ずみ始めた空に浮かぶ雲に映る暁色に期待を込めます
ウェットな笹薮。山頂まで泣かされました
2018年08月26日 05:16撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:16
ウェットな笹薮。山頂まで泣かされました
アキノキリンソウがお出迎え
2018年08月26日 05:31撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:31
アキノキリンソウがお出迎え
可憐なツリガネニンジン
2018年08月26日 05:31撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:31
可憐なツリガネニンジン
振り向くと雲海
2018年08月26日 05:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:34
振り向くと雲海
疲れが吹き飛ぶ瞬間です
2018年08月26日 05:35撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:35
疲れが吹き飛ぶ瞬間です
四阿山側はマツムシソウが沢山群生していました
2018年08月26日 05:39撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:39
四阿山側はマツムシソウが沢山群生していました
少しずつ秋の訪れを感じます
2018年08月26日 05:41撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:41
少しずつ秋の訪れを感じます
道標が指し示す山頂
2018年08月26日 05:45撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:45
道標が指し示す山頂
北側が開けると、根子岳が姿を現しました
2018年08月26日 05:53撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 5:53
北側が開けると、根子岳が姿を現しました
軽井沢方面。一番左が浅間山ですね
2018年08月26日 06:16撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 6:16
軽井沢方面。一番左が浅間山ですね
北アルプス南部はまだ雲が少なめ
2018年08月26日 06:16撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 6:16
北アルプス南部はまだ雲が少なめ
北アルプス北部はやはり雲の中
2018年08月26日 06:19撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 6:19
北アルプス北部はやはり雲の中
根子岳山頂の2000m強のあたりでガスが発生している様子。これは四阿山側も同じでした
2018年08月26日 06:26撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
6
8/26 6:26
根子岳山頂の2000m強のあたりでガスが発生している様子。これは四阿山側も同じでした
「ダボス」という響きが頭から離れない
2018年08月26日 06:28撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 6:28
「ダボス」という響きが頭から離れない
根子岳もそうですが、四阿山もかなり崩落個所があります
2018年08月26日 06:31撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 6:31
根子岳もそうですが、四阿山もかなり崩落個所があります
イブキゼリ・・・ですか?
2018年08月26日 06:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 6:34
イブキゼリ・・・ですか?
今にも開花しそうなエゾリンドウに心が躍ります
2018年08月26日 06:39撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 6:39
今にも開花しそうなエゾリンドウに心が躍ります
根子岳はウメバチソウで有名だそうです
2018年08月26日 06:50撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
4
8/26 6:50
根子岳はウメバチソウで有名だそうです
深田久弥が"乳首"と呼んだ山頂が姿を見せました
2018年08月26日 06:55撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
5
8/26 6:55
深田久弥が"乳首"と呼んだ山頂が姿を見せました
根子岳へ続く稜線との合流地点。だいぶ太陽も上がってきました
2018年08月26日 07:04撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
2
8/26 7:04
根子岳へ続く稜線との合流地点。だいぶ太陽も上がってきました
山頂の丘、霧の中からその姿を現しました
2018年08月26日 07:08撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:08
山頂の丘、霧の中からその姿を現しました
一時期心配しましたが、ガスはやはり2000m付近で滞留していたようです。
2018年08月26日 07:10撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:10
一時期心配しましたが、ガスはやはり2000m付近で滞留していたようです。
木製階段のビクトリーロードを越えて
2018年08月26日 07:12撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:12
木製階段のビクトリーロードを越えて
最初の祠を過ぎます(ここが山頂かと思ってしまいました)
2018年08月26日 07:18撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:18
最初の祠を過ぎます(ここが山頂かと思ってしまいました)
四阿山山頂(2354m)、到着です
2018年08月26日 07:19撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:19
四阿山山頂(2354m)、到着です
南側は浅間山、その奥に八ヶ岳。八ヶ岳北端(写真右側)にうっすらと見えるのは仙丈ケ岳!
2018年08月26日 07:18撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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南側は浅間山、その奥に八ヶ岳。八ヶ岳北端(写真右側)にうっすらと見えるのは仙丈ケ岳!
さらに浅間山のすぐ隣奥には妙義山。さらに西側(左側)奥は榛名山ですね
2018年08月26日 07:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:20
さらに浅間山のすぐ隣奥には妙義山。さらに西側(左側)奥は榛名山ですね
北東は白根山方面
2018年08月26日 07:59撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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北東は白根山方面
北西側にうっすらと見える妙高山、火打山、
2018年08月26日 07:21撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:21
北西側にうっすらと見える妙高山、火打山、
白馬岳をはじめとする北アルプス北部の山々は雲の中
2018年08月26日 07:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 7:20
白馬岳をはじめとする北アルプス北部の山々は雲の中
そしてなんと富士山も
2018年08月26日 07:23撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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そしてなんと富士山も
最高のモーニングコーヒーでした
