剱岳・ワンディ(馬場島〜早月尾根)


- GPS
- 10:46
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 2,440m
- 下り
- 2,427m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆馬場島〜早月小屋 ・1400mまでは積雪なし。 ・以降は徐々に積雪が増えてくるがアイゼンは使わなかった。 ・早月小屋は営業期間外 ◆早月小屋〜剱岳山頂 ・20僉50冂度の積雪あり。 ・アイゼン・ピッケル必須。 ・想定外に気温も低かったため厳冬期同等の装備が必要。 ・上部は岩場と雪のMIXになりルートファインディングも必要となるので経験者以外は登頂困難。 ※この日は前日のトレースが残っていたが風で消されている個所もあるため宛てにしない方が良い。 |
その他周辺情報 | 上市の大岩不動の湯。 420円で露天風呂もあるがシャンプー、リンス等は常備していないため持参する必要あり。 |
写真
感想
今年も雪剱の季節がやってきた。
2週間前に大窓から剱岳を目指したものの無念の撤退という結果となり、内心再チャレンジしたいと思っていた。
そこへYSHR先生から剱行かない?とのお誘いが、もちろん行きますとも。
この前の雪の北方稜線はかなりヤバかったが早月尾根なら雪があっても時間さえかければ登頂が約束されているようなものなので大分気が楽だ。
昨年も同じ時期に先生と大魔人さん、兄ちゃんと登ったが今年はカリスマ君とサブ君が参戦してくれるということでテンションアップ。
お二人とは色々なところでスライドしたことはあったもののこれまで一緒に登ったことはなかった。
土曜日2時スタートということで前夜のうちに馬場島まで向かい車中泊。
当然フライングでしょうということで1時過ぎに起床して準備を始めていると案の定バッチリフライングでYSHR号とカリスマ号がやってきた。
サブ君はYSHR先生の車に同乗させてもらっていた。
改めましてよろしくお願いします。
さあ、約束の2時前だけどスタートしますか。
まずは雪のない早月尾根を楽しく会話しながら登っていく。
カリスマ君は自分より歳はひとつ上だが色々と気を使っていただいているようで申し訳ない感じ。
サブ君も噂に聞いていた通りの好青年でとても気さくに会話を楽しんだ。
いずれにしても二人とも体力抜群なので息切れひとつせず淡々と高度を上げていった。
1400mくらいから徐々に雪が出始めて1600mに至ると完全な雪道となった。
分かってはいたが去年より明らかに雪が多い。
土曜日早朝ということでトレースは端からあてにしていなかったが、割としっかりとしたトレースが刻まれており早月小屋まで3時間半ほどで到着した。
早月小屋ではテントが数張。ちょうど大学生のPTがスタートしていった。
自分たちも小休止がてらアイゼンと防寒具を装着。
ここから上は完全に冬の世界となるので装備は万全にしておく必要がある。
しばらく行くと先ほどの大学生PTと先発していた登山者に追いつきトレースのお礼を言って先に行かせてもらう。
この先は誰もいないようだったがトレースは残っている。どうやら前日のもののようだ。
途中からは風でトレースも消えてラッセルモードとなる。
ラッセルが一切なかったら寂しいと思っていたので願ったり叶ったり。
先頭を交代しながらラッセルを回す。
予報ではほぼ無風で快晴とのことだったが山頂には雲がかかり強風が吹き荒れているようだった。
登っている最中も地吹雪が顔に襲い掛かり前が見えない、地獄ゴーグルを持ってくればよかったと後悔した。
カニのハサミをクリアしたらいよいよ山頂へ。
風は相変わらず強かったが雲は取れて視界は良好!今日も来てよかった。
天気は良いが寒いので写真を撮ったら即下山開始。相変わらず余韻というものがない(笑)
雪の早月尾根は登りより下山の方が気を使う。
池の谷に滑落しないように注意を払いながら慎重に下って早月小屋まで来たら一安心。
アイゼンを外して後はピクニックです。
紅葉を愛でながら馬場島まで降りて石碑の前で記念撮影。
完全燃焼、とまではいかなかったが今年も無事に雪剱に登ることができて良かった。
YSHR先生、カリスマ君、サブ君、ありがとうございました。
朝一のケーブルカーで室堂に行きました!まさか、この時間にYSHRさん御一行様が剱岳に登られているとは!!
8時すぎに室堂に着いているのでちょうど山頂におられた頃でしょうか?薄くガスがかかっていました。その後ガスは取れて素晴らしい剱岳が拝めました!昼近くからはガスが出て高いところはみえなくなりました。
いつも、ブログをみています!すごい体力です。他の人は絶対に真似できません。この時間もどこか登られていますね。
これからもお気をつけて、楽しんで下さい!
コメントありがとうございいます。
僕らも登っている途中で山頂にガスがかかったり晴れたりを繰り返していたので地獄なんじゃないかと不安でしたがタイミングよく晴れてくれて抜群の景色に出会うことができました。
室堂方面も良く見えていましたよ。
センセーは今日も近くの山を登っているはずです
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