強行軍で仙丈ヶ岳
- GPS
- 06:45
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,274m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:43
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
南アルプスバスは始発の5:30利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バスターミナルに登山届の用紙とポストあり |
その他周辺情報 | 仙流荘日帰り入浴500円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
祝日に代休が取れたので妻を連れだって仙丈ヶ岳へ。
まだ結婚前から計画を立てていた山なので少ないチャンスを物にすべくやや無理なアクセスをした。
当日の深夜0:45帰宅、1:30出発、着4:30で休むまもなく始発バスのために4:45には並ぶ。
運転は妻がほぼしてくれたのでその間に私は仮眠をとり二人して眠い眠いといいながらのスタートとなる。
北沢峠につくまでバタバタだったのでこもれび山荘のベンチで持参した朝ごはんを優雅に食べる。足早に出発してゆく登山者を眺めてから始発バスのしんがりで入山する。
脚が退化していたのは認識済みなのでゆっくりのんびり歩き、それでも疲れがまとわりついてきた頃、小仙丈ヶ岳につく。ガスで真っ白な景色に溶け入るように登山者が沢山いたので我々は溶け入る前に次へ。
きっと晴れるよと妻。淡い期待はしなくていいよと私。二人のようやく叶うであろう仙丈ヶ岳登頂に太陽は微笑んではくれなかった。山頂では写真撮影で列をなし、次の人が前の人の写真を撮るという暗黙の撮影ルールにのっとり珍しく我々も記念撮影をガスに溶け入りながら行った。
トイレが近い私はひとます山荘まで下りることにしてそこで食事を取ることに。
眠気がだいぶ膨らんできたタイミングでガスがチラホラ晴れてくる。先ずは麓の街が、次は振り返って仙丈ヶ岳が、次は鋸岳が、とガスっては晴れ、を繰り返しながら徐々に景色が全貌を現し出した。
そしていよいよ甲斐駒ヶ岳!と言いたいところでなかなか取れない取り巻きの雲。強風がたまに吹くと寒さに勝てず下山を決意した。
それは裏切りか、はたまたプレゼントなのか下山しだした途端に甲斐駒ヶ岳の雲が晴れる。少し見晴らしの良いところでバッチリ甲斐駒ヶ岳を撮ったと喜んで振り替えるとそこにはカール地形と始まりだした紅葉を携えた仙丈ヶ岳が広がる。これでもう今回の山行は大正解と二人で喜びを分かち合った。
藪沢を下り出すと眠気に拍車がかかり千鳥足風に。危うい足取りをかろうじて救ってくれたのは常に眼前にそびえ立つ甲斐駒ヶ岳の勇姿であった。
太平山荘からの登り返しで最後の汗まみれとなり北沢峠に到着。連休で入山者が多かったので臨時便がどんどん出ていたので待ち時間のストレスも無いまま乗車。
あまりにも眠くそして中央道の30キロ渋滞にスイッチが切れ、双葉SAで寝待ちして感想を終える。
仙丈ヶ岳…計画したのはいつだったろう?
何パターンか作成してあったのだがとうに記憶も薄れて…というわりにはきっちり計画書作ってあって感心した、やるな自分。
もとい、誰かのレコからの情報のおかげです。
さてようやく機会に恵まれて…というよりは弾丸気味での登山。
深夜勤のbo-さんを助手席で寝かせるべく早寝して待ち、夜中のドライブは順調。
バスも始発に乗り込んで、雰囲気のよさげなこもれび山荘でおべんと朝食。
洒落っけのないメニューも美味しさプラスで、気分もプラスしてのんびり登った。
どうにもガスが多く、山頂は真っ白のままで到着。あきらめて下の小屋におりて昼食をとっていると、急に視界が開け出して…開ききらず!
寒さに心折れて進み出し、馬ノ背に乗ろうというところでようやくガスが流れてくれて見たかった景色に恵まれる。
色づきボケ気味のナナカマドだったが、日光でなんとも綺麗に輝いていた。
藪沢に降りていよいよ寝ぼけ眼の2人だったが、イケメンマッチョな甲斐駒ヶ岳を気付け薬にしてもうひと頑張り、無事下山も完了した。
女湯で言うのも失礼かもしれないがイモ荒い状態の入浴をさっとすませ、食事に移動、そして渋滞へと巻き込まれて連休がおわった。
次は甲斐駒ヶ岳に行きたい。
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