2018年08月26日 07:49撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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最高のモーニングコーヒーでした
ナナカマドの赤い実が秋を感じさせてくれます
2018年08月26日 08:02撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 8:02
ナナカマドの赤い実が秋を感じさせてくれます
根子岳に向かいましょう
2018年08月26日 08:13撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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根子岳に向かいましょう
大樹が朽ちても小さな命の床となる、
2018年08月26日 08:30撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 8:30
大樹が朽ちても小さな命の床となる、
そんな営みを感じることができました
2018年08月26日 08:32撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 8:32
そんな営みを感じることができました
大スキマまで下ると、垂涎の予感が
2018年08月26日 08:36撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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大スキマまで下ると、垂涎の予感が
来てよかった・・・!
2018年08月26日 08:38撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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来てよかった・・・!
四阿山と並ぶと猫の耳に見えることから"猫嶽"と呼ばれ、転じて今の根子岳になったそうですが、こうやって見ても猫耳に見えますね
2018年08月26日 08:38撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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四阿山と並ぶと猫の耳に見えることから"猫嶽"と呼ばれ、転じて今の根子岳になったそうですが、こうやって見ても猫耳に見えますね
振り返って四阿山。逆光にもなるためやはり反時計回りがオススメ
2018年08月26日 08:41撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 8:41
振り返って四阿山。逆光にもなるためやはり反時計回りがオススメ
しばらく撮影に没頭して足が進みません
2018年08月26日 08:50撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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しばらく撮影に没頭して足が進みません
それなりの斜度ですが、この光景ゆえにまったく疲れを感じさせません
2018年08月26日 08:52撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 8:52
それなりの斜度ですが、この光景ゆえにまったく疲れを感じさせません
ヤマハハコ
2018年08月26日 08:54撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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ヤマハハコ
マツムシソウにてお食事中のベニヒカゲ
2018年08月26日 08:55撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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マツムシソウにてお食事中のベニヒカゲ
こういう絵も撮りたかったので
2018年08月26日 08:56撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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こういう絵も撮りたかったので
2018年08月26日 09:01撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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岩稜帯。鬼の遊び場と呼ばれています。赤茶けた岩が多いのでここは赤鬼テリトリーかな
2018年08月26日 09:00撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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岩稜帯。鬼の遊び場と呼ばれています。赤茶けた岩が多いのでここは赤鬼テリトリーかな
ゆえに"オニ"ヤンマ!?(・・・ではないけど)
2018年08月26日 09:04撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 9:04
ゆえに"オニ"ヤンマ!?(・・・ではないけど)
苔がまとわりつくこの辺りは青鬼テリトリー
2018年08月26日 09:14撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 9:14
苔がまとわりつくこの辺りは青鬼テリトリー
今回唯一出会えた開花したエゾリンドウ。嬉しい^^
2018年08月26日 09:07撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 9:07
今回唯一出会えた開花したエゾリンドウ。嬉しい^^
根子岳に到着しました。バックに四阿山
2018年08月26日 09:22撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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根子岳に到着しました。バックに四阿山
こちらも素晴らしい眺望。この後大勢の団体さんとすれ違ったので、山頂は大混雑だったことでしょう・・・
2018年08月26日 09:23撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 9:23
こちらも素晴らしい眺望。この後大勢の団体さんとすれ違ったので、山頂は大混雑だったことでしょう・・・
方位盤には"猫嶽"の文字が。明治まではそう呼ばれていたそうです。
2018年08月26日 09:33撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 9:33
方位盤には"猫嶽"の文字が。明治まではそう呼ばれていたそうです。
ナントここで無線機のバッテリーが0%に。交信できず下山することにしました。
2018年08月26日 09:33撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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ナントここで無線機のバッテリーが0%に。交信できず下山することにしました。
もう秋の雲ですね。
2018年08月26日 09:42撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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もう秋の雲ですね。
はじめましてのハクサンフウロ。可憐です
2018年08月26日 10:33撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 10:33
はじめましてのハクサンフウロ。可憐です
菅平牧場に戻ってきました。駐車場近くに牛さん。売店で買った美味なソフトクリームは彼らの恵み
2018年08月26日 10:33撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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8/26 10:33
菅平牧場に戻ってきました。駐車場近くに牛さん。売店で買った美味なソフトクリームは彼らの恵み
撮影機器:

