雲取山 三峰より テント泊

2018年09月08日(土) ~ 2018年09月09日(日)

• GPS: 12:32
• 距離: 21.0km
• 登り: 1,958m
• 下り: 1,922m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:14

距離 9.3km 登り 1,306m 下り 522m

8:58 三峯神社バス停
9:22 9:23 妙法ヶ岳分岐
10:38 10:39 地蔵峠
10:43 霧藻ヶ峰
10:51 10:52 霧藻ヶ峰休憩舎
11:04 11:18 お清平
12:15 12:17 前白岩山の肩
12:39 12:41 前白岩山
13:14 13:16 白岩小屋
13:49 13:51 白岩山
14:38 14:42 大ダワ
15:12 雲取山荘

2日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 2:53
• 合計: 7:53

距離 11.7km 登り 663m 下り 1,419m

4:25 雲取山荘
4:47 5:24 雲取山
5:52 5:53 雲取山荘
6:00 7:55 テン場
8:07 8:08 大ダワ
9:11 9:13 白岩山
9:27 9:29 白岩小屋
9:51 9:53 前白岩山
10:04 10:06 前白岩山の肩
10:40 10:45 お清平
11:06 11:08 霧藻ヶ峰休憩舎
11:12 11:13 霧藻ヶ峰
11:17 11:18 地蔵峠
11:59 12:01 妙法ヶ岳分岐
12:18 三峯神社バス停

天候

1日目　曇り／晴／雨少し　（夜間時折軽い雨・テント内20度）
2日目　ガス→曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三峰駐車場　￥510　バス発着場のため整備されたトイレあり

コース状況／危険箇所等

・急登・危険個所なし。
（冬季：芋の木ドッキからオオダワヘのトラバース道は凍結のため
アイゼン必要）
・ほとんどが樹林帯歩き。

＜雲取山荘＞http://kumotorisansou.com/kumo_hp_3.htm
・収容人員200人（素泊まり￥5300・炊事場あり）
・テン場50張（￥500）
・水（無料）豊富
・水洗トイレ（土足厳禁）

＊テン場を利用してみて
50張ということですが平地はわずか傾斜が伴う場所が多く50は晴れない気がする。テン場最後尾、雲取ヒュッテ方向へ行ったところに平坦地あるが
山荘トイレ・水場には遠くなる。
　

写真

9/8 9:00

右手上段の駐車場。この奥左に登山口への通路あり。
奥に見えるのは雲取山。今日が初のファイントラックのクロノパンツ。涼しく動き易いけど幅が広くてダボダボしすぎ。　

9/8 9:01

登山口へ。あと少しするとススキも見ごろ。

9/8 9:11

奥宮の鳥居をくぐると、登山届ポストと登山者数取機。

9/8 10:03

歴史を感じる炭焼平

9/8 10:42

地蔵峠の分岐を右。雲取山へ

9/8 10:52

立派なモニュメント：昭和8年8月18日に秩父宮様が登山されました。

9/8 10:52

整備された登山道

9/8 10:53

モニュメントのすぐ先に霧藻ケ峰。閉鎖中の小屋とベンチがある。
霧藻ケ峰：通称燕岩と呼ばれていたところを秩父宮様が命名されたもの

9/9 11:08

小屋の軒先に張られたお知らせ。

9/8 11:08

お清平：悲愛に泣いた炭火の娘お清の物語から？

9/8 12:06

この花がこの辺りだけにいくつか見られました。初めて見る花で 調べたけれど名前がわかりません。
＊花にも詳しいbicycle さんが教えてくれました。絶滅危惧種のひとつでシラヒゲソウだそうです。

