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記録ID: 161099
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳

2012年01月07日(土) ~ 2012年01月08日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
31:11
距離
17.2km
登り
2,441m
下り
2,433m

コースタイム

8:25駐車場発-10:27笹の平分岐-12:10刃渡り-12:44刀利天狗-13:42五合目小屋(跡)-15:02七丈小屋
6:52七丈小屋テン場発-7:47八合目御来迎場-9:02山頂-10:15テン場着-11:15テン場発-12:05屏風小屋(跡)-12:51刀利天狗-13:09刃渡り-14:07笹の平分岐-15:25竹宇駒ケ岳神社-15:36尾白渓谷駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷入口(竹宇駒ケ岳神社入口)駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
笹の平分岐の上のほうに滑りやすい斜面(つかまるものはなし)の登り(その下は崖)があり、特に下山時は一番の危険個所ではと思った。下山時に上から見るとその場所の脇にロープ(保護色になっていた)があり「なんだぁ」と思う。
予約できる山小屋
七丈小屋
山頂に雲がかかっているのが見えた
2012年01月07日 07:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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山頂に雲がかかっているのが見えた
登山ポストはここの机の上
2012年01月07日 08:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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登山ポストはここの机の上
駒ケ岳神社で安全祈願(今回はお賽銭を事前準備)
2012年01月07日 08:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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駒ケ岳神社で安全祈願(今回はお賽銭を事前準備)
2012年01月07日 09:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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蛇のぬけがら
2012年01月07日 09:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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蛇のぬけがら
刃渡りのネーミングに納得
2012年01月07日 12:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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刃渡りのネーミングに納得
2012年01月07日 13:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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2012年01月07日 14:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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ビールを溶かして飲む
2012年01月07日 16:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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ビールを溶かして飲む
テン場での朝焼け
2012年01月08日 06:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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テン場での朝焼け
出発して間もなく日の出
2012年01月08日 06:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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出発して間もなく日の出
2012年01月08日 07:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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2012年01月08日 09:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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2012年01月08日 09:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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2012年01月08日 09:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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2012年01月08日 09:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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2012年01月08日 09:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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2012年01月08日 09:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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気持ちのいい樹林帯(一番壮快だった)
2012年01月08日 12:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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気持ちのいい樹林帯(一番壮快だった)
一番の危険個所と思っていたが手前にロープあり
2012年01月08日 13:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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一番の危険個所と思っていたが手前にロープあり
かなり侵食されV字状の登山道
2012年01月08日 14:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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かなり侵食されV字状の登山道
根元がだいぶえぐれているが踏ん張っている
2012年01月08日 14:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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根元がだいぶえぐれているが踏ん張っている
無事戻ってきた御礼の参拝を実施
2012年01月08日 15:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
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無事戻ってきた御礼の参拝を実施
かなりの台数が駐車していた。
2012年01月08日 15:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1/8 15:36
かなりの台数が駐車していた。
撮影機器:

