両神山〜八丁峠から登り作業道を下る
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 861m
- 下り
- 858m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
落合橋から八丁峠までは10〜20センチの積雪で特に問題なし。 八丁峠から東岳は積雪が多く、鎖が埋まっている所も多く、また雪が締まっていないため岩稜に不安定に載っている状態なので細心の注意で通過を。 東岳から剣ヶ峰は、剣ヶ峰直下の下って登り返すところが雪が深く体力的にきついです。あとは特に問題なし 作業道は一面雪の斜面なのでルートファインディング必要。とりあえず、トレースしましたので参考に。ルートファインディングだけでなく、急斜面のトラバースが長いので滑落に気を付けて |
写真
感想
正直、積雪期の八丁峠ルートを甘く考えていた。鎖がたくさん設置してあるので雪が積もろうが鎖につかまって登ればまったく問題ないと思っていた。
しかし、実際に登ってみると、まず八丁峠からすぐの岩峰でつまずく。無雪期に「なんでこんなとこ鎖があるの?」と思っていた簡単な岩場が乗り越せない。仕方なく鎖を掘り出して何とか突破するが、行蔵峠の基部まで、なんだかんだで気力も体力も消耗してしまう。「おいおい、行蔵峠の登りからが本番だぞ!」
せっかく来たのだから東岳までは頑張らなくては・・・と、行蔵峠のあのきつい
鎖にとりかかる。が、途中まで鎖で登ってから樹林に逃げ込む。逃げ込んだ葉いいが、そこも傾斜がきつく腕力で突破するしかない。岩場はバランスで通過・・・なんていってられない。利用できるものは何でも利用。細い灌木でもなんでもだ。
しかし、やけくそで登っているうちにも少しづつ落ち着いてくる。気持ちが落ち着いてくれば不思議とモチベーションも上がる。時間がかかりながらも東岳に立つ。もう十分だ。剣ヶ峰はどうでもいい。が、問題は下り。同じルートを下るのは登るのと同等、体力の消耗を考えればそれ以上に大変だ。ということで剣ヶ峰を踏んで作業道を下るという、当初の計画を実行する。
剣ヶ峰(両神山)には日向大谷側から登ったとみられるトレースがあったが登山者の気配はなかった。百名山といえども積雪期は寂しいものだ。
剣ヶ峰から少し下って、ロープをくぐりそのまま少し進むと作業道の標識がある。が、ルートは一面の雪の斜面となっていて判別のしようもない。注意深く眺めれば、樹木の配置や雪面の僅かな変化からルートを読み取ることができないでもないかもしれないが、それは過去にルートを歩いた経験のある人ならだろう。喩一頼りになるのは赤テープのマーキングを見ながら下るという選択。まあ今回の私は、秋に歩いた経験と、赤テープと自分のルートファインディングを信じて下ったわけで途中、若干ルートを見誤ったがほぼ問題なく下れたが・・・。
しかし、このルート、けっこう緊張感のあるトラバースが長いのであまり勧めることはできない。まあ積雪期の八丁ルートをトレースできる人なら問題ないだろうけど。
コメント
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両神山意外と大変だったようですね。
八丁の方から一度登ってみたいと思っていました。
もちろん、夏山ですが・・
冬は何か危険な感じがしていましたので、nukaboshi
さんのおかげで様子が分かりました。
それにしても、コンビニで食料買いそびれたのは
さびしいものがあります。
私などは、食べることも楽しみにしていきますので、
そちらも意欲をそそぎます。
素敵な山の情報今後ともお願いします。
yabitabiさんこんにちは。
今回は本当に疲れました。
やっぱり水だけで登ると休んでも体力が回復しないのかもですね。コンビニがあったら早めに買い出ししておくべきですね。いい勉強になりました。といいながら、過去には登山靴忘れたり、財布忘れてやはり水だけで過ごしたりしてますが・・・
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