9/8 12:20

前白岩の肩
木標など目印になりものが手頃な間隔でやってくる

9/8 12:39

前白岩

9/8 13:10

閉鎖で荒れてしまった白岩小屋。

9/8 13:11

小屋の西側にはかつてのテン場？（5〜7張）

9/8 13:11

ここからは和名倉山の展望がいいが・・・

9/8 13:11

今日は見渡せる山の頂上付近は全て雲に覆われている。

9/8 13:15

小屋の窓から中をのぞくと　Dam「緊急の時には避難できそう」

9/8 13:54

白岩山は展望なし

9/8 14:00

芋ノ木ドッケ：コシアブラの木の多い尖った峰

9/8 14:00

親切な看板

9/8 14:22

トリカブト

9/8 14:40

オオダワ。ここが鞍部で男坂と女坂の分岐。指導員風の方が男坂へ。私たちも進むと、室の中にヒカリゴケがあるよと教えてくださいました。

9/8 14:52

わぁ〜！！光ったよ
（中央小さい丸い緑）

9/8 14:55

ここにも！！
（実際はもっと光っています。）

9/8 14:59

オロオソロシ沢の時のような山肌

9/8 15:09

閉鎖された雲取ヒュッテ　中には綿毛が飛び散った布団などが散乱

9/8 15:09

昭和61年（1986年）頃までは営業していたようですが・・・

9/8 15:10

ここはヘリポートかな？小屋からは少し遠いけどテン場最適地。

9/8 15:23

登山道脇のテント場を進むと雲取山荘。テン泊一人500円

9/8 15:23

小屋前の水場

9/8 15:24

飲料可。冷たくおいしい。隣には綺麗なトイレ（小屋泊兼用・水洗・土足厳禁）

9/8 16:15

直前に決まったテン泊だけど　ゆるゆる登山だからできる手作り料理を‼　久々だね。2年前に買ったナイフ。初めて使ってみると　切れること切れること。ゴーヤは塩もみして茹でる。　

9/8 16:49

ゴーヤとツナ・鰹節のマヨネーズ和え。野菜を取り入れたかったし、この苦みが疲れに効く⁈

9/8 16:56

それと　コロッケビーフカレー・春雨白濁スープ

9/8 17:19

食後のコーヒーがゆっくり飲める状況の登山は何年振りか・・・

9/8 18:15

夕方から少し雨もパラついたけど、それでも土日とトータル的に一番天気条件にいい雲取山を今回にして大正解

9/8 18:17

18時　テントはほぼ満杯。傾斜のきつい所も埋まっていました。

9/8 18:20

「あらまあ！偶然！」「ここしか天気よくないから・・・」
・・・という会話が聞こえてきました。考えることはみな同じ。

9/9 4:27

＜2日目＞　
日の出時刻は5：13
夜はテント内20℃。薄手のシェラフのジッパーを外し掛布団状態で快適でした。3時半起床。霧雨のようなガスの中4:20出発.

9/9 4:23

4：23　森林越しに見える光？　なぜか東の空から光が・・？

9/9 4:32

山荘先の階段から登っていく。出発準備をしている小屋泊の人が何人かいました。

9/9 4:53

急登もなくほどなく山頂。

9/9 4:54

4：54　雲取山山頂　2017m
すでに好青年1人が 日の出を待っていました。南から、北から、10名ほどになりました。

9/9 5:13

5：13　ガスはかかっていても赤く染まる
東側

9/9 5:17

西側もほんのりピンク。周囲の山々は見えません。

9/9 5:19

南側にある避難小屋を見学に

9/9 5:20

小屋内。昨夜は ほぼ満員かな？ トイレは近くにあります。

9/9 5:47

引き返す途中、森林越しに黄色い太陽が

9/9 5:52

雲取山荘の初代管理人　富田治三郎氏のリリーフ。

9/9 6:42

6時。テン場に戻ったら簡単な朝ごはん。山菜ごはんのおにぎりに味噌汁。食後にはコーヒー。ゆっくり撤収して7:55下山開始。

9/9 8:53

下山中の花　
ミヤマダイモンジソウ

9/9 9:00

石灰岩の岩壁がたくさん。

9/9 11:00

陽射しの届く原生林の中を通る登山道。

9/9 11:09

昨日より天気がいい霧藻ケ峰

9/9 11:09

9/9 11:12

上空はいい天気だけど

9/9 11:16

雲が多くて両神山の上部は見えない。

9/9 12:09

前方に急に霧が発生。幻想的

9/9 12:12

ひと風吹いたら　すっと霧が流れ去っていきました。

9/9 12:20

＊＊おまけ＊＊
まだ早いので三峰神社へ。後方には歩いた稜線が伸びています。
白岩山・雲取山

9/9 12:43

写真はここまで。なんと、ここの階段で足を滑らし持っていたカメラを放り投げ石段に落下。壊してしまいました。　弁償しなきゃ（pi-ti）　

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

DSC-RX100 SONY

PlayMemories Home SONY

装備

備考

シェラフ：イスカ　ネオエアー150X（360ｇ）予備にSOL
ダウン・ズボン：mont-bellプラズマ1000 130g・サマーラップパンツ207ｇ
テント：雨に備え　横出入口で前室の広いニーモ

