作場平起点で笠取山・唐松尾山・将監峠
- GPS
- 06:13
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:09
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・笠取山から唐松尾山を経由して将監峠に至るルートには倒木が多かったが、巻き道ができていてそこを通れば特に問題はなかった。 ・作場平から笠取小屋までと、将監小屋から登山口は、軽トラでも通れそうな道で、実際に軽トラと思われる轍も見られた。 ・その他ルートは全般的に良く整備されている。 |
写真
感想
作場平の駐車場には6時前に到着。ここまで来るときに既にクルマの温度計はマイナスを示していた。今季初のマイナス表示。道中凍結はなかったが、タイヤを早めに替えておいて良かった。駐車場はまだ真っ暗にもかかわらず準備中の人多数。こちらも食事と準備をする。準備中はヘッドライトを使い、それを外して出発するがやはり暗くて登山口が分からずウロウロ。だいぶ時間をロスし、6:25に気を取り直して再スタート。ヘッドライトは不要。よく見れば間違えようもないのだが、暗くて気付かなかったのだ。作場平から歩くのは二度目だが、最初=前回が10年近く前なので記憶はない。とりあえず最初のピークである笠取山を目指す。途中は緩やかな坂が多くて、登山道と言うよりもハイキングコースの面持ち。実際に東京都水道局が設置した道標があちこちに見られ、整備状況はこの上なく良い。ヤブ沢峠を経由して笠取小屋に至る。このあたりのルート取りは以前歩いたときと同じ。小屋のテント場にはテントが一張り。水場があるらしいが確認せず。ここから先は昨年も一部歩いた区間に接する。このあたりまで上がってくると、登山道に霜柱が見えるようになってきた。朝の気温の低いうちは良いが、この後気温上昇や日照で溶けると登山道が泥濘になるので厄介だ。分水嶺まで至り先に笠取山を見る。いつ見てもここの登りはえげつないというか、かなりの急坂。一旦下って急激に標高を上げる。とはいえ15分くらいなので汗も出ないし、足も攣らない。7:55に笠取山に到着。天気抜群で無風。富士山がよく見える。無人の山頂でしばし休憩して出発。この先の縦走路は以前一度水干付近まで歩いたことがあるが、その先は未踏。どんな道かと思ったが、基本的には樹林帯の中。アップダウンは少なく膝には優しいが、景色は時々樹木のないところから眺められる程度。ある程度想定はしていたものの、やっぱりほとんど景色が見えないとなるとやはりがっかり。そのせいか、歩く登山者の数はとてもとても少ない。天気が良い日はもっと眺めの良いところに出掛ける人が多いのだろうか。黒槐山は全く気付かず通り過ぎる。GPSも見ていなかったためか、本当に全く気付かなかった。唐松尾山に向けて登りになるが、標高差にして200メートル程度なので大したことはなく、特に感動もなく9:20に到着。樹林帯で展望ゼロ。休憩はしたが、長居には向かないところだった。ここまでくれば今日の残りのルートは下り基調。なんだか盛り上がりのないままに終盤戦に入りつつあった。将監峠に向けて下ると広い登山道に出た。樹木がなく、雲取山の風景に似ている。おそらく同じ理由=防火のため、樹木を伐採しているのだろう。10:20将監峠到着。人の姿なし。それにしても人はいない。ここから下ると左手の下の方向に将監小屋が見え、小屋に降りられるのかと思ったが、通り過ぎてしまった。どうしようかと思ったが、小屋もテント場も水場も見ておきたかったので、分岐に到着してから戻る方向に歩き小屋に至る。この時間テント泊と思われる人が一人いたが他は無人。テント場は段々になっている。水場の水は勢いよく出ていて、全く問題なし。外観はきれいなトイレあり。小屋の前あたりで座って休憩した後に出発。この先は軽トラが走れるくらいの登山道。というよりもほぼ林道。もう今日は登山道を歩かなくてもいいらしいが、この林道が長くてしかもクネクネで飽きてくる。たっぷり1時間以上下ってようやく車道に出る。登山口の表示もあるが、有料以外の駐車場は見つからず。ここからは車道を作場平まで戻る。ただのアスファルト道路歩きなので面白みはない。この歩きも長くて退屈だった。クネクネの道路を歩いていると、日当たりが良いので暑く感じるようになってきた。今日は行動中ずっとソフトシェルを羽織っていたが暑くなりそれを脱ぎ、さらに被っていた耳まで隠す帽子も脱ぐ。風が時折通るときは寒く感じたが、それも一時であとはアスファルトの照り返しもあって暑いくらい。4月から10月までの約半年間はかなり暑いだろう。車道に出てからは特に休憩もせずに約50分歩いて12:17に作場平に戻る。朝は数台だったクルマは路駐が出るほどに増えていた。すごい繁盛ぶり。その割には山中で会う人は少なかったと思うが、自分の出発時刻が早くて、しかも縦走路に入ったからすれ違うことがなかったのだと思う。笠取山や、水干あたりを歩いて帰ってくる人が多いのではないだろうか。
駐車場に戻りハンディGPSで歩いた距離を見ると20kmを超えていた。山道はこのうちの半分以下程度で、あとは林道だったり林道もどきだったりと、ちょっとちゃんとした山道は歩き足りない気がした。駐車場で後片付けをしていると戻ってくる登山者が続々。まだ日は高いが良い傾向だと思う。この時期15時を回ると山中はかなり暗く感じるし、何より寒い。というより寒々しいか。
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