記録ID: 1597075
全員に公開
沢登り
丹沢
中川川水系 ヤビキ沢左俣右沢
2018年09月24日(月) [日帰り]
kamog
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 950m
- 下り
- 934m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・今日は昨日と比べまだ駐車に余裕がありました。 ・登山計画書はビジターセンターに提出。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ヤビキ沢 つつじ新道/ゴーラ沢(強羅沢)出合で対岸から入るゴーラ沢の支流。 出合からガレゴーロ帯がナメ帯以外は詰めまで続くので浮岩注意。 ゴーラ沢との二俣から先に進むとまず小振りなナメが現れ、少し開けて 今度は沢幅いっぱいのナメとナメ滝が連続していて見所となる。 時期が夏前だとこのナメもまだ苔が残るので滑るが、台風など大雨後は ヌメリもほとんどとれていることが多い。 990m変形三俣は2段12m滝のある左俣へ進む。この滝は外傾ホールドなので 直登はせず、左の脆いガレ沢を20mほど上がり、本流との尾根にトラバース して滝落ち口の15mほど上部を巻く。 巻き終わって少しで4条8m滝(水量が少なければ2〜3条)。 右側を登る。(卦蕁歡度) 幅広3m滝を左隅から越えると、この沢の湧き水ポイントとなる。 特に右岸から豊富に湧いている水はなかなかおいしい。 9月になればシラヒゲソウの群生地帯である。 ここから先は渓相を一変させ涸れ棚登りとなる。 4m棚をやや左から登ると上で二俣となっている。 一般的には左沢の棚を登る。クライミング不得手の人はきついだろう。 左沢には幾つか涸れ棚が現れるが卦蕕魃曚┐襪發里呂覆ぁ ただ浮岩もあるので落石には充分注意が必要だ。 (左俣左沢 遡行グレード 1級〜1級上) 右沢は左沢よりクライミンググレードが上がる。 3m棚は右コーナーを脆い壁に注意しながら巻き上がる。 次の棚は中央に台座になりそうな岩がある15m棚で、下からだと7〜8m くらいにしか見えない。 ここは中央の台座岩から左の岩に乗るのが核心。カム0.4〜0.5をクラックに 決めるか、ショートハーケンも決められる。手順足順を考えてムーブを 起こして越える。(元蕁 後続のビレイポイントは右岸側の木でも取れる。 細い倒木のある斜棚を適当に越えると次の核心である25m棚。 棚は左上するように続いている。 右手の乾いた壁に取り付き、左側の棚に横断する。 左壁への横断箇所にはスタンスが2ヶ所あるので右足⇒左足の順で渡る。 中盤は持ちやすいホールドが続くが、最後の上段5mは見た目よりバランシー。 小カムまたはハーケンを決めて中央凹状を登るが、右手の小さな凹角に右足で 乗り込むところは足順を考えないと難しい。 ここで落ちると上段基部の小テラスにグランドフォールもあるので確実さが 必要。(検銑元蕁棔 後続のビレイポイントは木があまりないので、落ち口より5m上の岩に長い スリングをツーバイトで架ける。 すぐに出てくる中央クラック状8m棚は見た目リスクが高そうなので 右岸からくの字状に巻き、落ち口3m上に出る。 これより上流はガレゴーロの中に2m棚が2つくらいなので、適当な弱点から 左岸尾根に上がり息を切らせながら登る。 登りついたピークは1455mで植生保護柵が張り巡らされている。 柵の間を抜けて少し下りれば石棚山稜の登山道に出られる。 (左俣右沢 遡行グレード 2級) ■遡行図等詳細は『丹沢の谷200ルート』(山と溪谷社)参照ください。 |
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1175人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する