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Yamareco

記録ID: 1618601
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ハイキング
日光・那須・筑波

流石山〜三倉山(大峠から往復)

2018年10月08日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 栃木県
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bootselector その他1人
GPS
--:--
距離
17.8km
登り
1,124m
下り
1,124m

コースタイム

日帰り
山行
7:33
休憩
0:34
合計
8:07
6:24
49
日暮滝駐車場
7:55
55
8:50
58
9:48
36
10:24
10:58
34
三倉山
11:32
52
大倉山
12:24
45
13:09
36
14:31
日暮滝駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道大峠線は途中で崩壊しているため、日暮滝駐車場までしか入れない。
路肩も含めて10台程度(無料)
トイレなし(手前の観音沼森林公園にあり)
林道大峠線の工事は平成30年12月14日までとの記載あり。
コース状況/
危険箇所等
流石山の手前に笹が深い場所あり。大人は問題ないが子供は通過が大変そう。
本日の登山は大峠から登るのだが、大峠駐車場に続く林道が崩落しているため、
徒歩で45分ほど手前の日暮滝駐車場に車を停める。標高1050m。
すでに車が4〜5台停まっていて、さらに次々と車がやって来る。
本日の登山は大峠から登るのだが、大峠駐車場に続く林道が崩落しているため、
徒歩で45分ほど手前の日暮滝駐車場に車を停める。標高1050m。
すでに車が4〜5台停まっていて、さらに次々と車がやって来る。
車道を歩いていく。長いだけでなく傾斜もあるので結構つらい。
車道を歩いていく。長いだけでなく傾斜もあるので結構つらい。
25分ほど歩いて道路崩壊地点に到着。
25分ほど歩いて道路崩壊地点に到着。
12月14日までと記載されている。来年は車で入れるようになるのだろう。
いまや登山者しか利用しなさそうな道だが、メンテナンスしてくれるのは有難いことだ。
12月14日までと記載されている。来年は車で入れるようになるのだろう。
いまや登山者しか利用しなさそうな道だが、メンテナンスしてくれるのは有難いことだ。
崩壊した道路の脇をすり抜ける。側溝を歩くと崩壊しそうなので、さらにその外側を歩く。
落ちても死ぬほどの高度はないが、ワイヤーもあるため嫌らしい道だ。
崩壊した道路の脇をすり抜ける。側溝を歩くと崩壊しそうなので、さらにその外側を歩く。
落ちても死ぬほどの高度はないが、ワイヤーもあるため嫌らしい道だ。
しばらく歩くとダートになる。車で通過するには少々厳しそうな道だ。
しばらく歩くとダートになる。車で通過するには少々厳しそうな道だ。
右手にこれから登る予定の流石山方面が見えてくる。
左の鞍部が恐らく大峠だろう。残念ながら少し雲がかかっている。
右手にこれから登る予定の流石山方面が見えてくる。
左の鞍部が恐らく大峠だろう。残念ながら少し雲がかかっている。
大峠駐車場に到着。地面の縞模様が美しい。
道路が崩壊していなければここまで車で入れる。
大峠駐車場に到着。地面の縞模様が美しい。
道路が崩壊していなければここまで車で入れる。
さらに10分ほど歩くと、大峠線の林道終点に到着する。
側に昭和27年施行と記載されている。
さらに10分ほど歩くと、大峠線の林道終点に到着する。
側に昭和27年施行と記載されている。
この辺りは紅葉が美しい。もう少し日差しがあればよいのだが…
この辺りは紅葉が美しい。もう少し日差しがあればよいのだが…
一里塚。大峠を超えるこの道は江戸時代に松川街道として整備された。
自然災害で崩壊した会津西街道の代替道路として整備されたが、
会津西街道が復旧した後は寂れてしまったらしい。
一里塚。大峠を超えるこの道は江戸時代に松川街道として整備された。
自然災害で崩壊した会津西街道の代替道路として整備されたが、
会津西街道が復旧した後は寂れてしまったらしい。
昭和の時代に整備された林道の終点後も広い道は続き、昔の街道の面影が残っている。
昭和の時代に整備された林道の終点後も広い道は続き、昔の街道の面影が残っている。
美しい曲線美を持つ木。
美しい曲線美を持つ木。
いつの間にやら街道はなくなり登山道になる。一箇所ロープもある。
いつの間にやら街道はなくなり登山道になる。一箇所ロープもある。
大峠に到着。一気に景色が広がる。
大峠に到着。一気に景色が広がる。
流石山方面を望む。笹に覆われた美しい斜面だ。
1
流石山方面を望む。笹に覆われた美しい斜面だ。
足元には地蔵が祀られている。旅人の無事を祈るために置かれたのだろう。
足元には地蔵が祀られている。旅人の無事を祈るために置かれたのだろう。
少し標高をあげると、紅葉に彩られた大峠を見下ろすことができる。
少し標高をあげると、紅葉に彩られた大峠を見下ろすことができる。
急斜面を登り切った先は雲に覆われている。
残念ながら雲の中の縦走になりそうだ。
急斜面を登り切った先は雲に覆われている。
残念ながら雲の中の縦走になりそうだ。
流石山の手前は深い笹に覆われている。
背の低い子供がいたら、かなり歩きにくいだろう。
流石山の手前は深い笹に覆われている。
背の低い子供がいたら、かなり歩きにくいだろう。
流石山に到着。雲に覆われていて展望はない。
「さすがやま」ではなく「ながれいしやま」と読む。
流石山に到着。雲に覆われていて展望はない。
「さすがやま」ではなく「ながれいしやま」と読む。
小さな紅葉。花が咲くように、茎の先の葉が紅葉している。
小さな紅葉。花が咲くように、茎の先の葉が紅葉している。
展望がないからと引き返してもしょうがないので、先に進むことにする。
展望がないからと引き返してもしょうがないので、先に進むことにする。
少し雲が取れて眼下に尾根が見える。
天気が絶望的だと少しの展望でも嬉しくなる。
少し雲が取れて眼下に尾根が見える。
天気が絶望的だと少しの展望でも嬉しくなる。
眼下に続く谷。草紅葉はきれいだが、その先は見えない。
眼下に続く谷。草紅葉はきれいだが、その先は見えない。
僅かに先に続く稜線が見える。
僅かに先に続く稜線が見える。
雲が無ければどのような景色が広がっていたのだろう?
1
雲が無ければどのような景色が広がっていたのだろう?
キスゲ小沼。中を覗いてみたが生物の気配は無い。
キスゲ小沼。中を覗いてみたが生物の気配は無い。
