雪の石鎚山に初もうで登山(2012)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 914m
- 下り
- 914m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
西の川の駐車場は割と空いていた。料金は500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山開始点からずっと新雪がつもっているが、トレースは明瞭でラッセルは必要ない。雪の量は、多いところで50〜80cm。 ※ロープウエー下谷駅(西の川)の京屋旅館に温泉あり。500円。 |
写真
感想
【山行No 404】
※年初第一回目の登山は、石鎚山に行くことにした。
・西の川より、ロープウエーを使い、中腹まで上る。乗客はスノーボーダーと登山者が半々といった感じ。
8:40 ロープウエー山上駅発(気温=-4℃)
・雪は5cm程度と少ないが、道がつるつるになっているので、最初からアイゼンを着けて出発する。
途中の登りでは、木々の霧氷がなかなかきれい。
9:10-30 成就社
・とりあえず初もうでということで、神社にお参りする。
神社の神殿から、目指す石鎚山頂が、神々しく見えた。
9:50 八丁のコル
・ここから本格的な登りとなるが、トレースは明瞭。
しかし、久しぶりの雪山のせいか、足が重く、ペースが遅い。
だいぶ人に追い抜かれてしまう。
・この付近のブナ、モミの森も、木々に霧氷がびっしりついていて、なかなかきれい。
同じような写真を何枚も取ってしまう。
10:40-50 前社が森
・小休止して、テルモスのお湯で熱いカフェラテを飲む。
気温は0℃前後だが、風がないので大して寒くはなくちょうどいい感じ。
11:10 夜明峠
・ここで一気に視界が広がり、石鎚の北面が堂々と大きい。
山頂に向かう雪の上には、一筋のトレースがついている。雪の量は50cm程度か
11:40-50 二の鎖下
・この付近で雪の量は50cm程度、大鳥居も結構顔を出している。
テントが2張ほどあった。
・ここよりトレースに従い、巻き道を行く(鎖場はトレースなし)。
所々、鉄の桟橋が顔をだしているが、かえってアイゼンの歯が引っかかって歩きにくい。
・桟橋や階段が雪に埋もれているところも多く、積雪は最大で1m程度か?
・三の鎖も当然、トレースに従い巻き道を行く。
そろそろ下山者が増えてきて、すれ違いに苦労した。
12:30-13-00 石鎚山(弥山)山頂(気温=0℃)
・3時間半を予定していたが、予想外に足が重く、4時間近くかかってようやく山頂に到着。
若いころは冬でも登り3時間程度だったように思うが、やはり年のせいか、脚力の衰えを痛感する。
・ここまでまったくの無風だったが、山頂部は、南西の風が結構冷たく吹いており、ほかの登山者も、風をよけるため、山頂のお堂の影に隠れている。
・自分もお堂の付近に陣取り、カップラーメンにて昼食。
・今日は、冬には珍しく、まったく雲の無い快晴の空が広がっており、
東は瓶が森、笹ヶ峰、遠くには剣山系が見えるし、 西側は、二の森の白く化粧した姿が堂々と美しく、遠く松山平野も見える。 北の瀬戸内側は、今治の来島大橋なども見えた。
・当初は弥山だけで良し、と思っていたが、天狗岳山頂にも人影が見えるので、 空身で天狗岳に向かってみることにした。
・天狗岳への稜線は、最初の岩場の下りと、天狗岳手前の岩場のトラバースが少しヒヤヒヤさせられたが、なんとか通過。
13:10-20 石鎚山(天狗岳)山頂
・何十年ぶりかで、冬の天狗岳に登頂できた。 ここも展望はなかなか良く、写真をパシャパシャ撮りまくる。今日は石鎚登山の人がかなり多かったが、さすがに天狗岳は人影が少ない。 が、南尖峰方面にも薄くトレースがついていた。
・弥山への帰りも、岩場は慎重に進む。
13:30-40 弥山 山頂
・午後も遅くなり、すでに山頂には人が少なくなってきた。急いで下りにかかる。
・三の鎖の巻き道は、下りのほうが怖い感じなので、慎重に進む。
14:00 二の鎖下
・ようやく難所を通過してほっとした。
下ってゆくと、まだ登ってくる人に出会った。テント泊かと思ったが、聞いてみると、山頂の避難小屋に泊まる、とのこと。
・下りは割とペース良く、少し先行者を追い抜きながら進む。
午前中はあんなにきらびやかだった、森の樹氷も、わずか半日であらかた落ちてしまい、
残った樹氷も、風とともに、雪のように頭に降りかかってくる。
14:20-30 前社が森
・小休止して、残ったお湯でカフェオレを飲む。
15:10 八丁のコル
・だいぶ足も疲れてきたので、ここでアイゼンを外す。ようやく足が少し軽くなった。
15:30 成就社
・ここからは雪も少ないので、トントンと下って行ったが、最後、ロープウエー駅手前で、つるりと滑って尻もちをついた。
この拍子に手首を軽く捻挫したようで、最後になって痛い失敗。
15:50-16:00 ロープウエー成就駅
・西の川に降りてから、京屋旅館にて温泉に入ってみた。
地元に住んでいて、石鎚にも何十回と来ていながら、ここの温泉に入るのは初めてダ。
お湯は黄土色をしていて、変な感じだったが、疲れた体にお湯が染みとおってくるようで、なかなか良い風呂だった。
bergheilさんは、一本前のロープウェイだったんですね。
文句なしの好天で、素晴らしい石鎚山(弥山・天狗岳)をお互い満喫できましたね
雪のコンディションも良かったですね。
それにしても、弥山までで引き返す方が多いんですね。
ここまで登ったら西日本の最高峰である天狗岳に登らないと勿体ないような・・・
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