十勝岳 Gコース
- GPS
- 27:00
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 214m
コースタイム
6日 避難小屋()十勝岳Peak()上ホロPeak()望岳台
天候 | 5日 曇りのち晴れ 高気圧張り出し 6日 晴れ 高気圧圏内 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
足回りはスキー ピーク直下はアイゼンピッケルが必要 GW時期の十勝連峰は真っ白 例年に比べて雪は多かったのでは 望岳台から樹林外 小屋までは、目印なく地形も分かりにくい 視界がない時は、赤旗を使うなどの対処が必要 |
写真
感想
冬山の単独山行は人生2度目だ。
一度目の羊蹄山は不安で怖くてそんな自分が情けなくて、8合目で半ベソかいて引き返してきた。
それから(たった?)2カ月後、私は再び一人で山に行く。
単独行の最大の難所は山に入るまでだそうな。激しく同意。
当日どんなに寒くて眠くて面倒くさくて山になんか行きたくなくても、
自分を叱咤し山に連れて行ってくれるのは自分しかいない。
1日目
アプローチ中、桂沢湖にてシカを轢く。
愛らしいメスジカの最後を看取った後、しばし考え込む。
あぁ、もう(事故を理由に)帰りたい。けど、ここで帰ったらこのシカの命はなんのために…云々。
自分を鼓舞し励ましなだめすかして、再出発。
その後車中で仮眠したらバッテリーが上がったり、道に迷ったりして、
心が折れかかるがようやく昼過ぎに望岳台到着。
着いちまえば、こっちのもんじゃ。
14:00望岳台出発。
天気は曇り。視界500m、山は雲の中。
望岳台から完全に樹林外。
避難小屋までは地形からの現在地確認は難しい。
視界がない時は、赤旗を立てるなどの対処が必要。
避難小屋はとてもきれいで清潔。20人は泊まれる。
夕方を過ぎると、たくさんいたスキーヤーは去り一人きりになる。
雲はとんですっかり晴天、十勝連峰や大雪の山々が夕陽に染まる。
外の岩に腰掛けてビールをちびちびやりながら、暮れてゆく山々を眺める。
2日目
よっしゃ行ったるで。
避難小屋からほぼ夏道通りに斜面を登り、スリバチ火口を回り込む。
すると目の前にはどーんと十勝岳がそびえる。
すばらしく白く円錐形。ビューティフル。
1821からはてっぺん目指して一直線、直登だ!
頂上直下100mくらいで少し急になってきそうだったので、アイゼンピッケルに。
スキーはデポ。
今回は時期、雪質などから雪崩は特に警戒せず白い斜面にもがっつり入って登ったが、状況によって雪崩を警戒する必要はあるでしょう。
すかっ晴のピークでは、見える見える、日高大雪ニセコ…。
次はどこに行こうか?
登行意欲がふつふつと湧いてきたので、上ホロまで足を延ばす。
なぜだか昔から上ホロは大好きな山なのだ。あの崖にしびれるのだ。
稜線上にはところどころ雪庇。
視界さえあれば全部見えるので、近づきすぎなければ大丈夫。
地味にアップダウンが多く、疲れる。
Gコースからの上ホロAtは我ながらセンスのない山行でした。
次はのっこそう。
それでも途中、噂に聞く第3リッジを見学にOP尾根に行ったりして、
稜線歩きを楽しみつつ、上ホロPeak。
久々の上ホロPeakに満足して来た道を帰る。
上ホロ側から見た十勝岳も、また美しい。
帰りはスキー上手な人なら、すごく楽しい。
私はそこそこ楽しんで、小屋で荷物改修して、望岳台へ。
よい山行だった。
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