感想

正月に体重を2キロ増やしてしまった。何か運動をせねばと思う。
年末年始に甲府盆地から眺めた山で、いつも甲斐駒ケ岳が晴天であったことから、今回の山行として急遽決定。
とはいうものの寒そうだし、あまり気は進まなかったが、誰もとめる者もいなく、気付くと当日早朝出発していた。中央道でも途中で眠くなり、「暖かいこたつでミカンでも食べてるほうがしあわせだよな」と思いながら進む。笹子トンネルを抜けると南アルプスの山々が見えるが、予想外なことに甲斐駒ケ岳山頂に雲がかかっていた。
竹宇駒ケ岳神社入口の駐車場に着くと、また予想外なことに駐車車両も多く(10台ぐらい?)何組かの登山者が登山の準備をしていた(三連休で天気もよさそうなので登山者が多いのかと納得する)。
登山準備を終えると、早速出発するが、前回駒ケ岳神社に参拝をした際にはお賽銭無であったが、今回はしっかりとお賽銭の準備をした。汗をかかないようにゆっくりと歩くように心がけるが、ついペースが上がりそうになる(後半は意識しなくてもペースが下がったけどね)。とはいうものの最初の樹林帯で汗ばむ。五合目小屋跡では風もなく暖かい陽だまりであった。休憩するには最適な場所ではあるが、前回訪れた際に、ここで居眠りをしてしまったことを思い出し、そのまま進む。この先は梯子や鎖場が続くので屏風小屋跡でストックをしまい、上着をはおる。ここからの登りでは鎖や梯子の他、立木、木の根、岩などつかめるものはなんでもつかむ。ただし石碑は御法度である(ぐらつくからね)。
七丈小屋に着く、気温も低く、風も強いことから小屋泊まりにするかかなり迷う。一旦テント場に下見に行くと、既に何張りかテントが張ったあった。整地している方と話をした。風は強いが西風なので、テン場後の斜面にさえぎられて大丈夫じゃないかとのことであったので、テントをはる決心をした。小屋に戻り受付をするが、小屋の中は別世界のように暖かい。後ろ髪を引かれる思いで小屋を後にする。ところでトイレについては、便器が凍るので、大はともかく、小については男性はその辺で済ましてくれと言われる。え゛っ!と思う。この寒空の下・・・。
さて早速整地(テント場に鍬とトンボが用意してあり、スコップの持参は不要であった。また鉄製のペグも用意してある)してテントを設営するが、寒い。凍らないようにザックの中にしまっていたビールもシャーベットになっていたので、直火にかけて溶かして飲む(イマイチ)。寒いのでシュラフに包まる。水も凍りかけていたので、凍らないようにシュラフに入れる(氷を抱いているようなもので非常に寒い)。途中我慢できなくなり、一旦お湯にしてから詰めなおす。暖かくなってきたので、ようやく寝ることができた。といっても夜中何回も目が覚め熟睡感はなし。明け方4時ごろから周りが活動を始めたが、寒いので5時まではこのままでいようと思う。6時ごろには出発するつもりで、5時過ぎに朝食などの準備をはじめたが、結局準備ができたころには6時をかなり過ぎていた(寒かったからね)。そろそろ出発しようとアイゼンを付けようとするが、ここで腹痛におそわれる(冷えすぎたか)。結局出発は7時近くになっていた。テント場を出るとすぐ日の出となる。良いタイミングであった。もう少し先に進んでいたら、樹木にさえぎられていただろう(腹痛で出発が遅れたおかげか)。
風もかなり強く、途中風にあおられ何回かバランスを崩す。山頂は相当厳しいだろうと思いながら進むも、八合目御来迎場あたりまでくると、急に風も穏やかになった。さらに進むと先行者とすれ違う。話を聞くと山頂は風も穏やかだったとのこと。さっきまであんなに風が強かったのに?。八合目御来迎場〜七丈小屋の間がとくに風が強い場所なのかなぁと思う?(ちなみに下りでも、八合目御来迎場〜七丈小屋のあたりは比較的風が強かった。風の通り道かなんかなのだろうか?)。
山頂までの道は、風が強く吹くときもあったが、比較的穏やかであった。山頂に着くと4〜5人ほど先行者がいた。しばし滞在ののち下山を開始する。テント場まで戻ると、気持ちのいいほど暖かい、テントの中は昼寝するにはすごくいい環境であったが、テントを撤収し下山する。下山中にも何人もの人とすれ違い、この連休は登山者も多かったと再認識する。ところで下山中の最後の30分ごろに急にバテ、足取りが重くなる。朝ご飯がインスタントラーメンで、テント撤収時に菓子パンを一切れ食べただけだから当然かと思う、なんとか駒ケ岳神社まで下り、お賽銭を出すためにザックを開けるが、駐車場まであと5分足らずなのに、我慢できずに菓子パンを食べる(少し生き返った感じ)。駐車場で自販機でオレンジジュースを買うつもりでボタンを押し間違えた!(それだけ弱っていたということか)
無事自宅に戻り、夕食で焼肉をたべ、酒も相当飲み幸福な気持ちになる。今回の山行目的である、シェイプアップについては効果は疑問であはるが。
ところで、暖かい山小屋を横目にみつつ、真冬にテントに泊まるのは、寒い、重いなど苦行であるが、暖かい布団と、暖かいご飯がどんなに幸せなことかを認識する良い機会でもある。

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