八ヶ岳 北八ツから赤岳へ
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- GPS
- 22:54
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 2,342m
- 下り
- 3,319m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:39
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:55
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:11
天候 | 晴れたり曇ったり霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
のはずがあずさに乗り遅れ人がいたのでタクシーで追いかける 帰路は清里駅まで下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新しい倒木も全ルートを通して何ヶ所もありました。 くぐったり、またいだりで通過できました。 今回のルートで、北横岳を出てから白駒池バス停近くまでは一切の携帯電波無し。高見石小屋前は小屋の電波あり(弱い)。中山峠から赤岳までは概ね小海線側からの電波をキャッチできました。 |
その他周辺情報 | 紅葉シーズンとはいえ平日の清里駅はシャッター街。駅前のレストランしらゆりとおやき販売店だけやっていました。 コンビニは清里駅から南東に往復20分のところに1軒だけありました。(遠かった!) |
写真
感想
会で北八ツに行くことになった。
総勢15名の老若男女で北横岳から白駒池までの池めぐりだ。
白駒池から私は根石岳山荘に泊まり赤岳経由で真教寺尾根を下ることにしていた。
北横岳からは順調な歩き出し。しかし晴れるはずの山頂には雲がかぶり、山頂からはかろうじて雲の下に茅野の街と奥秩父の山々が見えるだけだった。それでも入笠山や金峰山を指差して満足だった。
次は亀甲池への下りだ。北八ツらしいシラビソの森の中の大きな石がゴロゴロする急降下の道だ。
道が濡れていて度々スリップするので皆どんどん慎重になる。
コースタイムの2倍の時間をかけてやっと亀甲池に到着。ここから北八ツの分水峠を越えて16時過ぎにやっと双子池に到着。
双子池は幕営で泊まったことはあるが、ヒュッテは初めてだ。
小屋の皆さんはとても親切で、夕食の天ぷらもとても美味しかった。
小屋から見る朝の雄池はさざ波もなく鏡のように美しかった。小屋のご主人が「カメラカメラ」と言っていたほどだ。
双子池から雨池までは山道と林道を交互に歩く道だった。
以前通った雨池近くまで続く林道は通行禁止になっていた。山道は一旦谷に下りてから登り返すルートだった。真っ平らをイメージしていた私たちには少々の精神的ダメージがあったかも。
天気は今ひとつだった。
雨池も白駒池も霧がかかったり晴れたりで、思い切りの良い青空を期待していた私たちはややがっかりしていたかもしれない。
最後は麦草峠から白駒池に向かう。観光地並みの人出に驚いた私たち山やだった。
常緑樹に混じった紅葉は美しく、楽しいウォーキングだった。
白駒池で帰京するメンバーと別れてて根石岳山荘へ向かった。
高見石から天狗岳へと登っていった。
高見石に登るのは44年ぶりだった。三連休だけに大変な人出で写真を撮るのも順番待ちだった。しかしここから見る白駒池の景色はやはり絶景だ。
高見石からの登りも大きな石がゴロゴロの針葉樹林の道だった。中山の露岩帯からは美しい東西の天狗岳を眺めることができた。
この辺りから人の数が少なくなり、急にシンとしたので寂しく感じる。
天狗岳では北側の雲がきれいに晴れた。歩いてきた北横岳も雨池もよく見えて感激する。
根石岳山荘はすぐそこだった。
根石岳山荘で受付を済ませた。「夕食は5時半、朝食は6時です。trumanさんのお風呂の順番は今入っている人の次です。」
えっ?お風呂の順番??と頭の中はぐるぐるしていたが、お風呂という心地よい響きに「ハイッ!お願いします」と答えていた。
食事も美味しく、水も美味しく豊富、大広間の寝床もお風呂も皆GOODだった。
6時の朝食後、6時半に出発。晴天だ。
今日は清里まで結構長丁場なのでゆっくりと歩く。
硫黄岳では霧が晴れて素晴らしい絶景。同宿だった二人連れがいたので一緒にあちこちを指差して360度の景色を楽しむ。
天気良く岩も乾いていたのであっという間に横岳を通過、10時過ぎには赤岳に着いた。赤岳ではたくさんの単独登山者がいて写真を撮りあった。
真教寺尾根を下るのは初めてだった。2500mまでの下りはまさに急降下でほとんど全てが鎖場だった。
2300mからは一転して超なだらかな下りだった。
小海線は2時間おきなので清里駅15:50発の一本勝負だ。時間は充分にあるので美しの森までの下りを楽しみながら下る。
途中リフトもあったのだが、早く着きすぎるのでパス。時間的にはこれで良かったのだが、リフトができたせいかここから下の山道は笹に覆われたあまり人が歩いた気配のない道だった。
美しの森展望台についた。
車で来た観光客がたくさんいて、ヤマの景色を楽しんでいた。
清里駅までは40分。両側に立派な歩道のついた車道だったが歩いていたのは私だけだった。
以前訪れた時に清里駅近くにたくさんの店があったのを記憶している。ビールを一杯飲みたい。しかしおしゃれな清里に汗まみれの登山者が入れる店はあるだろうか?
考えながら下っていった。
しかし、清里駅前はシャッター街だった。やっと一軒の洋食レストランを見つけてビールと美味しい生姜焼きをいただくことができた。
天気良く、喧騒と静寂の交錯する幸せな八ツ山行だつた。
コメント
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景色も美しいです。
小屋の美味しいご飯は元気出ますよね
shirou58さん、ありがとうございます!ハザマの晴天をゲットでき、楽しく美味しい3日間でした!
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