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Yamareco

記録ID: 159652
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無雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

羊蹄山とその周辺(2)羊蹄山

2003年07月20日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.5km
登り
1,536m
下り
1,537m

コースタイム

8:20ヒラフ登山口-10:20五合目-12:20九合目-13:00-20羊蹄山山頂(火口壁の一角)-14:00九合目-14:50五合目-16:20ヒラフ登山口
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2003年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
ニセコ地区から羊蹄山登山口(ヒラフ)まで、車で約30分。
コース状況/
危険箇所等
・登山道は明瞭。
・ヒラフ登山口には、車50台ほど停められる。
麓のニセコ地区より望む羊蹄山の全容。今日は薄曇りで、山もぼんやり見えている
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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麓のニセコ地区より望む羊蹄山の全容。今日は薄曇りで、山もぼんやり見えている
登山口付近、オオウバユリが咲いていた
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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登山口付近、オオウバユリが咲いていた
ミソガワソウ
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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ミソガワソウ
5合目付近から、雲の層が広がっているが、その間にニセコアンヌプリが見えた
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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5合目付近から、雲の層が広がっているが、その間にニセコアンヌプリが見えた
8合目付近、ようやく花が出てきたイワブクロ(紫色)と、ウラジロタデ(うす黄色)
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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8合目付近、ようやく花が出てきたイワブクロ(紫色)と、ウラジロタデ(うす黄色)
8合目付近より下界を見下ろす、結構な高度感がある
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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8合目付近より下界を見下ろす、結構な高度感がある
8合目付近より上部はお花畑状態。チシマフウロを主体に、いろんな花が咲き乱れていた。
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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8合目付近より上部はお花畑状態。チシマフウロを主体に、いろんな花が咲き乱れていた。
山上のお花畑、チシマフウロ(うす紫色)のほか、ヤマブキショウマなどが咲いていた
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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山上のお花畑、チシマフウロ(うす紫色)のほか、ヤマブキショウマなどが咲いていた
ミヤマオダマキ、初めて見た
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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ミヤマオダマキ、初めて見た
頂上手前は、ウコンウツギが多い
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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頂上手前は、ウコンウツギが多い
ハクサンチドリ(?)
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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ハクサンチドリ(?)
頂上の一角に到着、火口の向こう側には最高点を目指して歩く人の行列が見える。今日は時間がなく、最高点はあきらめた。
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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頂上の一角に到着、火口の向こう側には最高点を目指して歩く人の行列が見える。今日は時間がなく、最高点はあきらめた。
火口壁の一角には、メアカンキンバイが、そこかしこに咲いている。火口内にはわずかながら残雪も見られた
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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火口壁の一角には、メアカンキンバイが、そこかしこに咲いている。火口内にはわずかながら残雪も見られた
頂上部にて記念撮影
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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頂上部にて記念撮影
上空にはすこしだけど青空が顔を出した
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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上空にはすこしだけど青空が顔を出した
チシマギキョウ
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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チシマギキョウ
コケモモ
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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コケモモ
チシマフウロ(うす紫)と、ハイオトギリ(黄色)
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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チシマフウロ(うす紫)と、ハイオトギリ(黄色)
ウコンウツギ、山頂部のあちこちに咲いていた
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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ウコンウツギ、山頂部のあちこちに咲いていた
エゾキスゲの多いお花畑
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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エゾキスゲの多いお花畑
エゾキスゲ(黄色)とチシマフウロ(うす紫)の競演
2012年01月14日 18:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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エゾキスゲ(黄色)とチシマフウロ(うす紫)の競演

感想

【山行No 311(2)】

※ 昨日の樽前山に引き続き、今日は本命の羊蹄山に登る日。

・朝起きると、昨日の天気予報通り曇っている。しかし予報では明日も同様なので、
 とりあえず今日のうちに羊蹄山に行くことにした。

・ニセコ地区のペンションを出発し、途中に見つけたコンビニで食糧を仕入れる。
 コンビニがみつかって良かった。

8:10-20 ヒラフ登山口(標高=360m、気温=20℃)
 ・山頂部の雲も取れてきて、わずかだが晴れ間も見えるので、早速登山開始。
  登山口には駐車スペースがあるが、すでに50台ほど停まっている。

