塩見岳&烏帽子岳 三伏峠テント泊 南アの中心はすごい

2018年09月22日(土) ~ 2018年09月23日(日)

• GPS: 15:09
• 距離: 29.0km
• 登り: 2,467m
• 下り: 2,455m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:06
• 合計: 3:13

距離 7.3km 登り 1,128m 下り 168m

11:17 スタート地点
11:23 鳥倉林道ゲート（駐車場）
11:52 11:54 鳥倉林道登山口
12:50 豊口山のコル
13:28 ほとけの清水
14:01 塩川・鳥倉ルート合流点
14:25 14:29 三伏峠小屋
14:30 宿泊地

2日目

• 山行: 10:56
• 休憩: 1:01
• 合計: 11:57

距離 21.7km 登り 1,341m 下り 2,296m

3:03 宿泊地
3:26 3:27 三伏山
4:17 4:19 本谷山
5:50 5:52 塩見小屋
6:55 6:57 塩見岳
7:02 7:15 塩見岳東峰
7:26 7:31 塩見岳
8:18 8:20 塩見小屋
9:34 9:44 本谷山
10:26 10:36 三伏山
11:21 11:32 烏帽子岳
12:50 三伏峠小屋
13:11 13:13 塩川・鳥倉ルート合流点
13:31 ほとけの清水
14:03 14:04 豊口山のコル
14:40 鳥倉林道登山口
14:57 鳥倉林道ゲート（駐車場）
15:00 ゴール地点

塩見小屋から塩見岳往復区間を除けば危険な個所はほとんどない。
三伏峠まではほとんどが緩やかな登り。
三伏峠から塩見小屋まではアップダウンの連続。
可能なら自転車を持ち込めば行きは押し歩きでも帰りはめちゃくちゃ楽。

