40年ぶりの吾妻連峰
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- GPS
- 07:49
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,851m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:42
天候 | 曇り→晴れ→曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・濡れて黒くなった木道が滑る。下り傾斜の時は特に注意。自分は2回転んで背中から落ちてしまった。 ・明月荘から滑川大滝展望台まではひどい笹ヤブが断続的に延々と続く。笹ヤブに覆われた足元が滑る箇所や笹ヤブの北側が切れ落ちている箇所も多いので気が抜けない。 ・山と高原地図のこの山域の標準歩行タイムは短めだと思う(北望台から西大巓を往復した妻も同じ感想)。 ・一切経山付近は9月に噴火警戒レベルが2に引き上げられて立入禁止(それがなければ東大巓→東吾妻→一切経山と脚を伸ばすつもりだった)。 |
その他周辺情報 | 下山後は滑川温泉福島屋で日帰り入浴。16時まで。それから山の中の車道を50分歩いて、峠駅近くの峠の茶屋で食事。こちらは日の入りまで営業。 |
写真
装備
備考 | ・トレランシューズは防水にすれば良かった。天元台からのゲレンデの草が朝露で濡れていて、つま先が一時的に冷え切ってしまったし、そのあとも水ヒタヒタのトレイルが多かった。 ・連峰の東側は薮漕ぎが多いのでゴーグルがあると安心。 |
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感想
中学生時代に友人2人とテン泊縦走した吾妻連峰。あれから40年、すっかり中年になってトレランという形でまた山に登るようになった今、あの時のコースを辿ってみたくなった。正確なルートはわからないけど、池塘と木道の稜線をひたすら歩いたこと、最終日に寄った岩の露天風呂がネットでみると滑川温泉のような気がすること、峠駅の写真が残っていることから、今回のコースにしてみた。
実際に回ってみると、滑川温泉の岩の露天風呂は自分の瞼の裏にある絵と一致したし、40年前に撮ったなだらかな山が中大巓だったことも確認できて、なんだかノスタルジック。中大巓の姿が40年前と少しも変わっていなかったのは嬉しかった。
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西大巓から人形石までは登山客が多いだろうと思ったので、リフトが動き始める頃までに往復した。ただし、天元台からリフトを使わずに稜線に出るルートはほぼ終始単調なゲレンデの登りで楽しくはない。ゲレンデには樹木がないので紅葉もない。
東大巓分岐から西側にはなだらかで見晴らしの良い高層湿原が広がる。その時間帯だけ青空も出てくれたので気持ち良かった。そのあとは空が曇ってしまい、弥兵衛平からの下りは笹ヤブとヌルヌル木道も加わって、精神的にかなり消耗した。
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今回、妻はアルブ天元台に一緒に前泊したあと、当日は自分より2時間ぐらい後にリフトを使ってスタートして、西大巓を往復。中大巓分岐付近ですれ違ったあと、帰りの米沢駅でもばったり遭遇、帰りの新幹線も一緒になった。
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この日の稜線上の気温は多分4〜5度。風はほとんどなし。上半身は半袖2枚とアームウォーマー。ラン中に摂ったカロリーは700kcal、水分は800ml。
所要時間は標準歩行時間の71%と、自分のトレランとしてはかなり高い割合になった。これは、この山域の山と高原地図の標準歩行時間が短めなことと、笹ヤブや水たまり、滑る木道などで走りにくいエリアが多かったせいだと思う。
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