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Yamareco

記録ID: 1614923
全員に公開
トレイルラン
磐梯・吾妻・安達太良

40年ぶりの吾妻連峰

2018年10月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:49
距離
26.5km
登り
1,390m
下り
1,851m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
0:43
合計
7:42
7:11
7:13
11
7:24
7:27
17
7:44
7:47
14
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8:07
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8:10
8:11
8
8:19
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25
8:44
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6
9:15
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8
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18
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6
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9
12:38
12:44
64
13:48
13:49
15
14:04
天候 曇り→晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
アルブ天元台に前泊。下山後、峠駅からの奥羽線は本数が少なく、ちょうど良い上りがなかったので、16:33発の下りでいったん米沢駅に出て新幹線で東京へ。
コース状況/
危険箇所等
・濡れて黒くなった木道が滑る。下り傾斜の時は特に注意。自分は2回転んで背中から落ちてしまった。
・明月荘から滑川大滝展望台まではひどい笹ヤブが断続的に延々と続く。笹ヤブに覆われた足元が滑る箇所や笹ヤブの北側が切れ落ちている箇所も多いので気が抜けない。
・山と高原地図のこの山域の標準歩行タイムは短めだと思う(北望台から西大巓を往復した妻も同じ感想)。
・一切経山付近は9月に噴火警戒レベルが2に引き上げられて立入禁止(それがなければ東大巓→東吾妻→一切経山と脚を伸ばすつもりだった)。
その他周辺情報 下山後は滑川温泉福島屋で日帰り入浴。16時まで。それから山の中の車道を50分歩いて、峠駅近くの峠の茶屋で食事。こちらは日の入りまで営業。
アルブ天元台からスタート。まずはリフト脇のゲレンデをひたすら登ってく。
2018年10月13日 06:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 6:23
アルブ天元台からスタート。まずはリフト脇のゲレンデをひたすら登ってく。
シジュウカラ。そっぽ向きながらも一瞬止まってくれた。
2018年10月13日 07:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 7:13
シジュウカラ。そっぽ向きながらも一瞬止まってくれた。
森に朝陽が射し込む。
2018年10月13日 07:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 7:24
森に朝陽が射し込む。
かもしか展望台で突然展望が開けて青空に!
2018年10月13日 07:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 7:27
かもしか展望台で突然展望が開けて青空に!
高層湿原の向こうに西吾妻山。
2018年10月13日 07:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 7:29
高層湿原の向こうに西吾妻山。
朝の木道を行く。
2018年10月13日 07:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 7:31
朝の木道を行く。
朝の光を受けて草もみじがきれい。
2018年10月13日 07:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 7:37
朝の光を受けて草もみじがきれい。
梵天岩
2018年10月13日 08:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 8:02
梵天岩
西吾妻山が近づいてくる。
2018年10月13日 08:06撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 8:06
西吾妻山が近づいてくる。
こちらは天狗岩。
2018年10月13日 08:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
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こちらは天狗岩。
どこかの高山の山頂かと思わせるような祠。
2018年10月13日 08:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 8:11
どこかの高山の山頂かと思わせるような祠。
まずは西吾妻を巻いて西大巓へ。
2018年10月13日 08:20撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 8:20
まずは西吾妻を巻いて西大巓へ。
水の木段。下りだとどうしても踵が水に浸かってしまう。
2018年10月13日 08:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 8:22
水の木段。下りだとどうしても踵が水に浸かってしまう。
西大巓が近づいてくる。
2018年10月13日 08:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 8:25
西大巓が近づいてくる。
西大巓到着。山頂標識が保護色・・・
2018年10月13日 08:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 8:45
西大巓到着。山頂標識が保護色・・・
南側。うっすらと雲をまとっているのは磐梯山。
2018年10月13日 08:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 8:46
南側。うっすらと雲をまとっているのは磐梯山。
西吾妻山を振り返る。
2018年10月13日 08:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 8:48
西吾妻山を振り返る。
西吾妻山。そういえば展望ゼロなんだった・・・
2018年10月13日 09:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 9:15
西吾妻山。そういえば展望ゼロなんだった・・・
これから進む東大巓(中央やや右)までの稜線。
2018年10月13日 09:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 9:30
これから進む東大巓(中央やや右)までの稜線。
西吾妻山を振り返る。
2018年10月13日 09:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 9:53
西吾妻山を振り返る。
人形石
2018年10月13日 09:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 9:57
人形石
左が藤十郎、右が東大巓。
2018年10月13日 10:08撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 10:08
左が藤十郎、右が東大巓。
ふと中大巓を振り返ると、40年前に撮った写真のポイントだった。木道の北に見えた池塘に踏み込めばぴったり同じだったと思う。
2018年10月13日 10:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 10:16