天候

初日午前雨、午後曇りから晴れ
二日目快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

三連休午前11時ごろ、第一駐車場満車。第二駐車場半分ぐらい。
登山口までは2キロ以上、50分ほど歩くが今回はクロスバイク(24段ギア)使用で超楽々。

コース状況／危険箇所等

三伏峠の遠い水場は今は用意がなく小屋の蛇口の水を無料で使わせてもらえる。そのため、手前の水場から持ち上げる必要はなし。行く前には念のため小屋に確認を。

その他周辺情報

テント場 700円。トイレ込み。
バッジ500円。

写真

9/22 11:26

ここが第一駐車場すぐのゲート。この先、登山口まで徒歩50分。第二駐車場からだと1時間以上歩く。

9/22 11:48

自転車20分で登山口に到着。ここまで傾斜が緩いので砂利道を除けば変速ギア付きバイクなら全こぎで行ける。

9/22 11:58

歩き始めてすぐにこの花がたくさん。

9/22 12:01

これはちらほら。

9/22 12:12

距離目印が10まで続く。この1までが結構長い。

9/22 12:23

きのこたくさん。

9/22 13:03

有名な木製階段。このあと、これがたくさん。雨上がり直後で結構滑る。つくりは見た目の印象よりすごく丈夫。

9/22 13:08

こけがすごくいい感じ。

9/22 13:08

峠までずっとゆるやかなこう配を登る。トレランしやすそうだがトレランナーはほとんどいなかった。遠いからか？

9/22 13:16

相当ボロボロに見える笑。でも壊れない。

9/22 14:07

あと1個。

9/22 14:25

登山脇のワンポイント紅葉がきれい。

9/22 14:33

着いたー。日本一高い三伏峠2580m。駐車場から標高差950m。第二からだと1000m超。結構あるね。

9/22 14:53

我が家建築完了。区画がありかなり1区画かなり広め。夕方でもまだ、数区画残っていた。

9/22 15:32

おぉ。晴れてきた！

9/22 15:54

小屋そばの花。

9/22 15:55

小屋そばのマツムシソウ。

9/22 15:56

小屋そばのママハハコ。

9/22 16:14

歩いて10分の三伏山。素晴らしい景色が広がる。午後は塩見方面順光。小屋で酒飲むよりこちらが超おすすめ。

9/22 17:22

恵那山、木曽山脈、乗鞍岳、北アルプスまで横一列に整列。

9/22 17:13

北アルプス、槍穂高連峰。

9/22 17:26

中央アルプス。

9/22 17:23

左から烏帽子岳、奥に悪沢岳、小河内岳、右奥に赤石岳。

9/22 17:25

白嶺三山。

9/22 17:24

塩見岳。左に北岳、間ノ岳、農取岳の白嶺三山。右に蝙蝠岳。

9/22 17:24

塩見岳。

9/22 17:24

蝙蝠岳。

9/22 17:46

悪沢岳、小河内岳、赤石岳、聖岳。

9/22 17:46

悪沢岳。

9/22 17:47

赤石岳。

9/22 17:47

聖岳。

9/22 17:47

絶景ショーを堪能した。また、明日。

9/23 3:06

翌朝3時。まだ起きている人はまばら。朝型人間の自分は出発！

9/23 3:23

てきとうに空の真上を撮影。中央右下に牡牛座のすばる、プレアデス星団。御者座のカペラ、ペルセウス座もよく見える。

9/23 3:28

三伏山2615m。月は西の空に沈みそうで真っ暗。空には満点の星。

9/23 4:16

本谷山2658m。まだ真っ暗。ここまで結構登るんだが三伏山から43mしか登ってない。また一度結構下る。

9/23 5:18

少し白んできた。実際はもっと暗い。

9/23 5:19

ここから小屋まで急登になる。

9/23 5:51

6時前に塩見小屋に到着。

9/23 5:56

小屋を過ぎて塩見岳へ。右にハイマツ。左に紅葉。コントラストが美しい。

9/23 6:17

赤石チャート。海底にたまったプランクトンの死骸に酸化鉄が混ざり赤くなって土地が隆起して3000mに。すごいわ、地球。

9/23 6:26

おいおい、これ登るの？？なんか剱岳みたいだぞ。

9/23 6:42

巻きながら登るので剱ほどではなかった。でも結構あぶない岩場だ。

9/23 6:51

着いたー。塩見岳西峰。

9/23 6:53

まずは西峰で富士山とツーショット。

9/23 6:54

塩見岳東峰と富士山。

9/23 6:54

塩見岳東峰から南へ悪沢岳、赤石岳へ続く。

9/23 6:55

北には長大な仙塩尾根を経て仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、農取岳と名峰が連なる。

9/23 6:56

大仙丈カールを大きく広げる仙丈ヶ岳。

9/23 6:56

花崗岩の塊、甲斐駒ヶ岳

9/23 6:57

北岳、間ノ岳、農取岳の白嶺三山。

9/23 7:03

雲海の富士山と手前に蝙蝠岳。

9/23 7:03

塩見岳最高峰、東峰3052m！

9/23 7:04

西峰と中央アルプス。

9/23 7:06

南に悪沢岳。

9/23 7:06

赤石岳。

9/23 7:07

聖岳、兎岳、小兎岳、中盛丸山、大沢岳。

9/23 7:29

蝙蝠岳へ延々と続く稜線の曲線美。
素晴らしい山頂景色の連続だった。

9/23 7:45

下山中の一コマ。すごいザレ場。

9/23 10:22

キラッキラ。

9/23 10:30

三伏峠への途中の展望地。木曽山脈がきれいに見えている。

9/23 10:30

空木岳に伸びる池山尾根。

9/23 10:30

千畳敷カールと宝剣岳、木曽駒ヶ岳。

9/23 10:50

三伏峠手前の分岐を烏帽子岳に向かう。

9/23 10:57

右奥に小河内岳。

9/23 11:12

結構、急なんだな、これが。

9/23 11:14

もうちょい。

9/23 11:14

前小河内岳と小河内岳。

9/23 11:21

烏帽子岳2726m、山頂！

9/23 11:23

塩見岳と左右にまたも名峰の数々。

9/23 11:23

塩見岳と蝙蝠岳が左右にきれいに並ぶ。

9/23 11:24

蝙蝠岳と富士山。

9/23 11:24

富士山がデカイ！

9/23 11:25

前小河内岳と小河内岳。奥には悪沢岳や赤石岳が連なる。

9/23 11:30

三伏峠小屋。山体崩壊が進めばこの小屋も巻き込まれるそうなところに建っている。

9/23 11:31

これで絶景も見納め。

9/23 12:03

撤収。

9/23 14:32

登山口手前のカラマツ帯。

9/23 14:44

自転車無事だ。よかった。

9/23 15:08

徒歩なら50分のところわずか10分で到着。ハイスピードダウンヒル。超気持ちよくて最高だった。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

NIKON D750 NIKON CORPORATION

感想

murphy

この三連休、北アルプスか南アルプスか悩んだ。年初から数えると北アルプスは唐松岳、薬師岳、黒部五郎岳、蝶ヶ岳、常念岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳とアルプスは北ばかり。木曽山脈も木曽駒ヶ岳には登ったが、南アルプスはどこにも行っていないことに気がついた。ということで、三連休フルに行くかも迷ったが、最終日は家でゆっくり、家族サービスとし、初日は午前雨ということで、初日はテント場まで、二日目に塩見岳を堪能する今回のプランに決定。
ほかの山域は相当な混雑ぶりの様子だが、塩見岳はアクセス難のせいか、テント場、小屋はやや混んでいるものの、山中、山頂でも人が少ない中、絶景に次ぐ絶景を楽しんだ。また、初日、テント場でまったりしていると、osaさんから烏帽子岳は簡単行けるとラインで聞いて、二日目、塩見岳の後に、行ってみた。しかし、全然、簡単でなく、実はこれが塩見よりもなかなかの急登で、だまされた！と思いつつ、なんとか登頂。なんとこちらでは、三伏山では見えなかった富士山が角度の違いからよく見え、素晴らしい景色が広がっていた。きて、よかった。
塩見岳は、南アルプスでも比較的行きやすい甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰山といった北部とはまた一味もふた味も異なる、南アルプスだった。今回、瞼に数々焼きつけた未踏の南アルプス百名山、間ノ岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳、光岳。名峰の数々をまた登りたくなった。
帰りにコマクサの湯で汗を流し、脱衣所に上がろうとすると、なんと、そこにかけ湯をしている、越後駒ヶ岳にも一緒に行った山友、Sさんとばったり笑。こないだは浅間山では利尻で出会った女性にバッタリと、バッタリの出会いがまたまた続くのであった笑。