感想

 週末金曜から日曜は嫁さんと子供達はジジババ&親戚家族と伊豆へ。私は金曜は仕事が入ってしまったので旅行には行かず、土曜日曜の二日間はフリーとなりました。なんだか最近はこうやってチビ達と強制的に離されないと、ソロで登山に行くのが少々後ろめたくなるのは子連れ登山あるあるでしょうか??

 せっかくの機会なので去年悪天候にてキャンセルとなってしまった白馬岳一泊テント山行を考えていたのですが、台風の影響で白馬岳は大荒れの予報となりまたしてもキャンセル。とはいえ中部山域はどこを見ても悪天候・・・。SCWを眺めていると午前中だけ雲が晴れていたのが四阿山近辺。少々博打でしたが一縷の望みに賭けて菅平高原に向かいました。

 花の百名山でもあるお隣の根子岳も登りたかったので周回ルートを考えましたが、標準CTでも6時間はかかるので、午後の雲行きや蒸し暑くなる前に下山したかったことも踏まえて夜明け前から入山しました。

 登山道に入ると待ち構えていたのは水分たっぷりの藪こきの洗礼!雨後ということもあったためもうびっしょり。持参した交換レンズもケースは完全防水ではないため不安になり序盤から精神ケズられました。それでも小四阿直前あたりから後方の視界が開け、マツムシソウをはじめ多くの高山植物を目にすると精神的な負担は楽になりました。

 中四阿を過ぎたあたりからガスが出始め猛烈に嫌な予感がしましたが、結局このガスは2000m前後のみでの滞留だったため、山頂では見事な360度の絶景を拝むことができました。当初登る予定だった白馬岳も完全に雲の中。前日車中泊をした際には北アルプス北部でかなりの頻度の稲光を目にしたので、結構な荒れ模様だったと思います。こっちに来てよかったー

 根子岳に向かうには一旦大幅に高度を下げ登り返すことになります。「背丈の高い濡れた笹薮」とこの「登り返し」はチビワンの大敵なので、彼と来るのは暫く先になるだろうなぁなどと思いながら下りました。

 一旦高度を下げ切ると、垂涎の野原。大菩薩峠から大菩薩嶺への登りのような気持ちのいい登山道で、本ルートの肝といってもいいくらいの素晴らしい場所で、撮影が止まらずなかなか進みません。レンズ交換頻度は体感上過去最多。サブ機が欲しいくらいでしたね。

 根子岳直前の「鬼の遊び場」は切り立った岩が乱立する岩場です。どうもストックとザックが置かれたまま、崖下(?)でペットボトルが散乱(?)しているという通報があったらしく、下山前には救助ヘリが近辺をホバリングしていました。私が下山したときにはちょうど捜索隊の方々が入山するところでしたので、現場の状況を軽くお伝えし、写真などを数点お見せしました。まぁあまり役には立たなかったと思いますがw
滑落だったのかも含め、真相は今でも謎ですが、何事もなかったことを祈ります。

 根子岳は四阿山と違って人で溢れていました。この日は団体さんが非常に多く、日体大付属の中学生(高校生?)、地元の小学生の団体さんが登っていました。地元に人気のお山なんでしょうね。軽装過ぎるだろ!?とツッコミたくなるコ達もいましたが・・・。

 撮影しながらだったので結構時間を取られた気もしましたが、それでも暑くなる11時前には下山できました。温泉に向かう頃には山頂付近でもだいぶ雲が多くなってきたように見えましたので、夜明け前から入山して正解でした。白馬岳に登れなかったのは残念でしたが、今回は天候の読みが功を奏し自分でも大満足。やっぱりお山はいいなぁと改めて実感できた山たびでした。

 今年四阿山は開山1300年を迎えたそうです。1300年という長い年月を経てそういった歴史が守り伝えられてきたことに驚きと尊敬の念を抱きます。四阿山だけでなく、登山を支えてくれる多くの方々に感謝です。



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コメント

パパさんも夏休み(^^)
shoytomoさん、こんにちは♪

久々のソロですよね?
いつもはチビくん達の笑顔いっぱいの楽しいレコですけど、
やっぱりソロだとshoytomoさんワールドな詩的で美しいお写真がたくさんで、
心が洗われるようです(*´Д`*)
空はすっかり秋の気配ですね〜。
紅葉も少しずつ始まっているようですね。
2018/8/28 18:50
Re: パパさんも夏休み(^^)
suekさん、いらっしゃいませ!ポエミーshoytomoです

久しぶり・・・ホント久しぶりですね。
ちょっと抜け駆けのエクストリーム登山やシンデレラ登山もありましたが、
じっくり楽しめるソロ登山というのは・・・えーっと・・・あぁ、一年前の北岳でしたcoldsweats01

チビワンにお留守番させて「パパお山行ってくるね」なんて言ったら絶対一緒に行くと
言いそうなので(それはぞれで嬉しいのですが)こんな状況になった以上じっくりと
堪能してまいりました^^

実は来月も中旬にソロ縦走を予定しているのですが、天候に恵まれればいいなぁと
願ってやみません。。。

南関東のお山も秋らしくなったらまた子供たちと一緒にお山歩きお付き合いください!

