初冬の富士を見に行く滝子山周回コース ☆秀麗富嶽十二景☆
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- GPS
- 06:50
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近の北側斜面では融けずに残った雪が踏まれて締まって滑りやすい |
写真
感想
サークルさんの体験山行で初冬の富士を見に滝子山へ出かけてきました。
笹子駅からは少し長い車道歩きで道証地蔵まで1時間と少しです。
麓では紅葉が残っていて退屈な車道歩きに少しの彩を添えてくれました。
道証地蔵からは登山道に入ります、沢沿いの登山道ですが泥濘も無く歩き易かったです。
少し進んだところで滝を見るコース(難路と書かれている)と迂回ルートの分岐です、
難路を行かないと見られない滝が有るのでこちらに進みます、
特に危険な個所が有るわけではありませんが、全体的に登山道は狭く足場に注意しながら進まないと危ないです。
沢沿いに高度を上げて詰め上げると道は方向を変えて尾根に乗って滝子山の山頂へ向かいます、この辺り防火帯でしょうか、切り開かれていて緩やかな傾斜です。
山頂は狭いとの事でこの辺りの広い場所でお昼にしました。
シートを広げて思い思いにお昼を食べます、
簡単に済ませる人、ちょっと凝ってみる人、様々です。
空腹も満たされたところで山頂までもうひと頑張りです。
山頂まで北側の斜面なのでちょっと前に降った雪が解けずに残っていました、
踏まれて固く締まった雪が滑りやすかったです。
これが凍結するようだと軽アイゼンが必要になりますが、まだ凍っていなかったので大丈夫でした。
道標の有る分岐から西側に一登りで山頂です。
山頂は眺望がよく、南側には存在感抜群の富士山、手前に三ツ峠山が見えます。
眼下には笹子駅周辺の街並みが見渡せます。
北側には大菩薩嶺へと続く小金沢連嶺の峰々が連なっています。
西側に少し進んで木々の間に目をやると雪を纏った南アルプスの姿が望めました。
景色を楽しんだら下山です。
先ほどの分岐まで戻って初狩駅方向に下りていきます、
冬枯れの広葉樹の間、落ち葉を踏みながら歩きます。
登りはややゆっくりのペースでしたが下山はギヤが変わったみたいでやや早目のペース、
リズミカルに足の置き場を探してトントンと下りていきます。
しばらくして男坂・女坂の分岐点に出ます、
他の山にありがちなのは男坂を選ぶと岩場・鎖場が有ったりして女坂はそれらを迂回するルートってイメージですが、
滝子山の場合は男坂でも特に険しい個所は有りませんでした、やや急登ってだけですね。
男坂を降りて再び女坂との合流地点が檜平という休憩適地です。
富士山の眺望有りとの事でしたが、雲に隠れてしまったのか見られませんでした。
明るい冬枯れの広葉樹林をさらに進むと分岐が有って、
尾根を直進すると穴沢山を経て立河原の集落に降りるルート、
左に折れて尾根を外すのが藤沢の集落に降りるルートです。
直進も実線のルートですが踏み跡は薄い感じです、
左に尾根を外すほうがメジャールートみたいです。
今回は左に尾根を外すルートで降りました。
尾根を外すと薄暗い針葉樹の森をしばらくトラバース気味に進んで、
その後は沢に向かってつづら折りを降りていきます。
沢沿いを緩やかに降りて藤沢の集落へ、ここからは再び車道歩き、
30分程で初狩駅に到着、帰りの電車は15時41分発、大勢のハイカーで混みあっていました。
八王子駅まで移動して、送迎バスで日帰り入浴へ向かいます。
竜泉寺の湯八王子みなみ野店、混んでいましたがキャパシティが大きいので
洗い場待ちなども有りませんでした。
ただし、送迎バスの定員を超えると乗れないとの事でしたから
休日の夕方などは要注意です。
発車時刻の少し前に発着所に着いていた方が良いですね。
送迎バスで八王子に戻って居酒屋で打ち上げ、お酒が入って楽しいひと時でした。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツに薄手ソフトシェルでスタート
途中で暑くなって長袖シャツ1枚で登る
休憩中に薄手ソフトシェルを羽織る
下はいつもの薄手トレッキングパンツ
気温はスタートから山頂まで5度前後かな
山頂から下山中はもう少し上がったかも。
昼食はカップラーメンをテルモスのお湯で作った。
飲み物はペットボトルのお茶600mlを半分くらい飲んだ。
翌日は少しだけ筋肉痛。
靴は4度目になるツオロミーブーツ、随分慣れてきました。
これまで靴擦れなども無くいい感じです。
トレッキングブーツとしてはソールも固めなので岩場などの通過も楽にこなします。
スカルパのミラージュにかなり近いですが、
比べてみるとやはりソールの固さはミラージュの方が固く、
足首回りなども厚みがまるで違います。
ミラージュも保温材は入っていませんが冬の低山までこなすモデルなので
その辺りが使い分けのポイントになりそうですね。
無雪期はザック重量が13kgくらいまではツオロミーブーツで
それ以上の重量ならミラージュで
冬場は軽アイゼンで登れる山はミラージュで
12本爪を使うようなら冬靴で
こんな感じで使い分けて行こうかなと思います。
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