朝日岳-三本槍岳-茶臼岳(三斗小屋温泉大黒屋泊)【男のロマンここにあり】
- GPS
- 25:38
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,708m
- 下り
- 1,685m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:57
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:26
天候 | 11/18(日) 晴れ時々薄曇り 11/19(月) 早朝は晴れ、8時頃よりガスで小雨が混じる強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▽峠の茶屋駐車場 ・無料で160台駐車可能 ・土曜の16時到着時で6割ほど ・日曜7時起床時で9割はうまっていました ・月曜9時半帰着時で10台 ・茶店はすでに冬季閉店していますが、トイレは空いています ・11/30をもって、大丸温泉より上は冬季通行止になります。積雪の状況によっては早まるそうです ・11/18.19は凍結等一切ありませんでした http://nasukougen.web.fc2.com/muryoucyusya/tougenocyaya/tougenocyaya.html ライブカメラ↓ http://www.town.nasu.lg.jp/0224/info-0000000964-1.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況(2018年11月18.19日現在) ※これからの時期、状況は一日で一変します。以下は参考程度で、最新の情報を入手したください ▽峠の茶屋⇄峰の茶屋避難小屋 ・峰の茶屋避難小屋は強風で有名なポイント。18日はそよ風でしたが、19日はそれなりに強かった。事前にシェルを着込むなどした方がよい ▽峰の茶屋避難小屋→朝日の肩⇄朝日岳→熊見曽根 ・剣ヶ峰のトラバースは落石注意。剣ヶ峰直登する場合は落石を起こさないよう注意 ・朝日の肩までは岩場のトラバースとなります。今後凍ると非常に危険な箇所となります ▽熊見曽根⇄三本槍岳 ・北温泉分岐より三本槍側は、日当たりが良いため午後になると雪が全て溶けドロドロになっていました ▽三本槍岳⇄鏡沼 ・大峠分岐までの下りは登山者が一気に減るため、雪も残っていました ・須立山分岐から鏡沼への下りはかなりの悪路。背丈ほどの笹とバラバラ降ってくる霧氷でビチョビチョになります。事前にシェルを上下とも着た方が良いと思います。固定ロープを掴んで上り下りしたほうが安全です ▽熊見曽根→三斗小屋温泉大黒屋 ・隠居倉までは展望の良い尾根歩き ・源泉地まで木段・石段の急な下り ▽三斗小屋温泉大黒屋→峰の茶屋避難小屋 ・序盤はダケカンバの樹林帯。紅葉シーズンはさぞかし素晴らしいのでしょうね ・峰の茶屋避難小屋直下は火山っぽくなります。落石注意。早めに抜けましょう ☆登山ポスト 峠の茶屋登山口にあり |
その他周辺情報 | ☆登山前後の温泉 ♨ピラミッド元氣温泉 ・前から気になっており、一度は入ってみたいと思っていました ・見たままです。怪しさ満載。ですが、源泉掛け流しで泉質は良いと思いました。けど怪し過ぎる ・ph8の単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。「ピラミス源泉」から引いているみたいです http://pyramid-onsen.com ♨三斗小屋温泉大黒屋 ・日帰り入浴はやっておりません。宿泊者限定です ・石鹸・シャンプー等は勿論使用禁止。ドライヤーもありません ・ph6.8の単純温泉(中性低張性高温泉) http://www.mountaintrad.co.jp/~sandogoya/ ♨みかえりの郷 彩花の湯 ・国道400号沿いにある日帰り入浴施設。これまで何十回と前を走っているが、今回初入湯 ・掛け流しらしいが、いたって普通のなんの特徴も感じられないお湯でした http://www.mikaerinosato.jp ☆飲食店他 ▽月井酒店 ・峠の茶屋に登って行く途中にある酒屋。鳳凰美田をはじめ、栃木の地酒の品揃えがとても豊富。店主が詳しく教えてくれます http://www.paw.hi-ho.ne.jp/y-tsukii/ ▽頑者ラーメン 菖蒲PA(集中) ・東北からの帰りは6割くらいの確率で立ち寄る圏央道の菖蒲PA ・個人的にはガンジャラーメンよりも、濃厚魚介ラーメンが好き https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/saitama/A1104/A110402/11040334/top_amp/ ☆宿泊施設 ▽三斗小屋温泉大黒屋 ・那須山中に佇む古い旅館。「煙草屋」と人気を二分し、紅葉シーズンなどはなかなか予約がとれません ・煙草屋は露天風呂もありますが、食事は大部屋。大黒屋は内湯のみですが、部屋食となります ・「旅館」ではありますが、「山小屋」のつもりで宿泊しましょう ・なお、11/23は山岳会の予約が2つ入ったようで、それだけで5〜60人。その他、個人の予約が現在5名ほどらしいです。主人の話では「風呂も大変なことになるなー、個人のお客さんが可愛そう」とのこと。予約を考えている方はご参考までに、、、 http://www.mountaintrad.co.jp/~sandogoya/ |
写真
感想
8年前、その時も1人で宿泊し、温泉や部屋まで運んでくれる御膳の食事などに感動した記憶のある「三斗小屋温泉 大黒屋」。
再訪を願ってやまなかったもののなかなか機会が訪れず、2016年にやっと予定があい、人の少ない平日に予約。
しかし直前に爆弾低気圧が通過し、念のため宿に確認すると、「あなた以外はみんなキャンセルしました。本当に来るつもりですか?」ということで、泣く泣くキャンセルすることに。
翌2017年も無理やり会社を休み平日に予約。
前日結構荒れたため、普段は天気についてはあまり敏感に反応しないにもかかわらず、この日はなぜか宿に問い合わせをしてしまいました。
「予約してる○○ですが、天気がちょっと心配なのですが、どんな感じですか?」
「キャンセルということですね。ガチャ」
「・・・」
有無を言わさずキャンセルされてしまい、泣く泣く燕岳に変更したことをよく覚えています。
この宿とはもしかして合わないのかも、とか思いつつも、やはりあの宿泊者限定の温泉に浸かり、美味しい食事を食べ、夜はウイスキーをチビチビとやりながら読書に耽る。
そんな男のロマンの塊のような三斗小屋温泉大黒屋での一日を夢見、3年越し、やっと実現することができました。
雪はほとんどなかったものの、思いがけず霧氷がキラキラ輝く道中。
なかなか足が進まないものの、本日は宿泊のためそれでいいのです。
辿り着いた大黒屋で、ずっと思い続けていた素晴らしい時間を過ごし、翌朝、これまたのんびりと下山。
那須は、それなりに大きな山が比較的近距離に聳えており、ミニ縦走気分を味わえるオススメの山域。
それに、歩いてしか行けない山中の名湯での静かな夜。
また数年後。
付け加えますが、ここはソロ・平日・初冬に限ります。
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