雨坊主山、笹塒山(上州・旧倉渕村)
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- GPS
- 16:00
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笹塒山(ささとややま)では滑川林道分岐に停めました。分岐はコンクリで舗装され、他の車の通行には支障ない道幅です。 県道54号線の滑川林道入口には手動開閉式ゲートがあります。 はまゆう山荘⇔滑川林道分岐は車で移動しました。 雨坊主山=4時30分〜9時15分 笹塒山=9時50分〜14時30分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨坊主山の登山地図には『枝分かれの道が多く、コース分かりにくい』と書かれていますが、色々なコースがある廃道化に近いハイキングコースです。雨坊主山への最短路は比較的明瞭です。 山頂直下40mほどは岩混じりの急な土の斜面、他は落葉の降り積もった土の斜面です。特に危険個所はありません。 笹塒山は登山地図にはルートが出ていませんが、ネットで検索すると登山者はそれなりにいるようです。 基本的に尾根がルートで古びて小さな目印がありますが、可成り分かりにくいです。一部に岩場があり、下りの転倒は転落の可能性大です。 雨坊主山も笹塒山も腰の高さの笹は広範囲に枯れ果てていました。 笹塒山は高さ十数僂両笹が現存し、そこには獣道が伸びています。 |
写真
感想
雨坊主山下山後笹塒山と高倉山を予定していましたので、暗い内からスタートしました。
雨坊主山の登山道が破線ルートであることが気掛かりでしたが、やはり暗い時刻にライトで照らして歩くにはとても分かりにくい状況でした。
雨坊主山への登山道もハイキングルートも同じように落葉が積もり、道標は壊れたままの物が多く、真っ暗い中でリングワンデリングのこともあり、30分以上のロスとなりました。
下りで展望台に寄りましたが、西側の浅間隠山方面と北側の笹塒山方面以外はよく見えませんでした。
笹塒山は林道分岐点に駐車しました。
今は林業関係車両は入ってなさそうでした。
ネットの記録では、林道分岐手前に停めたというのがありますが、路肩は広くはなく未舗装で、端に寄り過ぎるとタイヤが柔らかい地面にめり込む恐れがあります。
笹塒山の登山道は地形図に破線で表示されていますが、若干違います。
標高850m台で林道細尾沢支線(コンクリで舗装されています)から左の作業道へ入ります。キャタピラー車以外は走行できそうにない甚だしく荒れた作業道です。
ほぼ真っすぐな作業道は途中の880m付近で急角度で右折し、尾根に拓かれた作業道となります。急角度で右折する左下は、小さな沢で対岸の急斜面にトラロープが張られています。ネットの動画では作業道から沢への下降にもロープがあるようでした。
尾根に拓かれた作業道をずっと上がると非舗装の細尾沢支線(地形図の実線)に出ます。この支線がどこまで続いているか分かりませんでしたので、途中で支線から荒れた作業道へ入り、標高1000mの長〜いベロ状の尾根基部から北北西の尾根に取り付きました。
この尾根は地形図で分かりますが、標高1110m〜1140mが非常に急で、常時 灌木や岩にしがみ付いての登高で、下りならロープ必須の急斜面でした。
目印のある尾根に取り付いて一安心でしたが、1260m付近の平らな尾根でルートロスし、登山靴が埋まる程度の小さな笹原で尾根の東側を斜上する獣道に引き込まれ、東西に長い頂上稜線直下には地形図にはない岩場が続いていました。
このまま斜上すると頂上から東へ下る尾根に上がることになりますので、岩場のない斜面を上がって稜線へ出ました。
出たのは笹塒山中央峰(1402m)と東峰との中間付近で、右に少し行けば小さな鳥居や石祠のある東峰でした。
西峰には山名板が二つありますが、中央峰には何もありません。
中央峰西側の倒木に腰を下ろして食事し、目印を追って下山開始です。
1250m付近は尾根が不明瞭です。正面に竜ヶ岳が見え、目印も全くないことから尾根を間違えていることが分かりました。東へ200m近く横移動して本来の尾根に乗り、1020m付近で細尾沢支線に降り立ち、以後は上りで歩いた作業道を下りました。
地形図の実線は沢状地形で切れていますが、実際はその西側の尾根も巻いています。
地形図の1068m測量地点の下まで林道と作業道を辿り、あとはずっと尾根ルートとなりますので難しい山ではありませんが、下りで1250m付近の尾根分岐には要注意です。
午後2時半に下山しましたので、3番目に予定していた高倉山(キャンプ場から往復1時間)は十分行く時間はありましたが、逆光で西側や南側の山は綺麗には見えないこと、午前中に比べれば雲が増えたことなどで中止しました。
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