コメント

tommy_chopper

塩見最高の天気でしたね
Murphyさん。塩見どころか烏帽子まで登ってしまうあたりはさすがです。自転車での移動も計画通りですね。
　テントはトレックライズ１ですか？　もしそうなら私と同じです。
私が登った時は山頂はガスで残念な感じでした。そこまでは晴れていたので、まあOKですが、

murphy

Re: 塩見最高の天気でしたね
tommyさん、こんばんは。
烏帽子はおまけでした。峠からすごく近くて、あれだけの絶景を見られるのは最高でした。もっと時間があれば小河内とかも行きたかったですね。
テントはトレックライズ１です！お気に入りでこればかり使ってます。というか、これしかないんですけど。
南アルプスはまだまだ未登の山がたくさんあるのでお互いにたくさん登れるといいですね！

tommy_chopper

Re[2]: 塩見最高の天気でしたね
Murphyさん。
　やはりトレックライズ１ですね。私はエアライズ3-4人用もありますが、これは昔は友人と山に登っていたときに買ったもので、最近は家族でもキャンプ行かないので、登場する機会ゼロになってしまいました。トレックライズでも最近は重さが堪えるので、もっと軽いのにしたいと思ってます。
　道具の話ばかりで申し訳ないんですが、D750なんですね。星を撮っていたpicありましたが、レンズは何をお使いでしょうか?　私はD300（古！）ですが、フルサイズにしたいんですよね。でも最近は重いので、日帰りの時しか登場しません。

今週は雨であきらめたので、来週は天気を見ながらテントで行きたいなと考えています。黒部の源流地域が空白地帯でそこに行けたらベストなんですが、最低でも２泊しないととおもうと天気が心配です。

　では。

murphy

Re[3]: 塩見最高の天気でしたね
tommyさん、こんばんは。
テントは私はほぼ一人なので、最軽量のものがほしいですね。もっと軽くてもいいぐらい笑。
カメラはD750でレンズはキットレンズのF4通しの24-120です。今回は三脚がなくて超てきとうにとりました。できれば、f2.8通しの14-24mがほしいのですが、まあ、何せ高くて。
黒部源流いいですね！私まだ、水晶、鷲羽岳には行ったことがなくて訪れたい山リストの上位にいます。また、素晴らしい山旅ができるといいですね！

osa9117

塩見岳登頂おめでとうございます！
Murphyさん、こんばんは！

塩見岳から景色は最高ですよね！
何よりも塩見岳から蝙蝠岳への稜線がとても綺麗で好きです♪
次は是非蝙蝠岳に行ってみてください！
三伏小屋から塩見小屋まで何度も登り返しで結構キツイですよね。それがピストンだと帰りもなので足にきます。
烏帽子岳に行ったんですね！騙してないですよ(笑)当時はささっと行ったのでキツさを感じなかったです！あっ、まだまだ走ってた頃かも…(笑)
蝙蝠岳ピストンした後の塩見岳から三伏小屋までの登り返しもピンピンしてました(笑)
自転車楽でいいですね♪羨ましいです！

murphy

Re: 塩見岳登頂おめでとうございます！
osaさん、こんばんは！
塩見岳、最高でした！夕方にも晴れることはなかなかない中、すばらしい夕日、日に照らされる山々、翌日の快晴登山とほんとうに久しぶりの南アルプス登山、最高の思い出になりました。
次の機会には、まだ、間ノ岳に登れていないので、できれば、二軒小屋スタートで蝙蝠岳を通って仙塩尾根で仙丈ケ岳まで行ってみたいです。
今回は、三伏峠を夜中に出て、ほぼ真っ暗な中を塩見小屋まで歩いて、アップダウンよりも道迷いがしないよう注意していたせいか、アップダウンはあまり気になりませんでした。
烏帽子岳は、結果的には行ってみてよかったです。ありがとうございます！まさか、あそこから富士山が見えるとは思えず、塩見岳と富士山を一緒に見れたのも素晴らしかったですね。
今回は、自転車を初めて登山に活用できた（冬の至仏山除く）素晴らしい例でした。鳥倉林道は、傾斜があまりきつくなかったので登りもこいでいけて帰りは、CT40-50分のところを、わずか10分で行けたのは快適至極でした！