いつもコメントありがとうございます
2018/8/29 17:16
素晴らしい大展望!
四阿山は未経験ですが、とっても素晴らしい展望の山なんですね!
空がとってもキレイで印象的です。
子連れの登山も楽しいですが、やっぱりたまには本格登山もいいですよね。
というか・・・子連れ用の山ばかりだと、すっかり身体がなまってしまうのを実感してしまいます。
shoytomoさんの記事は、登山の情報が多くて毎回とても参考になっています。
私もいつかこのコースで登ってみたいですね。
2018/8/29 18:42
Re: 素晴らしい大展望!
Hideさん こんにちは!
ご訪問&コメントありがとうございます^^

四阿山、私も初めての登頂でしたが、期待値を大幅に上回る素晴らしいお山でした。
なにせこの山域まで来るということ自体がレアケースでしたので、より嬉しかったですね。

仰る通り、子連れ前提で選んだ山ばかり上っていると本当に子連れ登山向けの体になってしまいますよね。今回改めてそれを実感いたしました
一度子連れ登山の楽しみを知ってからはすっかり子離れができなくなってしまった愚かな親です。なので今回みたいに強制的にソロ登山にもつれ込んだのは幸運でした

なかなかソロで登る機会を得るのは難しいかもしれませんが、Hideさんもいつかぜひ、
この可憐な花々に囲まれた絶景のお山、歩いてみてくださいねhappy01
2018/8/30 14:45
久々のソロでしたね!
shoytomoさん、こんにちは!

久々のソロは楽しくもあり、少し寂しさもあったのではないでしょうか!
ここやったら子供も歩ける、、ここは頑張らないと難しそうとか、、結局半分下見みたいになっちゃうんですよね〜(^.^)
四阿山、いってみたい山のひとつです。

上田に観光セットで行ってみたいのですが、嫁の許可が下りるかどうか。。

根子岳の件、事故かどうかはわかりませんが、何事もなかったら良いですね。
お疲れさまでした!!
2018/9/2 10:45
Re: 久々のソロでしたね!
zenpさん こんにちはー
コメントありがとうございますhappy01

そうそう、考えちゃうんですよねー子連れだったら○○だろう、みたいな
いずれは一緒に歩いてみたいなとは思いますが、まだまだしばらく先になりそうです。
そもそもこのあたりはもう日帰りだとアプローチだけでも疲れちゃいますしね。
一泊するくらいならもっと近場でテン泊でも、とか思っちゃうわけです。

お隣の根子岳は本当にファミリーハイクにはもってこいのお山でしたが、さすがは四阿山、登り応えは十分ででした。百名山の肩書は伊達ではありませんね

県警の週報によれば根子岳の件は特に発表がありませんでしたね。
未解決なのか事故ではなかったのか・・・
気になるとことではありますが、私としては長野県警山岳救助隊の方々とお話ができた時点でテンションupupでした
2018/9/2 18:48
素敵な大人の山旅
shoytomoさん、おはようございます。

久しぶりのソロ〜子連れとは全く違う空気感が漂ってきました。
こんな大人なソロ、私には出来ないなぁ〜笑
四阿山は、ひそかに思いをよせておりましたが
なかなかアプローチからして遠のいてしまってました。
開山1300年ですか〜こういう信仰が深いお山は
そこにいるだけで心が洗礼される気持ちになるので、ソロ向きかもしれませんね。
勝手にですが、これを機に子連れ登山がパワーアップしそうな予感すらしました。
2018/9/4 10:11
Re: 素敵な大人の山旅
hoshinoさん こんにちは
コメントありがとうございます^^

ソロらしいソロは本当に久しぶりで、「どんな感じで登ってたっけ?」とか思いながら歩かせてもらいました。やっとペースを掴みだしたころにはもう下山、みたいな
今週末には夏休みを頂いていて、年に1回あるかないかのソロ縦走ですshine天気も心配ですが、それ以上に体力が心配です。。。

四阿山と根子岳、どちらもそれぞれ良いお山でしたがそれぞれ対照的でした。
開山1300年という歴史を持つ四阿山はその重さが山容にも表れていて、荘厳さを感じさせてくれましたが、一方で根子岳は登りやすく解放感があってファミリー向けのオープンなお山という感じでした。この二つのお山を繋ぐ稜線にはそのどちらの要素も含まれていて、本ルートのキモでした
アプローチはやはり・・・日帰りでこの移動時間を使うのであれば、どこか近くのお山に充当したくなるくらいですね

根子岳はともかく、四阿山は子連れで行くには明らかな壁を感じました。
もう数年あとのお楽しみとして、大事に温めておこうかと思います^^
2018/9/4 15:20
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ハイキング 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
根子岳~四阿山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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