五里ヶ峰〜鏡台山 & 虚空蔵山〜太郎山
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- GPS
- 16:00
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,435m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:50
ゲートがあり、雪が積もれば通行止めになると思います。
峠までアスファルトの舗装路で、峠には数台停められます。
峠の標高は約950m、軽井沢の国道18号最高地点より低いです。
峠から五里ヶ峰と鏡台山へピストン後、虚空蔵山から太郎山まで縦走し、秋和コースを下る周回予定のため、虚空蔵山の兎峰コース登山口へ移動しました。
登山者駐車場は『上塩尻東』の交差点から上田バイパス(R18)へ進み、最初のT字路(交差点から約200〜300m)を左折後、右側は集合墓地で新幹線の高架橋下の手前左側に二ヶ所で数台停められます。
登山道は座摩神社経由で、駐車場の墓地側と神社の南側、二ヶ所の登山口に道標が立っています。
尚、秋和コースの登山口にも登山者用駐車場がありました。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■笹平登山口⇔五里ヶ峰 送電線鉄塔までは幅広く刈り払いされた防火帯 山頂までのアップダウンはとても小さく、超ビギナー向きのハイキング道 ■笹平登山口⇔鏡台山 途中で男坂と女坂に分かれますが、男坂は廃道気味 富士見台は鏡台山頂上より好展望の岩場 ■兎峰コース登山口⇒虚空蔵山 全体的にやや急な土の斜面であり、下りではスリップに注意 兎峰の岩場は筑摩山地で傑出した広大な展望が広がります。 岩場の最高地点も先端岩頭部も眺望はあまり変わりません。 虚空蔵山頂上は長時間いても飽きない雰囲気だと感じました。 ■虚空蔵山⇒太郎山 中間地点(表示あり)手前まではアップダウンや山腹のトラバが多い。 標高1020mピーク(虚空蔵山東峰)は大峯山〜大道山〜鏡台山方面の展望岩場でした。 魚ノ沢コース(表示あり)は一見して荒れがひどいようでした。 ■太郎山⇒秋和コース登山口 兎峰コースとは対照的に終始緩やかな下りでしたが、歩く人は非常に少ないのか、中間付近は登山道が崩壊し、廃道気味でした。 夏草が繁茂する時季はルートが分かりにくいと思われます。 快晴・無風、紅葉絶景の山日和でしたが、他の登山者は皆無でした。 |
写真
感想
太郎山は2010年5月中旬に表参道登山口からピストンしたことがあります。登頂したのは午前5時頃で、夜は明けていましたがどんよりした曇り空で、写真は撮らないままでした。
その日は太郎山を皮切りに、独鈷山・子檀嶺岳・冠着山・聖山と、信州百名山漁りでした。
それから8年の歳月が流れ、筑摩山地の信百以外にも足を運ぶようになりました。五里ヶ峰や虚空蔵山などは、信百に夢中になっていた頃はどんな山か興味も関心もありませんでしたが…
五里ヶ峰だけなら坂城神社から葛尾城址経由が一般的ですが、鏡台山へも…となると坂城神社からでは大変です。
前もって役場に問い合わせると、笹平登山口へは通行可能とのことでしたので、冬季閉鎖になる前に行くことにしました。
五里ヶ峰と鏡台山から下山後、虚空蔵山は確実に行けそうでしたが、太郎山までの縦走は状況次第で判断することにしていました。
縦走路途中からエスケープルートとして南側へ魚ノ沢コースと秋和コースがあり、太郎山まで行けず途中からこの何れかを下ることも頭にありました。
実は、虚空蔵山から太郎山を眺めて『行けそうもないほど遠い』と感じたのは太郎山ではなく、東太郎山でした。
まだ昼前でしたので、行けないと諦めるのには早過ぎる時間でした。
中間地点付近に表示があり、道も歩き易き安くなり、太郎山への長い登り坂が終止符を打ち、草原状の頂上に飛び出しました。
山岳案内盤に富士山が書かれていますが、松の枝に遮られ、少し離れた所から見えました。
好展望の五里ヶ峰と虚空蔵山からは見えず、二つ目の鏡台山と太郎山から見えたことに、山の意外性を感じることしきりでした。
魚ノ沢コースは、入口を見ただけでここを下ろうという気にならない荒れようでしたが、秋和コースは入口に関してはよく整備されている印象でした。
秋和コースは途中から生塚神社へ分岐しており、道標は明瞭ですが登山道は場所によっては分かりにくい所がありました。
『太郎山←水の戸←山の神』と書かれた古い看板があり、遠い昔は太郎山へのメインルートの一つだったと思われます。
『水の戸』は上信国境の十石峠の上野村側に大きな石碑があり、大昔は交易路としての要衝地点だったと思われます。
今の秋和コースは下部の林の中に石垣が残り、いにしえのおもかげを偲ぶには物寂しいものがあります。
標高540m付近で未舗装の林道、獣害防止の柵を開閉して舗装路へ下り、
林道から駐車場までは30分ほどでした。
前回の霧隠峰山行も今回も往復とも高速道は走行せず、ずっと一般道でした。
真夜中の浅間サンラインは市街地の夜景が綺麗で、日中は移り行く八ヶ岳の山並みを遠望できる贅沢な一般道です。
帰路、山の余韻に浸れる幸せを噛みしめる快適ロードと言えるでしょう。
コメント
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太郎山は2015年03月に信州100の一環として登りましたが、虚空蔵山はまだ行ってない、というか登る山のリストになかったです。最近、虚空蔵山が信州100の付属の山と分かり、少し調べたんですが、どこに車駐めて、どう登るか五里霧中状態でした。
調べたときに、虚空蔵山から兎峰コースで登り、下りは最近できたんだか整備されたんだかのガレの新道(トレラン大会で使用したみたいです)が最短コースのようです、やはりここは太郎山まで行きたいと言う気持ちがあります。
このレコを見て、takayama2さんの歩かれたこのコースが一番いいです。大げさに言えば、コースを見た瞬間一目惚れしました。駐車場所の不安も無くなりました。このコース通りに歩けるか、時間の関係で分りませんが、できればこのコースを歩きたいと思いました。
お疲れ様でした。
追記:
トレランコースはこれです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1455298.html
兎峰から南南東に下るルートがガレの道です。新道かどうかは未確認です。
秋和コースのアドレス、有り難うございます。当方も印刷して持って行きます。
晴れの日を選んで行こうと思います。
虚空蔵山or太郎山のトレランルートについては知りませんでしたが、
http://www.simpleeelife.com/archives/10449
このHPのことでしょうか?
マイカーで登山口まで行き、虚空蔵山〜太郎山を縦走されるなら表記のルートがベストだと思います。
太郎山からの下山ルートは下記の秋和コースを印刷して持参しました。
http://www.geocities.jp/yomoyamatyou/tarouzennzu.html
早朝、虚空蔵山から太郎山方向は逆光ですが、北アルプス方面は茫然自失の絶景です。晴天が確実な日に行かれることをお勧めします。
コメントを頂き、ありがとうございました。
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