ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 165483
全員に公開
講習/トレーニング
八ヶ岳・蓼科

北横岳

2012年01月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
mount-fine その他16人
GPS
00:10
距離
4.8km
登り
263m
下り
263m

コースタイム

10:57 ピラタス蓼科ロープウェイ山頂駅
11:50 北横岳ヒュッテ
12:25 北横岳(南峰)
12:33 北横岳(北峰)
13:10 七ツ池
14:08 三ツ岳(西側のピーク)
15:40 ピラタス蓼科ロープウェイ山頂駅

※コース図では坪庭の行き帰りで同じルートになっていますが、時計回りに違うルートを通ったかもしれません。
天候 晴れ/山頂はガス
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【往復】JR茅野駅〜(マイカー)〜ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅〜山頂駅
コース状況/
危険箇所等
■ ロープウェイ山頂駅〜北横岳はトレースあり・登山者多し。

■ 三ツ岳(西側のピーク)の岩場までもトレースがあったが、それをほんの一歩外れただけで、岩やハイマツの隙間に人1人が頭までズッポリはまってしまうような箇所があり、要注意(実際、そういう大穴が開いていた)。
スーパーあずさ1号の到着時刻に合わせて、9:10にJR茅野駅で集合。ガイドさんと参加者の車に分乗してピラタス蓼科ロープウェイの山麓駅へ。
スーパーあずさ1号の到着時刻に合わせて、9:10にJR茅野駅で集合。ガイドさんと参加者の車に分乗してピラタス蓼科ロープウェイの山麓駅へ。
山頂駅で装備等を整えた後、3つの班に分かれて11時少し前に出発。
山頂駅で装備等を整えた後、3つの班に分かれて11時少し前に出発。
坪庭から北横岳を望む。
1
坪庭から北横岳を望む。
坪庭を過ぎると、思ったよりも急な斜面をジグザグに登る。北横岳ヒュッテ前でアイゼンと、三ツ岳に備えてハーネスやスワミベルトを装着。
坪庭を過ぎると、思ったよりも急な斜面をジグザグに登る。北横岳ヒュッテ前でアイゼンと、三ツ岳に備えてハーネスやスワミベルトを装着。
周囲の木々はこんな感じ。
周囲の木々はこんな感じ。
北横岳(南峰)に到着。ガスで展望はまったくなし。
北横岳(南峰)に到着。ガスで展望はまったくなし。
北横岳(北峰)に到着。
北横岳(北峰)に到着。
北峰山頂の標柱、石碑、三角点。
北峰山頂の標柱、石碑、三角点。
北峰から南峰を望む。歩いてくる人が見えるほど近い。
北峰から南峰を望む。歩いてくる人が見えるほど近い。
七ツ池は踏み跡が皆無で、自分たちが汚してしまうのが申し訳ないくらい。ここで少々ラッセル遊び。
七ツ池は踏み跡が皆無で、自分たちが汚してしまうのが申し訳ないくらい。ここで少々ラッセル遊び。
三ツ岳への道。
三ツ岳の岩場。ここでロープを結び、コンテニュアス。こういう経験ができるのは講習会ならでは。
三ツ岳の岩場。ここでロープを結び、コンテニュアス。こういう経験ができるのは講習会ならでは。
三ツ岳の西側のピーク。当初の予定ではさらに進んで雨池山〜雨池峠を通る予定だったが、時間的な制約とトレースがはっきりしないのでここで引き返す。
三ツ岳の西側のピーク。当初の予定ではさらに進んで雨池山〜雨池峠を通る予定だったが、時間的な制約とトレースがはっきりしないのでここで引き返す。
行きはよいよい帰りは・・・。夏場なら特に難しくない岩場なのだろうが、雪が付いているのとアイゼンを履いていること、さらに間隔の短いコンテで結びあっていることが難度を増している。
行きはよいよい帰りは・・・。夏場なら特に難しくない岩場なのだろうが、雪が付いているのとアイゼンを履いていること、さらに間隔の短いコンテで結びあっていることが難度を増している。
三ツ岳を下りた後はハーネスやアイゼンを外し、急な下りはシリセードを楽しんだりしつつ坪庭へ戻る。ロープウェイで下山。一番奥に見える山並みは中央アルプスのようだ。
三ツ岳を下りた後はハーネスやアイゼンを外し、急な下りはシリセードを楽しんだりしつつ坪庭へ戻る。ロープウェイで下山。一番奥に見える山並みは中央アルプスのようだ。

感想

■ アイゼンやピッケルを必要とするような雪山を始めるにあたって、自己流や独学ではなく実地でちゃんとした技術を学びたいと思い(どんないい道具を持っていても、正しい使い方を知らなければ役に立たないので)、ガイド登山の講習会に参加することにした。北横岳、天狗岳、赤岳の3回シリーズ(?)で、初回の本日は北横岳。

全体的にコンパクトなコースで雪山入門のまた入門という感じだったが、滑りやすい急な雪道をアイゼンなしで歩いたり、ピッケルの持ち方を常に意識すること、アイゼンを履いての岩登り(三ツ岳)など、いろいろと学ぶところがあった。

■ 自分はどうも下りで後傾してしまうようで、アイゼンなしの下りでは(ほかの人はそうでもないのに)何度も尻もちをついてしまった。今回は安全なコースだからいいものの、これが難所だったら滑落死しかねない。下りは雪のない道でも少々苦手なので、早く歩き方のコツを身に付けたい。それでも、お互いに初心者だとわかっている講習会だから、失敗してもあまり恥ずかしくないのがいい。

■ 単独行では常に現在位置や進む方角、時間を意識しているが、講習会のグループ登山だとどうしても前の人についていくだけになってしまう(そもそも勝手に立ち止まったりできない)。その代わり、単独では経験できないことを講習会では学べるので、両者のいいところを利用して少しずつステップアップしていきたい。

■ 今回は参加者の約半数が女性だった。登山ブームの延長ではあるのだろうが、さすがに雪山に登ろうと思うだけあって意識が高く、男性にまったく引けを取っていなかった(下りなんかは自分のほうがよっぽど下手)。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1204人

コメント

mount-fineさん、こんにちは!
三ケ岳への道ですれ違った夫婦です。こんにちは!

人数が多かったのでツアーかな?とは思っていたのですが、講習会だったのですね
行動の制限はありますが、基本的なことをしっかり学べていいなあ、、
次は天狗、赤岳と行かれるようですが、八ヶ岳を満喫できる講習会が楽しみですね

あの大穴は、ルートファインディングしながら歩いた時に踏み外したところです^^;
皆さん、大丈夫でしたか
2012/1/30 21:15
コメントありがとうございます
yuki_G_Kさん、こんにちは。
コメントありがとうございます(^_^)。
講習会だと好きなところでゆっくり景色を眺めたり写真を撮ったり
できないのが難点ですね〜。
まあ講習会でしっかり基礎を学んでから、個人山行で自由な行動を
楽しみたいと思います。
お二人が身を持って危険箇所を示してくださったおかげで、後続は
安心して通ることができました(笑)。
2012/1/31 7:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
北横岳山頂往復、縞枯山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら