【1泊2日】北岳・間ノ岳
- GPS
- 11:59
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,344m
- 下り
- 2,332m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:08
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:07
また、稜線上は時折突風も吹き荒れ、体感気温が5℃くらいは軽く下がります。暴風とガスと雨で少しずつ内部が濡れ、かなり冷えました。
23日 北岳山荘〜間ノ岳 稜線上はやはり時折突風が吹きましたが、ルート上で危険な箇所はありません。
北岳山荘〜北岳 途中ハシゴなどの急登もありますが、危険な箇所はありません。
北岳〜小太郎山分岐 急傾斜と緩やかなトレイルのメリハリがある箇所です。天気が良ければ楽しい稜線歩きとなります。
小太郎山〜白根御池小屋(草スベリ) ほぼ一定勾配の傾斜です。
白根御池小屋〜広河原 樹林帯のトラバースから急傾斜に急転します。特に下りでは1000m程度下ってきたところになるため、足が残っていないと木の根や浮石などでつまずいたり転倒する恐れが高い箇所です。特に疲れに加え、変り映えのしないトレイルで集中力が切れやすい箇所になります。気を抜かず最後まで無事に下山しましょう。
天候 | 22日 広河原〜稜線は弱雨〜雨 稜線上 暴風雨・のち晴れ 23日 稜線〜広河原 快晴〜晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
AM5時10分 芦安発 乗合タクシー(1100円+協力金100円) AM6時03分 広河原着 23日(日) PM0時35分 広河原発 乗合タクシー(1100円+協力金100円) PM1時25分 市営芦安駐車場着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大樺沢ルートは降雨時は渡渉時に多少水位が上がりますが、通行に支障はありませんでした。しかし雨の状況により水位は変化するため、雨天時の通行は自己責任でお願いします。 |
その他周辺情報 | 北岳山荘 1泊2食付き8700円、宿泊者は水が無料でした。食事は入替制です。 屋内に自炊部屋があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
1年ぶりとなる泊まり山行。今回はひょんなことから知り合ったKさんをお連れする形に。今回初山小屋泊ということでしたが、鳳凰三山日帰り縦走を経験されているという、かなり体力のある方と一緒だったので、ペースメイクも様子を見ながらも自分に合わせてしまいました(汗)
予報では22日9時までは雨の予報でしたが、12時頃から良くなるということだったので、決行。某Y市の最寄駅で車に同乗し、芦安駐車場へ。
22日4時30分起床、朝食を済ませ、バス停へ。4時50分、9台口の9台目の9人乗り乗合タクシーの最後の客として乗れました。芦安5時15分発のバス停には長蛇の列となっていました。
広河原に着くとすでに多くのハイカーでにぎわっており、雨対策の装備を整え出発。
スタート時は空も比較的明るく、雨も弱い雨だったこともあり、予報通り上がると思い、大樺沢ルートを選択。増水による影響はあったものの、通行に支障はありませんんでした。風がなく暑かったのですが、8時30分頃から雨が強まり、獲得標高により気温も下がりました。雨具は着ているものの、汗冷えと雨水が内部にしみてきて冷えてきました。吊尾根分岐以降から、暴風でかなり冷えてきて、北岳山荘に到着する頃には冷え切ってしまった。稜線での暴風雨は予想していたけど、洗礼を受けました。
山荘で宿泊の手続き、着替え、昼食、乾燥室に濡れたものを乾かしに行き、一休み。
すると15時30分を過ぎた頃に外を見やると、晴れてる!
慌てて外に出ると北岳も間ノ岳も富士山も見えるほどに晴れ渡っていました。山の天気の変わりやすさを実感しますね。夕食後、夕日を眺め、星空まで堪能できました。山に泊まらないとみられない景色を存分に味わえました。
また、Kさんの誕生日を最高の形で締めくくれることができて何よりでした。
(心配していた山荘宿泊者の大混雑による布団1枚につき2人寝るという地獄は回避できました)
翌4時起床。朝食前に改めて満天の星空を堪能。朝食後、荷物をデポして間ノ岳へ。
5時34分に日の出を迎え、最高の一日のスタートを切る。ただ、下山までの行程が長いため、早めの行動を心掛けました。
間ノ岳から全方位の景観を楽しみ、北岳山荘に戻って荷物を回収して北岳経由で広河原へ。こんなに天候に恵まれる山行は初めてなくらいで、北岳からの下山は名残惜しい限りでしたが、先を見越して下ります。
稜線上は楽しい極上のトレイルを堪能しましたが、草スベリ以降は時折紅葉も楽しめましたが、風もなく暑かった。白根御池からも広河原までは標高差が700m程度とそこそこあるので、エネルギー補給をして最後の下りへ。
個人的にはこの下りが今回のルートで一番嫌なポイント。トラバースが終わると急傾斜がずっと続く。飽きる上に、一歩間違えると致命的なケガをしかねない。
もうそろそろいい加減にー、と思うところで大樺沢ルートとの合流地点に出て、安堵。この分岐からは安心して下れました。
結果的に全体的にペースも早く、Kさんには辛い箇所もあったかもしれませんが、地獄のような寒さも筆舌に尽くしがたい絶景も含めて山の醍醐味を共有できて非常に感慨深い山行になりました。ありがとうございました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する