ふと中大巓を振り返ると、40年前に撮った写真のポイントだった。木道の北に見えた池塘に踏み込めばぴったり同じだったと思う。
こちらが40年前の写真。自分はすっかり老けたけど、山はちっとも変わらない。
2018年10月11日 23:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/11 23:32
こちらが40年前の写真。自分はすっかり老けたけど、山はちっとも変わらない。
感動は胸にしまって、先へ。
2018年10月13日 10:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 10:22
感動は胸にしまって、先へ。
2018年10月13日 10:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 10:31
2018年10月13日 10:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 10:34
東大巓分岐。まずは右へ。
2018年10月13日 10:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 10:54
東大巓分岐。まずは右へ。
東大巓山頂。ここも展望ないんだ...
2018年10月13日 11:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 11:01
東大巓山頂。ここも展望ないんだ...
東大巓の東肩から烏帽子山方面を望む。行ってみたいけど今日はここで折り返し。
2018年10月13日 11:09撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 11:09
東大巓の東肩から烏帽子山方面を望む。行ってみたいけど今日はここで折り返し。
東大巓分岐に戻ったあと、明月荘方面へ。
2018年10月13日 11:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 11:18
東大巓分岐に戻ったあと、明月荘方面へ。
明月荘(右に屋根が映ってる)手前のこの分岐を左に入って明月湖に寄り道。
2018年10月13日 11:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 11:26
明月荘(右に屋根が映ってる)手前のこの分岐を左に入って明月湖に寄り道。
明月湖。晴れてればもっときれいなんだろうけど。
2018年10月13日 11:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 11:37
明月湖。晴れてればもっときれいなんだろうけど。
ひたすら広い弥兵衛平。
2018年10月13日 11:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 11:42
ひたすら広い弥兵衛平。
明月荘。
2018年10月13日 11:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 11:48
明月荘。
明月荘を過ぎると途端に笹ヤブ。その下がヌルヌルの木道というのは辛い。
2018年10月13日 11:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 11:58
明月荘を過ぎると途端に笹ヤブ。その下がヌルヌルの木道というのは辛い。
2018年10月13日 12:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 12:02
2018年10月13日 12:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 12:03
笹・・・
2018年10月13日 12:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 12:18
笹・・・
この倒木には参った。巻けないのでよじ登って飛び降りる。
2018年10月13日 12:20撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 12:20
この倒木には参った。巻けないのでよじ登って飛び降りる。
お気に入りのC3fitに左右とも穴が開いてしまった・・・
2018年10月13日 12:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 12:27
お気に入りのC3fitに左右とも穴が開いてしまった・・・
下るにつれて増えてくる紅葉がせめてもの癒し。
2018年10月13日 12:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 12:29
下るにつれて増えてくる紅葉がせめてもの癒し。
背が低くて良かったと思える奇特な瞬間。
2018年10月13日 12:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 12:30
背が低くて良かったと思える奇特な瞬間。
2018年10月13日 12:40撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 12:40
2018年10月13日 12:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 12:41
癒される・・・
2018年10月13日 13:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 13:03
癒される・・・
でもまた笹。
2018年10月13日 13:06撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 13:06
でもまた笹。
水がこんこんと溢れていた。中から湧いてる・・・?
2018年10月13日 13:07撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 13:07
水がこんこんと溢れていた。中から湧いてる・・・?
地を這う木。
2018年10月13日 13:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 13:39
地を這う木。
滑川大滝。日本の滝百選だとか。地図だとわからないけれど、ここで鋭角に折り返す。
2018年10月13日 13:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/13 13:54
滑川大滝。日本の滝百選だとか。地図だとわからないけれど、ここで鋭角に折り返す。
やっと普通の登山道になった。走れる〜!
2018年10月13日 13:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 13:57
やっと普通の登山道になった。走れる〜!
滑川温泉にゴール!
2018年10月13日 14:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 14:11
滑川温泉にゴール!
40年前の縦走の最終日、夜明けに震えながら3人で飛び込んだ露天風呂。記憶はだいぶかすんだけど、あの時と変わっていない気がする。写真は福島屋さんのHPより拝借。
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40年前の縦走の最終日、夜明けに震えながら3人で飛び込んだ露天風呂。記憶はだいぶかすんだけど、あの時と変わっていない気がする。写真は福島屋さんのHPより拝借。
50分ほど車道を歩いて、峠駅近くの峠の茶屋で雑煮餅と自家製山ぶどう原液を頂く。
2018年10月13日 15:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/13 15:42
50分ほど車道を歩いて、峠駅近くの峠の茶屋で雑煮餅と自家製山ぶどう原液を頂く。
峠駅。
2018年10月13日 16:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
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峠駅。
こちらは40年前の峠駅。1997年に解体されたらしい。
2018年10月14日 10:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
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こちらは40年前の峠駅。1997年に解体されたらしい。
撮影機器:

