加賀白山プチ縦走（別当出合〜御前峰〜別山〜石徹白：北陸〜四国〜近畿大周回ツアー第1R）

1986年09月23日(火) ~ 1986年09月24日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 30.2km
• 登り: 2,359m
• 下り: 2,892m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:00

9:00 別当出合
9:50 9:55 中飯場
11:20 11:25 甚之助避難小屋
13:00 13:30 白山室堂
14:05 14:15 白山
14:40 14:45 白山室堂
16:00 南竜山荘

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:25

5:00 南竜山荘
6:20 6:25 天池
7:20 7:25 御舎利山
7:35 7:40 別山
9:00 9:25 三ノ峰
9:30 9:35 三ノ峰避難小屋
10:00 10:05 二ノ峰
11:20 11:25 銚子ヶ峰
11:55 12:00 神鳩ノ宮避難小屋
12:45 12:50 石徹白の大杉
12:55 石徹白登山口
14:20 白山中居神社
14:25 上在所バス停

天候

（初日）晴れ、（2日目）曇りのち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）金沢よりバスにて別当出合へ
（復路）上在所よりバスにて越美南線・美濃白鳥へ

コース状況／危険箇所等

基本的にルート明瞭、特段の不明・危険箇所等なし

写真

9/10 13:25

室堂より山頂方面を望む。快晴の空に、鮮やかな紅葉も一際映えてます！

9/10 13:26

雲一つない白山最高点、御前峰山頂に立つ。9月下旬、標高2,700m超の高山ながら、快晴無風の暑さに真夏のような出で立ち…。

9/10 13:26

山頂より剣ヶ峯〜大汝峰の頂稜部、これらに抱かれた池塘群を望んで。素晴らしい展望、長丁場の西日本名山ツアーの幕開けとしては上々です！

撮影機器：

SBM303SH SHARP

感想

さとなお

中秋の北陸〜四国〜近畿名山ツアー、今回は前週のように付き合ってくれる物好きなサークル同期・後輩もおらず、夜行急行で単身出撃。先週すぐお隣の荒島岳に登ったばかりですが、第1ラウンドは北ア以西の最高峰、加賀の名山・白山です。秋の連休ハイシーズンということで、別当出合までは直通バスでラクラク到達。観光新道で紅葉真っ盛り、多くのハイカーで賑わう室堂に登り着きます。ここで重いリュックをデポ、真夏のような半袖短パンの身軽な出で立ちで最高標高点の御前峰へ。午後になっても絶好の晴天、素晴らしい山岳展望に色鮮やかな紅葉も青空に映え、西日本ツアー1座目は大満足のうちに無事踏破。
　本来なら施設の整ったメジャーな室堂にて一泊したいところながら、営業小屋に泊まるには少々予算が不足、翌日の行程が長いことも考慮し、この日は無人の南竜山荘に宿泊。翌日は稜線にガスがかかる中、未明から出発。険しい稜線を越えて別山を踏み、三ノ峰まで辿り着いて振り返るといつしかガスも上がり、別山が堂々たる山容で望めます。ここから二ノ峰、一ノ峰、銚子ヶ峰と順調にピークを越えていくと、コースタイムもそこそこ短縮。頑張れば上在所から予定より1本早いバス（注：1日4往復…）に乗れるかも、とやおらスピードアップ。天然記念物の石徹白大杉の見物も早々に切り上げ、季節外れの暑さと闘いつつ登山口からの林道歩きを1.5倍速モードで歩き（小走り？）切り、上在所バス停へ多少の余裕をもって到着することができました。
　この日は国鉄バスで美濃白鳥へ、越美南線で母の実家・岐阜にて（酒をしこたま飲まされながらも）体勢を立て直し、東海道・山陽線鈍行を乗り継いで次なるターゲット、四国の山々に向かったのでありました（鉄道・路線バスは使ってますが、田中氏のグレートトラバースのミニチュア版のよう…）。