那須岳(茶臼岳) 冬山講習会に参加
- GPS
- 05:30
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 645m
- 下り
- 645m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後の温泉は、那須大丸「ニュー大高」温泉ホテル |
感想
栃木県山岳連盟主催の冬山講習会に参加
講習内容:
茶臼岳山頂を目指しながら冬期登攀訓練(茶臼岳周辺で冬期登攀訓練コース)
「積雪と雪崩」〜雪に親しもう〜
1雪崩のメカニズムーこんな雪が危ないー
・雪の観察
・弱層の形成(5種類)
弱層と雪崩について
2雪崩の危険判定法
・弱層テスト
3雪崩対策
・雪崩ビーコン
・ゾンデ
・スコップ
*典型的ななだれにおけるタイムテーブル
・破断では、ズンと言う音が聞こえる事がある。大きなクラック音の場合もある。
・1〜2秒ではスラブが動き始める。誰かが足元のジュウタンを引き抜くかのようで全員転倒する。スラブは急激に速度をまし、2秒後には15劼砲覆襦つまりスラブから逃げるためには「今」行動をとらなければならない。
・2〜5秒では5秒後には雪崩は時速15kmから40劼肪する。ブロックが荒れ狂いながら落ちてくる。 ・5〜10秒では雪崩の速度は70辧130劼砲眞する。もみくちゃにされどちらが上なのか分からなくなる。
息を吸い込むたびに雪と空気を吸い込むため、それが氷となって喉につまり呼吸が困難。
帽子、手袋、ゴーグルはもぎ取られる。木や岩に激突し怪我や死に結びつく。
雪崩の表面に留まるには死に物狂いで泳がなければならない。
・10〜15秒では雪崩は速度を落としていく。死に物狂いで泳ぎ続け、顔の前にエアー・スペースを作れ。
・雪崩停止でデブリはコンクリートの様に固まる。体が氷ついたように動けなくなる。完全に埋没すれば掘って外に出ることやエアー・スペースを作る事は可能。
・4分で口の周囲にたまった二酸化炭素を再び吸い込むことにより、意識を失う。
・15分でほとんどの埋没者は生存していても意識不明であり、かなりの脳障害を負う者もいる。
・25分で完全に埋没した遭難者の50パーセントは死亡する。
・35分で完全に埋没した遭難者の75パーセントは死亡する。
・90分で遭難者の81パーセントは死亡する。
・130分で遭難者の97パーセントは死亡する。この時間を越えて生存するには雪面への空気の通り道が必要
4雪崩遭難者の救出
・埋没から15分以内=生存率90パーセント
・埋没から45分以内=生存率26パーセント
・遭難者発見後の医療的措置
人口呼吸、蘇生法、低体温症
・搬送
5その他
・山行文献
最新雪崩学入門、山と渓谷社、決定版雪崩学
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する