装備

備考 ・トレランシューズは防水にすれば良かった。天元台からのゲレンデの草が朝露で濡れていて、つま先が一時的に冷え切ってしまったし、そのあとも水ヒタヒタのトレイルが多かった。
・連峰の東側は薮漕ぎが多いのでゴーグルがあると安心。

感想

中学生時代に友人2人とテン泊縦走した吾妻連峰。あれから40年、すっかり中年になってトレランという形でまた山に登るようになった今、あの時のコースを辿ってみたくなった。正確なルートはわからないけど、池塘と木道の稜線をひたすら歩いたこと、最終日に寄った岩の露天風呂がネットでみると滑川温泉のような気がすること、峠駅の写真が残っていることから、今回のコースにしてみた。

実際に回ってみると、滑川温泉の岩の露天風呂は自分の瞼の裏にある絵と一致したし、40年前に撮ったなだらかな山が中大巓だったことも確認できて、なんだかノスタルジック。中大巓の姿が40年前と少しも変わっていなかったのは嬉しかった。

*****
西大巓から人形石までは登山客が多いだろうと思ったので、リフトが動き始める頃までに往復した。ただし、天元台からリフトを使わずに稜線に出るルートはほぼ終始単調なゲレンデの登りで楽しくはない。ゲレンデには樹木がないので紅葉もない。

東大巓分岐から西側にはなだらかで見晴らしの良い高層湿原が広がる。その時間帯だけ青空も出てくれたので気持ち良かった。そのあとは空が曇ってしまい、弥兵衛平からの下りは笹ヤブとヌルヌル木道も加わって、精神的にかなり消耗した。

*****
今回、妻はアルブ天元台に一緒に前泊したあと、当日は自分より2時間ぐらい後にリフトを使ってスタートして、西大巓を往復。中大巓分岐付近ですれ違ったあと、帰りの米沢駅でもばったり遭遇、帰りの新幹線も一緒になった。

*****
この日の稜線上の気温は多分4〜5度。風はほとんどなし。上半身は半袖2枚とアームウォーマー。ラン中に摂ったカロリーは700kcal、水分は800ml。

所要時間は標準歩行時間の71%と、自分のトレランとしてはかなり高い割合になった。これは、この山域の山と高原地図の標準歩行時間が短めなことと、笹ヤブや水たまり、滑る木道などで走りにくいエリアが多かったせいだと思う。

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