すぐ近くにある五葉の泉。こちらは先ほどの池よりかなり大きい。
すぐ近くにある五葉の泉。こちらは先ほどの池よりかなり大きい。
こちらには生物がいる。水面を無数の虫が動いているが、遠すぎてよく見えない。
こちらには生物がいる。水面を無数の虫が動いているが、遠すぎてよく見えない。
大倉山に到着。地味な山頂だ。
ここもスルーしてさらに先にある三倉山を目指す。
大倉山に到着。地味な山頂だ。
ここもスルーしてさらに先にある三倉山を目指す。
少しだけ展望が広がる。天気は回復傾向か?
少しだけ展望が広がる。天気は回復傾向か?
三倉山直下は急斜面。最後の登りだ。
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三倉山直下は急斜面。最後の登りだ。
バッタを発見。気温は低いはずだが、元気に飛び跳ねている。
バッタを発見。気温は低いはずだが、元気に飛び跳ねている。
三倉山に到着。新しそうな祠が設置されている。
三倉山に到着。新しそうな祠が設置されている。
360度の展望台らしいが雲に覆われていて何も見えない。
展望はないがここで昼食をとる。
360度の展望台らしいが雲に覆われていて何も見えない。
展望はないがここで昼食をとる。
昼食をとったら下山開始。先ほどよりは視界が広がってきている。
昼食をとったら下山開始。先ほどよりは視界が広がってきている。
そしてついに視界が開ける。感動の大展望だ。
目の前に伸びている尾根は遥か大佐飛山地まで続いている。
登山道が無い尾根で、尾根に入る踏み跡も見当たらなかった。
そしてついに視界が開ける。感動の大展望だ。
目の前に伸びている尾根は遥か大佐飛山地まで続いている。
登山道が無い尾根で、尾根に入る踏み跡も見当たらなかった。
こちらはこれから向かう大倉山。
なるほど、こういう景色だったのかと納得しながら歩いていく。
こちらはこれから向かう大倉山。
なるほど、こういう景色だったのかと納得しながら歩いていく。
斜面に陽が差すと紅葉が美しく輝く。
斜面に陽が差すと紅葉が美しく輝く。
振り返ると先ほど登った三倉山。
こちらは雲がかかっていてまだ山頂部は見えない。
しかし鋭角に聳える格好良い山だという事は分かる。
振り返ると先ほど登った三倉山。
こちらは雲がかかっていてまだ山頂部は見えない。
しかし鋭角に聳える格好良い山だという事は分かる。
これまで見えなかった稜線が見渡せる。
決して天気は良くないのだが、素晴らしい展望だ。
三倉山まで行って粘って良かった。
これまで見えなかった稜線が見渡せる。
決して天気は良くないのだが、素晴らしい展望だ。
三倉山まで行って粘って良かった。
足元に見慣れない実を見つける。
足元に見慣れない実を見つける。
花も咲いている。名前は分からない。
花も咲いている。名前は分からない。
遠くの展望も広がる。丸い頭の山がポコポコと並んでいて面白い。
右手の山は二岐山だろうか?
遠くの展望も広がる。丸い頭の山がポコポコと並んでいて面白い。
右手の山は二岐山だろうか?
草紅葉が美しい。
草紅葉が美しい。
眼下に深山湖が見える。名の通り、深い山の中にあるダム湖だ。
眼下に深山湖が見える。名の通り、深い山の中にあるダム湖だ。
目の前に流石山が見えてくる。
行きには分からなかったが、思った以上に立派な山だ。
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目の前に流石山が見えてくる。
行きには分からなかったが、思った以上に立派な山だ。
眼下に三斗小屋温泉が見える。側には噴煙が上がっている。
2007年に泊まった懐かしい小屋だ。
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眼下に三斗小屋温泉が見える。側には噴煙が上がっている。
2007年に泊まった懐かしい小屋だ。
眼下の沢沿いに広がる紅葉は美しい。
眼下の沢沿いに広がる紅葉は美しい。
尾根の紅葉も美しい。稜線の紅葉は終わりかけだが、下の方はちょうど今が見頃だ。
尾根の紅葉も美しい。稜線の紅葉は終わりかけだが、下の方はちょうど今が見頃だ。
三倉山の山頂部にはまだ雲が引っ掛かっている。
こんな場所から目的地の三倉山が見えるとは思わなかった。
三倉山の山頂部にはまだ雲が引っ掛かっている。
こんな場所から目的地の三倉山が見えるとは思わなかった。
那須岳山頂もあと一歩のところが、なかなか雲が取れない。
那須岳山頂もあと一歩のところが、なかなか雲が取れない。
こちらは旭岳。非常に立派な山容だ。
こちらは旭岳。非常に立派な山容だ。
登山道にクワガタを発見。もう寒いのでかなり弱っている。
木の幹に捕まらせてあげる。
登山道にクワガタを発見。もう寒いのでかなり弱っている。
木の幹に捕まらせてあげる。
流石山を通過し、笹原の道を下っていく。
流石山を通過し、笹原の道を下っていく。
ついに雲の中から那須岳山頂が姿を現す。
雲が沸き上がる中、ようやくドーム型の山頂部を見ることができた。
ついに雲の中から那須岳山頂が姿を現す。
雲が沸き上がる中、ようやくドーム型の山頂部を見ることができた。
こちらは三本槍岳。那須連峰の最高峰で、こちらもようやく雲の中から顔を出した。
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こちらは三本槍岳。那須連峰の最高峰で、こちらもようやく雲の中から顔を出した。
大峠に到着。ロープウェイから歩いてきた人と立ち話。
駐車場に入るため、朝早くから多くの車が並んでいたらしい。
大峠に到着。ロープウェイから歩いてきた人と立ち話。
駐車場に入るため、朝早くから多くの車が並んでいたらしい。
あとは緩やかな道を下っていくのみ。松川街道の痕跡がなくなっている場所を確認。
登山道はここから左に折れて細い道になる。
街道は長い年月で崩壊してしまったのだろうか?
あとは緩やかな道を下っていくのみ。松川街道の痕跡がなくなっている場所を確認。
登山道はここから左に折れて細い道になる。
街道は長い年月で崩壊してしまったのだろうか?
日差しが出ているため、朝よりも紅葉が一段と美しい。
日差しが出ているため、朝よりも紅葉が一段と美しい。
トカゲを発見。写真を撮っていると、さっさと逃げて行ってしまった。
トカゲを発見。写真を撮っていると、さっさと逃げて行ってしまった。
駐車場に到着。改めて日暮滝を観賞する。
落差の大きい滝で見ごたえがある。
駐車場に到着。改めて日暮滝を観賞する。
落差の大きい滝で見ごたえがある。
下まで降りる階段が続いていたので行ってみる。
二段の滝になっていて、上の滝はちょっと遠い。滝見学を終えたら帰宅の途に就く。
下まで降りる階段が続いていたので行ってみる。
二段の滝になっていて、上の滝はちょっと遠い。滝見学を終えたら帰宅の途に就く。

