北八ヶ岳 天狗岳・中山展望台(黒百合ヒュッテにテント泊)
- GPS
- 28:50
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 8:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
秋の三連休の中日スタートとなりましたが、深夜0:30到着時点で先客は19台、あと15台程度の空きでした。気温は11℃。 翌朝6時には目視しただけで路肩駐車が13台、その先もだいぶ下まで続いていたようです。 ※桜平分岐から先は未舗装となります。が、美濃戸林道とは違ってミニバンなんかでも 飛ばさなければ車の底を擦ったりすることはないと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《登山ポスト》唐沢鉱泉の建物入口にあります 《水場》黒百合ヒュッテは水源の無い山小屋です(以前は水場があったようですが)。 宿泊者、テン泊者は小屋内に据えられたポリタンクから水を分けてもらえます。 《トイレ》 ・唐沢鉱泉駐車場:バイオトイレ (注)男女兼用のトイレの方は鍵がかからなかったとの情報あり ・黒百合ヒュッテ:男女別室での水洗トイレ 山のトイレの中では最上級の部類だと思います 《登山道の状況》 [唐沢鉱泉→黒百合ヒュッテ] 雨の後だったので濡れた岩や木の根、木の橋が滑りやすくなっていました。ところどころぬかるみ。 [黒百合ヒュッテ→天狗岳] 中山峠から先、東側が切れ落ちてるので注意が必要です。稜線に出ると風が強いので帽子などを飛ばされないように注意。 [天狗の奥庭] 大きい岩がゴロゴロしています。登山道らしい登山道が無いところは〇、⇔のマーキングを 探しながら岩の頭を踏んで進みますが、ガスってたりすると不安。 ヒュッテへの最後の下りは一つ一つの岩が特に大きいので小さいお子さんには大変かも。 親御さんのフォローが必要です。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
9月下旬の三連休、2日目からの参戦で北八ヶ岳を義姉さんファミリーとテント1泊で
歩いてきました。
直前まで当日未明に自宅を出発するか、前日(連休初日)の夜出発で駐車場を確実に
確保して車中仮眠とするか悩みましたが(ソロなら迷うことなく車中泊だけど)、
人気の北八ツ、しかも9月最初の三連休が悪天候のためこの三連休の登山者が確実に
増えるだろうこと、などを考慮し車中泊で行くことに。
今回カミさんの車1台に7人+荷物満載・・ぎゅう詰めの車中泊が果たしてできるのか
不安を抱えながら出発。
唐沢鉱泉の駐車場まで順調に進み到着時(0:30)は駐車場の空きも多くほっと
しました。大人4人、小学生3人の車中仮眠は案の定ハードでした。
1日目、唐沢鉱泉の入口で登山計画書を投函し出発。ここから渋の湯分岐までが
遠かった。
最新版の山と高原地図のコースタイム厳しい気がする。子連れとはいえ1:50も
かかってしまった。そこから黒百合ヒュッテまでは地図のコースタイムより若干
早く着きました。
テントの設営も甥っ子はすっかり慣れた様子。自分の父親にテキパキと指示しながら
きれいに張っていました。
テン場も前日からの登山者がどの程度残っているか不安だったけれど意外にも
空いていました。
天狗岳へは中山峠経由で東天狗、そこから西天狗をピストンして天狗の奥庭から
ヒュッテへ戻るコースで。
ヒュッテから中山峠まではフラットな木道を5分、そこからがこの登山の核心部、
登山道の東側が崖となっているところを登っていきます。
東天狗直下はなかなかの急登で、お母さん2人にはハードだったようです。
空身で登った甥っ子、義兄、息子が山頂に先に到着してからだいぶ遅れて彼女たちも
到着。
西天狗へお誘いしたところ・・即答で「無理」(-_-)
私と子供2人、甥っ子の4人で西天狗をピストンしてきました。
東天狗の方が荒々しい姿で子供たちには人気でした。
南八ツがきれいに見え、また硫黄岳には7月に甥っ子が登っている(前日に私も
登ってる)ので感慨もひとしおだったようです。
天狗の奥庭からの下山、このコースは道らしい道が無いところもあり、そういう
ところは〇×→といったマーキングを頼りに岩の上を慎重に進むことになります。
落ちて足をくじいたりしないよう注意。
最後ヒュッテへの下りはでかい岩の急傾斜を短いけれど下らなければならず小さい
子どもには難しいかもしれません。
ヒュッテで飲んだ生ビールの美味さは義姉さんも義兄さんも忘れがたいものとなった
ようです(^^)
車中仮眠がほとんどとれていないことと、登山の疲れから18時半には全員就寝・・
三脚担いで来たけど星はいいかな、ということで星が夜出ていたかどうかも
分からず・・
下山の日、甥っ子と二人中山展望台まで朝食前に一歩きしてきました。
中山峠から少し登ると見晴台、ここからの展望はよかった。
ここまではほんとすぐなので皆来ればよかったのにね、と甥っ子と話しながら先へ。
中山山頂直下が岩の急登、ただし短いです。ここだけかな少し息が上がるのは。
展望のない中山を過ぎて少し下ると中山展望台。
なるほどここはいい。美ヶ原からその先に槍穂、御嶽山、中央アルプスの山々が
一望できます。
もう少し粘れば青空になりそうだったけれど風が強く寒かったので帰ることに。
二人して来てよかったねーと満足感を胸にテン場へ戻ると居残り組が朝食の準備中
でした。義姉さんたちはテントの撤収まで済んでいて、頼もしい限り。
テント泊のスキルが確実に上がってきている。
子どもたちは手拭い、バッジ、八ヶ岳デザインのナルゲンボトルなどを買ってもらい
楽しく下山しました。
このエリアに来た時の定番、たてしな自由農園原村店で買い物をし、もみの湯で
汗を流してから帰宅。
北八ツはアクセスもいいから2家族登山の定番となる予感。
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