甲斐駒ヶ岳（南アルプス遠征1日目）

2018年08月26日(日) [日帰り]

• GPS: 08:03
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,246m
• 下り: 1,201m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:03

6:24 仙丈ヶ岳二合目登山口
6:31 6:31 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
7:00 7:01 仙水小屋
7:29 7:30 仙水峠
8:45 8:47 駒津峰
9:06 9:06 六方石
9:56 10:26 甲斐駒ヶ岳
10:43 10:43 駒ヶ岳神社本宮
11:13 11:33 摩利支天
12:05 12:06 六方石
12:30 12:42 駒津峰
13:14 13:14 双児山
13:20 13:22 双児山南峰
14:26 14:26 北沢峠 こもれび山荘
14:27 ゴール地点

天候

晴れ☀　時々強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・自宅〜仙流荘　マイカーで630km
・仙流荘〜北沢峠　南アルプス林道バスで55分（片道1340円）
　※バス時刻表では1日4〜5便ですが，繁忙期は臨時便を随時運航していました

コース状況／危険箇所等

〇北沢峠→長衛小屋→仙水峠→駒津峰
　仙水峠から駒津峰までは急坂で疲れます。
〇駒津峰→甲斐駒ヶ岳
　大きな岩を越えていくような登山道です。六方石という巨岩のあたりを境に花崗岩に変わります。六方石から巻道と直登コースに分岐します。直登コースはバリエーション扱いで,岩登りが楽しいが下りに使うのは怖い感じ。巻道は砂礫がザレた道でスリップに注意。
摩利支天の道は東壁が切れ落ちてる場所だけ注意。
〇駒津峰→双児山→北沢峠
　双児山から樹林帯に入ります。コメツガ林の急坂をジグザグに下る道で危険個所なし。

その他周辺情報

宿泊した「北沢峠こもれび山荘」は予約制で繁忙期にも関わらず快適に過ごせました。１階はカーテン仕切りの個室みたいな作り，2階は大部屋らしい。

写真

8/25 16:59

「仙流荘バス営業所」に前日入り。翌日に備え往復分の切符を購入し登山届も提出しちゃいます。

8/25 17:00

車中泊に嬉しい立派なトイレ付。なんとウォシュレットまで完備でした。トイレ前に「空缶回収マシン」があるのも助かります。

8/26 5:06

当日「5時30分の始発便」に乗ろうと45分前に行ったらごらんの大行列でした。これでも何とか6台目のバスに乗ることができた。（バスは10台・定員28人なので280人以上の時はピストン輸送になるそうです。この日は延べ12台，多いと30台だとか...）

8/26 5:09

鋸岳のモルゲンロート

8/26 5:08

定刻は5時30分ですが20分程前から運行が始まりました。

8/26 5:26

定員28人補助席まで満員です。
運転手さんが観光ガイドのように色々説明してくれました。

8/26 6:09

北沢峠まで50分ほど揺れて到着

8/26 6:09

バス停前の「北沢峠こもれび山荘」にチェックインし，荷物を軽くしてから出発します。

8/26 6:30

長衛小屋通って北沢を遡上し仙水峠を目指します

8/26 6:29

週末なのでテン場もぎっしり

8/26 6:40

北沢には砂防堰堤がたくさんありますが水が綺麗で驚きました

8/26 6:49

8/26 7:01

仙水小屋が最後の水場
通年営業らしいが冬はどこから来るのか？

8/26 7:07

コメツガの美林を登っていきます

8/26 7:08

日本庭園のような苔
私コケが好きなんです

8/26 7:10

駒津峰周辺は岩だらけです
道にもゴ−ロゴロ

8/26 7:29

仙水峠　ここから本格的な登り坂になる

8/26 8:12

仙水峠から駒津峰まで標高差500m
登るごとに眺めが良くなる

8/26 8:20

岩だらけの坂道

8/26 8:26

坂の途中で鳳凰山と富士山

8/26 8:27

摩利支天も見えてきた

8/26 8:27

駒津峰に到着
仙丈ケ岳が綺麗に見える

8/26 8:43

中央アルプス

8/26 8:43

御嶽山

8/26 8:43

手前が栗沢山で奥が北岳

8/26 8:43

左から北岳・間ノ岳・塩見岳

8/26 8:48

駒津峰から甲斐駒ヶ岳を目指します

8/26 8:49

北アルプスは雲で見えませんでした

8/26 9:09

六方石前に「八合目」の看板が
（他に何合目ってあったかな？）

8/26 9:04

甲斐駒ヶ岳
ピラミッドみたいです
どこから登るの判りません

8/26 9:11

後は赤ペンキのマークをたよりに「直登コース」から登ります

8/26 9:14

岩登りは楽しい
途中2.3個所厳しいところが有りましたが3点支持で登れます

8/26 9:36

楽しいけど息切れするのは標高のためかそれとも運動不足？

8/26 9:49

岩と砂地が混ざった面白い山

8/26 9:49

山で砂がザレてるのは初体験です

8/26 9:59

甲斐駒ヶ岳2967mに到着！！

8/26 10:00

神社かな？
山頂には様々なモニュメントがありました
（墓石みたいなものまで...）

8/26 10:05

恒例の三角点タッチ

8/26 10:11

仙丈ケ岳をバックに記念撮影

8/26 9:59

鳳凰三山

8/26 10:35

奥には富士山
地蔵のオベリスクも見えました

8/26 9:59

南アルプス　北岳・間ノ岳・塩見岳
何時か登ってみたいものです

8/26 10:00

黒戸尾根側　甲府盆地越しに奥秩父・奥多摩の山並み

8/26 10:35

8/26 10:00

八ケ岳もキレイに見える

8/26 10:01

南側から見るとやっぱり赤岳が一番高いね

8/26 10:36

霧ヶ峰　車山

8/26 10:37

金峰山の五丈岩がぽちッと見える

8/26 10:43

名残惜しいですが下山します

8/26 10:51

白砂と花崗岩の道

8/26 11:52

巻き道側の標識は判りやすい
これイイです

8/26 11:02

時間に余裕があるので摩利支天にも行ってみる

8/26 11:13

途中危険個所が1か所
東壁が切れた岩場を通過します

8/26 11:14

摩利支天に到着
仏教的な構造物が新旧いっぱいありました

8/26 11:38

ここからの甲斐駒もなかなか良い

8/26 11:58

巻き道に戻る
天気が良くて雷鳥は隠れているようです

8/26 11:58

駒津峰へと引き換えします

8/26 12:06

六方石を境に地質が変わるのが素人の私でも判る

8/26 12:10

砂礫の無い岩道を引返す

8/26 12:22

けっこう大変

8/26 12:32

駒津峰で休憩
天気が良くて暑いけど風が強めなので救われます

8/26 12:31

（望遠で）北岳

8/26 12:31

（望遠で）間ノ岳

8/26 12:30

（望遠で）地蔵岳

8/26 12:50

双児山と仙丈ケ岳を見つつ下山します

8/26 14:19

コメツガの道をジグザグと下る

8/26 14:29

そして北沢峠に無事ゴール

8/26 14:30

本日の宿「北沢峠こもれび山荘」に泊まり翌日の仙丈ケ岳に備えます

8/26 15:06

いい雰囲気のまったりした時間が過ぎていく

8/26 15:06

自分へのご褒美　地ビールの「アンバーエール」
最高の味でした

8/26 17:38

1階の2段ベットはカーテンで区画され読書灯まであり最高でした。あまりに快適で夕食後すぐに爆睡...zzz

撮影機器：

COOLPIX P510 ニコン

AQUOS ZETA SH-01H docomo シャープ

感想

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岩手からの車中泊遠征も今年6回目。

　今回は南アルプスということもあり北沢峠を起点に甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳を2日がかりで登ることにしました。事前に「北沢峠こもれび山荘」なら1人でも快適に泊まれそうだと思い先月に続き2度目のソロ営業小屋泊を敢行。

　仙流荘に前乗り車中泊し5：30の始発バスより十分余裕を持ってバス停に向かったのですが，暗闇の中に長蛇の列。驚きでしたが前日に切符の購入や登山届の提出を済ませておいたのがラッキーでした。案の定，定刻前20分前にバスが運行を開始します。10便で乗り切れないときはピストン輸送になるらしいのですが何とかマイクロの6便目乗れました。

　北沢峠到着後，こもれび山荘に不要な荷物を預けてから長衛小屋・仙水峠を経て甲斐駒ヶ岳を目指します。台風20号が通過したばかりで山の天気予報が悪かったのですが，どっこいバッチリ晴天です。時折強風が吹くものの涼しくてちょうど良かったです。
　山頂からの眺望は（北アルプス以外）最高でした。富士山・鳳凰三山・北岳・間ノ岳・塩見岳・空木岳・木曽駒・御岳山・八ヶ岳　などなど　こうして未踏の山を眺めるとまた次の山行を考え始めてしまう。
　雷鳥さんに会いたくて摩利支天へ行ったり時間かせぎをするものの，あまりに天気が良くて出てくる気配もありませんでした。
　その後はさっさと下山して，こもれび山荘イチオシの生ビール「南信州アンバーエール」を堪能。カプセルホテルばりに快適な1階の寝所を割り当てしていただき，夕食後はしっかりと休み翌日の仙丈ケ岳に備えました。

（翌日につづく）