感想

日曜日から子供たちが祖父母の家に遊びに行く。
せっかくの機会なので妻と二人で山に行くことにする。
二人だけで山に行くのは2010年の開聞岳以来の8年振りだ。
前回、3連休の磐梯山で懲りたので、人の少なそうな山を探す。
本当は新潟の山に登りたかったのだが、
日本海を台風が通過した直後なので、天候に不安がある。
目的地をもう少し内陸部に移して、裏那須の流石山〜三倉山を縦走してみることにする。
ミニ飯豊とも呼ばれるゆったりとした稜線で、この時期は紅葉も期待できそうだ。

全国的に晴予報で素晴らしい稜線歩きを期待していたが、
現地に着くとかなり雲が多くてテンションが下がる。
天気が好転することを期待して先に進むが流石山に到着するころには完全なガスの中になってしまう。
山中で出会った数名の登山者もみな嘆いていた。
三倉山からの帰りは少し天気が回復し、素晴らしい景観が広がる。
少しでも景色が眺められれば、来た甲斐があったというものだ。
最終的にはそこそこ展望も得られ、紅葉も眺められ、満足できる山行だった。

流石山〜三倉山は人が少なく、展望が良く、手軽に訪れられるという
ありそうでなかなかない貴重な縦走路で、機会があったらまた行ってみたい。

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無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
流石山・大倉山・三倉山 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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