リック重量　Dam 12キロ　pi-ti 11キロ

感想

pi-ti

2018年9月6日北海道南西沖地震で多くのかけがえのない人々が
犠牲になったことに心よりお悔やみ申し上げます。


＜Damstar・pi-ti＞
先週末に引き続き全国的に天気が悪くいきたい方面の沢は全滅。
今週は3連休のため無駄にしないためにも土日と比較的天気のよさそうで
まだ行ったことがない雲取山テント泊を　前日になってようやく決めました。

東京都・埼玉県・山梨県の境界にあり、標高が2017mなので2017年の登山で
人気なのは知っていましたが、この日もたくさんの方が登られていました。
調べてみると、3県を登山口として沢山のコースがあることにびっくり。
このコースは、森林歩きが殆どなので景色を見ながらの楽しみは期待できませんが、その分　所々に目印となるものが多くなだらかで整備された登山道なので
初心者や のんびりとテン泊を楽しむにはちょうどいい山だと思います。

山頂からの富士山は見られませんでしたが、日の出時間には 靄のかかっている
空が 赤く染まっっていく様がとても綺麗でした。
男坂のヒカリゴケも たまたま教えてもえたことで　観察できたので良かったです。

コメント

ばいしくる

シラヒゲソウ
名前が分からない白いモジャ公は、とても美しく人気のあるシラヒゲソウですね。
以前、釜川や餓鬼岳で見たことがありますが、基本的には希少種として嬉しい発見の部類ですよ😃

pi-ti

Re: シラヒゲソウ
byちゃん　教えていただいてありがとうございます (^o^)
けっこう時間かけて調べたんですが・・・　　流石です！！
珍しい花だったんですね。もっと写真撮りまくればよかったです。
そういえば、下山の時に、一眼レフでシラヒゲソウをじっくり撮影している人がいました。

レコ 追記させていただきますね。
ありがとうございました。

ふぉれすと

ニアミス？
いや、違うな（笑）
日曜日は長沢背稜（芋ノ木ドッケ辺りから東に延びてる尾根）からの尾根続きの川苔山にいたけど、自分が山頂に着いた頃はもうお清平だね〜

pi-ti

Re: ニアミス？
むん棒さん　そんなに近くにいらっしゃったんですね　(^^)/
念願のバッタリ　もう少しだったのに
むん棒さんが2017年の年初めに2017mの雲取山へ行かれたじゃないですか
登山口は違うけど　真似してみました。
それにしても秩父の山っていろんな山に繋がっているんですね。
樹林帯歩きが長いから雨が降ってもあんまり濡れないですね。

私ね、シラヒゲソウ見ちゃったんですよ〜。雲取山にあるのは珍しいみたいです。

コメントをありがとうございました。
（あとね、下の方はDBの岳人さんなんですよ）

ふぉれすと

Re[2]: ニアミス？
シラヒゲソウって珍しい花なんだね〜
名前も初めて聞きました＾＾
三峰からの道はずっと森の中で長く感じるよね〜
二年前に奥秩父縦走完結で歩いた時は雨でした＾＾；

デジブック
http://www.digibook.net/d/ac44c5d3b10b3c69ea85ce93a77a636d/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true

http://www.digibook.net/d/de04e3b3b14c1e606603c483cf72636b/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true

pi-ti

Re[3]: ニアミス？
秩父はむん棒さんの領域ですね。
歩きながら　山友とそんな話もしていたんです。
奥秩父縦走　アップダウンがたくさんあってきつそうですね。
　

tn3776

雲取山へご苦労様です
雲取山、テントを担いでの登山ご苦労様でした。今回は沢登りでなくて、最近雨が多いのでこちらの方が良かったと思います。途中ガスも出て天候も微妙な時もあったようですが、晴れ間もあって、景色もそこそこ見られて良かったですね。
pi-tiさんは手料理も得意なんですね。疲れを取る手料理もじゅうぶん心得ていて、美味しそうでした。
安全には配慮のうえ楽しい沢歩き・山登りを今後もお続け下さい

pi-ti

Re: 雲取山へご苦労様です
岳人さん　こんばんは。
せっかく富士山が見える山なのに　この日は全く見えませんでした。
でも、どこも天気が悪いのに雲取山にテン泊に行かれてよかったです。

でもね、おまけに行った三峰神社で山友のカメラを壊しちゃったんです。
私は転ばなくて済んだんだけどカメラは2ｍくらい飛んで行きました。

最近は雨続きですが　もうすぐススキの綺麗な季節になりますね。
私、ススキが好きなので　機会があったらDBにススキも入れてくださいね。
よろしくお願いします。

手料理ほめてくださってありがとうございました。