三ツ石山(松川温泉周回)【完璧なタイミングだった「本州で一番早い紅葉」】


- GPS
- 06:05
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 984m
- 下り
- 992m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:01
天候 | ・前日22(土)は夕方まで雨。駐車場で飲みながら本を読んでいると、18時半頃、パタッと雨も風も止んだ ・23(日)は朝から晴れているものの、1400m付近より上は雲が流れていて視界なし。それでも8時頃からは青色優勢の天気に。風は強いも気温は高いので、半袖で通せました |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▽松川温泉登山者用駐車場 ・最寄りのインターは東北道松尾八幡平ICになるかと思います。私はコンビニが近くにあることもあり、いつも西根ICを利用しています ・県道212号線を登っていくと、「地熱発電所」左折の看板があるので、そちらに向かいます ・すぐ右手に、トイレ付きの駐車場があります(源太ヶ岳・三ツ石山の反時計回りの場合はこっちをオススメ) ・そこから左下に下っていっても広い駐車場があります(源太ヶ岳・三ツ石山の時計回りの場合はこっちをオススメ) ・トイレ付きの駐車場から源太ヶ岳登山口までは、峡雲荘に向かってしばらく車道を歩き、県道212号線を横断した向かいにあります(写真参照) ・トイレはオート点灯式でとても綺麗。東北の避難小屋や駐車場のトイレ等はとても整備されていることが多い気がします。ありがたく、綺麗に使用するよう心掛けましょう ・トイレと反対側に停めましたが、ドングリやら枝やらがガツガツ落ちてきて車が多少心配でした。不安な方はトイレ側に停めたほうが良いと思います ・22日の16時前に着きましたが、先行2台のみ ・18時半頃に寝ましたが、その時点でも7台でした ・翌朝5時に起きると、駐車場から溢れ、路駐になっていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽松川温泉→源太ヶ岳 ・序盤は木道・石敷きの樹林帯歩き。滑る箇所が多いので注意 ・水場の水量は豊富です ・熊鈴は持参したほうがいいと思います ▽源太ヶ岳→小畚山 ・暫くは緩やかな稜線歩きで、小畚山の鞍部へ一気に下ります ・小畚山への登りはガレており、落石注意です ▽小畚山→三ツ石山 ・危険箇所はありません。涙なしには歩けない稜線 ▽三ツ石山→松川温泉 ・三ツ石山直下は猛烈に滑ります ・反時計回りとした場合、ちょうどリフトなどを使って登ってくる大集団とすれ違いになります。コースタイム以上を見ておいたほうがいいでしょう ・三ツ石山荘からも、松川大橋分岐付近まではとても滑りやすい ☆登山ポスト 見当たりませんでした |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ※福島県の温泉も含みます。入った順に記載 〜会津〜 ♨檜枝岐温泉 駒の湯 ・檜枝岐村で、燧の湯と人気を二分する温泉 ・循環ですがかなり溢れていました http://www.oze-info.jp/spot/komanoyu/ ♨早戸温泉 つるの湯 ・ナトリウム塩化物泉の掛け流し ・露天は狭いですが、只見川の流れが眼前に広がる絶景露天風呂です https://www.okuaizu-tsurunoyu.jp/facilities/ 〜八幡平〜 ♨松川温泉 松川荘 ・源泉掛け流しの硫黄泉 ・水の出る水道のみで、お湯は温泉のみとなります。峡雲荘も同じだったなー。ドライヤーはあります http://www.matsukawasou.com/pages/onsen.html ♨玉川温泉 ・言わずと知れた人気の温泉。八幡平エリアの温泉(蒸ノ湯、後生掛)よりもすいていた気がする ・駐車料金100円+入浴料800円と、少々お高め http://www.tamagawa-onsen.jp ☆飲食店 〜会津〜 ▽道の駅きらら289 ・この時期(10月末まで)は、南郷トマトを使用したトマトラーメンがおススメです ・施設内に温泉もあります http://www.kirara289.jp/meal/ ▽道の駅 尾瀬街道 みしま宿 ・桐製品や地元の野菜などが豊富です ・食事処(10時より)では、会津地鶏を使ったメニューが豊富 http://www.mishima-kankou.net/meal/ ▽吾妻PA(上り) ・「喜多方ラーメン会津屋」というラーメン屋でしたが、感動的に美味かった(胡麻味噌ラーメン) http://shusui.com/contents/code/shop03 〜八幡平〜 ▽紫波SA(下り) ・白金豚・牛タン・稲庭うどんなど、メニューが多く悩みます https://www.driveplaza.com/sapa/1040/1040346/2/shop_menu.html ▽岩手山SA(上り) ・こちらもメニュー豊富なレストランがあります https://www.driveplaza.com/sapa/1040/1040386/1/shop_menu.html |
写真
急遽予定を変更して、本拠地檜枝岐村で態勢を整えることにしました
「このキーホルダーはおいくらですか?」
「これは展示品で非売品なのですよ」
「そ、そうですか、、、」
「欲しいですか?ちょっと聞いてきますね」
売り物ではなく展示品でしたが、不憫に思えたのでしょうか、若女将特権で300円で販売して頂けました
感想
1週間ぶりの東北遠征。
本来は栗駒山と鳥海山を考えていたのですが、木曜の大阪出張が終電になってしまったこと、天気等を勘案した結果、2年ぶりにあの紅葉を鑑賞しに行くことに。
おそらく、この3連休の日曜がベストなタイミングのはず。
圏央道久喜白岡JCTのよく分からない工事で出鼻を挫かれ、本来は蔵王辺りでのんびり温泉でも入る予定だったのですがとてもそこまでは届かない。
で、どうしたかというと、先週宿泊したばかりの檜枝岐村にとりあえず向かうことに。
ここで休養し、万全の体制で三ツ石山を目指すことに。
檜枝岐・南会津の食や温泉を満喫し、もうここであと2泊くらいしようかとも思ってしまったが、やはり久しぶりあの紅葉を見たく、岩手県松川温泉までの大移動。
夕方に駐車場に到着した際には数台で拍子抜けでしたが、やはり「本州で一番早い紅葉」を楽しみにしていた方は大勢いらっしゃるのでしょう、5時起床時には路駐まで発生していました。
麓は晴れていたものの、標高1300m付近からは雲の中に入り、西からの突風に煽られ、東北の心地良さに感極まり、時に涙を流し、時に寒さに震えながら、源太ヶ岳・大深岳を通過。
と、その時、一瞬ではあったもののガスが切れ、小畚山の見事に色付いた山並みが目に飛び込んできた。
コレだよ。コレを見にここまで来たのだよ。
そこからは天気も良くなる一方で、小畚山から三ツ石山への超絶景稜線を泣きそうになりながら、いつも以上にゆっくり進む。
歩いてしまうのが勿体無い。ここでずっとこの景色を眺めながらお茶をしていたい。
そんな気持ちになるような最上級の稜線。
岩手山もその全容を現し始めた。
余談だが、一番登りたい山は「蝙蝠岳」だが、一番歩きたいコースはというと、「裏岩手縦走路」を真っ先に挙げる。
三ツ石山では大勢の方々が、この日を待っていたかのように大歓声を挙げている。
先週の東北旅行山行に引き続いての今回の三ツ石山。
東北には再訪したい山、登りたい山が沢山ある。
これからも通い続けるのでしょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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Kazuさん、おはようございます〜
トラブルがあったとはいえ、岩手に行く前にわざわざ東北道から遠い桧枝岐まで足を延ばされるとは、檜枝岐がよっぽどお気に入りなのですね
檜枝岐に泊ると翌日は思わずアイコマや燧や三岩に登ってしまいそうですが
檜枝岐周辺での車中泊ならミニ尾瀬公園が一番のお勧めでしょうか?
裏岩手は紅葉の季節に今一番見に行きたい場所です
こんなに時期が早かったのですね
車で行くには遠いので、来年のマイル旅行で計画しようかしら?
いつも素敵なレコをありがとうございます
檜枝岐情報を含めて今後の参考にさせて頂きます
FRE様、こんにちは〜
日帰りで裁ちそばを食べることのできる店が2件になってしまったのは残念ですが、この村では泊まってゆっくりしたいものですね。
車中泊でのオススメはやはりミニ尾瀬公園でしょうか。とても静かで良いです。
最近は道の駅ができて、トイレの電気もつくし色々と便利なこともあって、こっちにもよく泊まっています。
さて、三ツ石山ですが、来年の今の時期には是非登ってみて下さい!
三つ岩岳のようなしっとりとした紅葉ではありませんが、なにせ「本州最速」なので、秋を先取りできます。
裏岩手縦走路は本当に魅力的ですね。
私もいつの日か通して歩いてみたいと思っています!
コメントありがとうございましたー!
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