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記録ID: 164287
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沢登り
日高山脈

野塚岳[ニオベツ川南面直登沢]

2011年06月25日(土) [日帰り]
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tentyo samoa その他7人
GPS
--:--
距離
5.7km
登り
882m
下り
877m

コースタイム

野塚トンネル[7:30]―580二股[7:45]―780二股[8:45]―920二股[9:20]―野塚岳[11:10‐12:00]―580二股[14:15]―野塚トンネル[14:40]
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野塚トンネル横に車をデポ
コース状況/
危険箇所等
co700付近ある10mほどの滝は左岸直登できるが難しめ。
巻きも、草付でホールド少ないのでザイルを出していた。

斜度が出てくるco800くらいから連瀑帯が始まる。
おおむね快適に登攀できるが、たまに難しいものあり、巻きに逃げたりシュリンゲで対処する。
見た目は簡単でも逆層だったりで難しいものも。
また浮石が多いのでそれには細心の注意が必要。

連瀑といえども、たいたい区切ることもでき巻きに逃げたりもできるので難易度は低めだが、
滑落したら長い距離を落ちるのでテンションが低いわけではない。
野塚はガスの中。おどろおどろしい。
2011年06月28日 00:10撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:10
野塚はガスの中。おどろおどろしい。
最初は普通の渓相。林道もある。
2011年06月25日 08:36撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 8:36
最初は普通の渓相。林道もある。
少しずつ日高っぽくなる
2011年06月25日 08:47撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 8:47
少しずつ日高っぽくなる
小滝もある
2011年06月28日 00:10撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:10
小滝もある
こんなのも
2011年06月25日 08:53撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 8:53
こんなのも
滝上から
2011年06月25日 08:54撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 8:54
滝上から
co700の10mくらいの滝
2011年06月25日 08:59撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 8:59
co700の10mくらいの滝
前半部の核心
2011年06月28日 00:11撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:11
前半部の核心
直登組と巻き組に分かれる
2011年06月25日 09:14撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 9:14
直登組と巻き組に分かれる
どんどん滝が出てくる
2011年06月28日 00:11撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:11
どんどん滝が出てくる
2011年06月25日 09:27撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 9:27
連瀑帯
2011年06月28日 00:11撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:11
連瀑帯
上部はガス
2011年06月28日 00:12撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:12
上部はガス
930二股
2011年06月25日 09:54撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 9:54
930二股
まだまだ続く
2011年06月28日 00:12撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:12
まだまだ続く
ガスッていたが…
2011年06月28日 00:13撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:13
ガスッていたが…
なんと晴れてきた
2011年06月28日 00:13撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:13
なんと晴れてきた
シャワークライムなどもしつつ行く
2011年06月28日 00:13撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:13
シャワークライムなどもしつつ行く
振り返ればすごい高度感
2011年06月28日 00:13撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:13
振り返ればすごい高度感
最高に気持ちがいい
この先の二股は左をとった
2011年06月28日 00:13撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:13
最高に気持ちがいい
この先の二股は左をとった
稜線も近づいてくる
2011年06月25日 10:37撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:37
稜線も近づいてくる
ハクサンイチゲ
2011年06月25日 10:42撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:42
ハクサンイチゲ
2011年06月25日 10:59撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:59
道路ははるか下
2011年06月28日 00:17撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:17
道路ははるか下
まだまだ気を抜けない
2011年06月28日 00:17撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:17
まだまだ気を抜けない
あと少し
2011年06月28日 00:17撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:17
あと少し
が、ピークはガス。残念
が、ピークはガス。残念
ナガバツガザクラ
2011年06月25日 11:22撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 11:22
ナガバツガザクラ
ナガバツガザクラ
2011年06月25日 11:26撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 11:26
ナガバツガザクラ
ケエゾキスミレ
2011年06月25日 12:31撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 12:31
ケエゾキスミレ
ヒダカゲンゲ
2011年06月25日 12:43撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 12:43
ヒダカゲンゲ
タニウツギ
2011年06月28日 00:20撮影 by  FE240/X795 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 0:20
タニウツギ

感想

気が付けば沢のシーズン。
初沢は野塚南面直登沢。HYMLの方々の山行に同行させていただきました。
いきなりテンション高そうなので不安もそこそこ。

野塚トンネルのすぐ横から入山なのですが、そこのコンクリートの壁を下るところがなかなか危なっかしい。
今山行の核心の一つであった。
残置してあるロープを使って降りる。

沢に出ると最初は普通の飛び石。
ちょっと行ったところ林道を発見したのでそれを使う。

ちょこちょこ小滝をこえつつ行くとco700くらいで10mくらいの滝が出てくる。
直登組と巻き組に分かれた。
突き上げにあって、直登することとなったが、ホールドが逆層気味でなかなか難しい。
先に登った方の指示も受けつつなんとか登る。
シーズン初めからこんなことするもんでもない。

巻きも直登と同じく左岸。
草付でホールドが少なめで簡単ではなさそう。ザイルも出していた。

その上のナメには雪渓のカケラも残っている。
co730二股で少し休憩。

その先くらいから斜度が出始めて連瀑帯の始まりとなる。
最大の核心の部分だ。

滝の全体的な難易度はそれほど高くはない。
時折難しいものあるが、巻きに逃げることもできる。

ただ、巻きも簡単なわけではないし、登りやすそうに見えても逆層だったり、浮石があったりで難しいものもある。
浮石や落石には細心のちゅういが必要だ。
また連瀑帯なので、落ちたらどこまで落ちるかわからないのでテンションは高い。

一つ一つの滝で区切るれるので対処等はしやすいので落ち着いていけば問題はないだろう。
ザイルを一か所、シュリンゲ対処が数か所といったところだ。

ぐんぐん高度を稼いでいくと、ガスが取れ青空が。
こうなると気分は最高だ。青空へ続く滝の階段をぐいぐい行く。
気温も上がり、シャワークライムもして気分は夏真っ盛り。

そのうち水は枯れ、カンバの低木帯に突入する。
ここのあたりでも浮石には注意。
ウコンウツギやハクサンシャクナゲ、ナガバツガザクラなど高山植物もちらほら。

低木を抜けて少し登ったら野塚ピークだ。
ピークからのトヨニを楽しみにしていたが、あいにくまたガスッてしまった。

昼ごはん具沢山なラーメン。ガスッているながら、あの遡行の後の山頂での昼飯は格別だ。

昼ごはんを食べたのちは、オムシャへの稜線を少し下る。
ここではケエゾキスミレたヒダカゲンゲなどの高山植物が見れた。
久々のキスミレとの邂逅にテンションが上がる。

.1232手前のポコから稜線を外れて踏み跡を下る。ササが繁茂し時折つるつる滑りながらco530二股へ。
帰りの林道でフキを採り入山点へ。

コンクリートの壁は行きと同じく核心だった。

明日はピロロに行くというHYMLの方々と別れて明日のために室蘭へ向かう。
半年ぶりの日高の直登沢は相変わらず、気持ちのいいところであった。
南日高の沢をつないで沢旅なんていうもいいかもしれないと思った初沢だった。

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