 ・最初は2合目付近までは緩やかな登りが続く。大きな木が多く、感じのいい森だ。
  鳥の声は意外と少なく、キビタキ、センダイムシクイ、ウグイス、アオバトらの声が聞こえた程度だ。
 ・2合目の標識を越えると、いよいよ本格的な登りとなった。
  汗が噴き出してくるので、Tシャツ一枚になって登り続ける。
  すでに下山してくる人が多い。昨晩は頂上に泊まった人たちだろうか。
 ・3合目から4合目にかけ、樹相は針葉樹林帯となる。
10:20-30 五合目(標高=1090m)
 ・小休止する。ここで若者の団体に抜かれた。
  聞いてみると、札幌の専門学校の生徒とのこと、さすがに若いだけあって、足も速い。
  しかしえらく軽装だなぁ。羊蹄山はハイキングの山なのか?
 ・さらに登り続けると、周辺の視界がだんだんと開けてきた。
  4合目付近に広がる薄い雲海の上に、ニセコアンヌプリの山群も望めた。
 ・花もちらほらと出てきた。ヤマハハコ、アキノキリンソウ、タカネニガナ、ゴゼンタチバナなど。
12:00-10 八合目(標高=1500m)
 ・この付近は、ダケカンバの林となっている。気温は北海道の山にしては結構暑いし、登りもさらに急になってきた。
  さっきまで元気よく登って行ってた専門学校の若者たちも、早くもバテたようで、ここで帰ろうか?などと言っていた。
12:30 九合目
 ・ここで区切ったようにパッと森林限界を越え、一面のお花畑が現れた。
  イワブクロ、ウラジロタデ、エゾキスゲなどが多く咲いている。
  ここから先、頂上までの道沿いも、お花畑が予想外にきれい。
  急に感じが変わり、天上の楽園といった風景が広がる。
  チシマフウロ(多い)、ウコンウツギ(濃いクリーム色)、イワブクロ、
  メアカンキンバイ、ハクサンチドリ、クルマユリ、チシマギキョウ、
  ミヤマオダマキ、カラマツソウ、チングルマなどを見ることができた。
 ・花とは違うが、シマリスも見ることができた。

13:00-20 羊蹄山山頂(火口壁の一角)
 ・ようやく火口壁の一角に到着。火口壁の最高点は、ちょうど反対側にあるが、
  時間も押しているので、ここで羊蹄山登頂ということにしよう。
  百名山98個目だ。
 ・途中の登山道は大勢の登山者がいたように思っていたが、山頂部に着くと、
  時刻も遅いせいか人影が少なく、静けさが広がっている。
  その中にカヤクグリのさえずりが響いて、気持ちのいい山頂だ。
 ・山頂部付近は父釜(火口)の底に小さい残雪が見られたが、全体に緑が濃く、
  夏山らしい雰囲気。北の方向にはちょっとだが青空も見られていい感じ。
 ・最高点まで行く時間はないが、手前の母釜(小火口)を周回するルートを歩いてみた。
  途中では、はるかに札幌岳、余市岳など札幌近郊の山々が望めた。
  岩内の街の向こうには、日本海も見える。
13:40 下山開始
 ・下りも同じ道を下る。花を眺めながら。
  コケモモ、アザミ、ヤマブキショウマなども見られた。
14:00-10 九合目
 ・山頂部を散策しているうちに、どうやら自分が今日の最後の下山者になってしまったようだ。
  ここからは少しペースを上げてガンガンと下り、2〜3組を追い抜いた。
  しかし、急ぎすぎて、数回尻もちもついてしまった。
14:50-15:00 五合目
 ・午前中に追い抜かれた専門学校生の団体に追いついた。

16:20 ヒラフ登山口 到着

・このあとは車でニセコ地区に戻り、宿でもらった割引券を使って、ニセコプリンスホテルの温泉に浸かる。
 露天風呂からは、再び雲に隠れかけた羊蹄山の全容が見える。
 一日であんなところまで往復したのか?と思うと、ちょっと感慨深い。

・今日は、天気も予想よりは良くて展望もあったし、
 頂上部のお花畑は予想外にきれいで、充実した山行だった。
 宿に帰ってから夕食もガンガン食べ、生ビールも2杯も飲んで充実感に浸った。
・今日のペンションの宿泊客は、11名と、昨日よりにぎやか。
・夜になって急にザアザアと本降りの雨となった。山中で雨に合わずに良かったなと思う。

 〜羊蹄山とその周辺(3)に続く〜
 

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技術レベル
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