五里山、袴腰
- GPS
- 24:00
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 695m
- 下り
- 669m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
五里山は瑞牆山の南に位置し、登山口は瑞牆山荘前の林道(本谷釜無林道)を南へ下る途中の左側にあります。
メジャーな山ではありませんのでネットの記録は多くはありませんが、無雪期は全てこの登山口からスタートしているようです。
最新の『山と高原地図』には五里山は表示されてなく、地形図に五里山と表示されている三角点(1673.4m)には向山と書かれています。
しかし、2011年版の山地図には三角点に向山、五里山はその南東の1722mピークに表示されています。
更にややこしく、現地表示板は1722mPの北にある1730m等高線ピークに取り付けられています。
最高点は1722mPの北東の あるく岩 で、1740mのコンターラインが引かれています。
こうした状況から、五里山とは三角点峰の北東にある薙山(1640mP)を含めた山塊の総称ではないか?と思います。
ネットの記録から三角点峰は展望が良くないらしいので、現地表示の五里山と古い地図で五里山と表示されていた1722mへ行く計画を立てました。
三角点へ行かないのであれば通常の五里山入口(標高1338m)ではなく、南側の枇杷窪沢沿いの本谷林道入口(標高1348m)からが距離が短く、地形図から判断しても難しい所はなさそうでした。
観音峠大野山林道から本谷林道へ入ってすぐの所に通年閉鎖されたゲートがあり、ゲート前にも数台停められます。
枇杷窪沢支流の薊沢に架かる橋を過ぎ、更に橋を二つ続けて過ぎた先で山の中へ入りました。地形図では橋を一つ過ぎて枇杷窪沢右岸ですが、地形図の車道記号(実線)は間違いです。
周辺はカラマツの植林帯で、僅かに生えていた草は枯れ、薮は全くありませんでした。前方の緩やかな尾根越しには あるく岩が見えていました。
最初に上がった1722mピークは展望も標識類もない平凡な頂きでした。
北側へ下り、五里山へ上がっている途中には砲台のような岩峰があり、その上に立つと南アルプス〜八ヶ岳方面が素晴らしい展望でした。
五里山頂上も岩場であり、西側が大きく開けていました。
木の隙間から あるく岩 が見えていましたが、地形図から想像される周囲の岩場は見えず、針葉樹に覆われていました。
あるく岩頂上までは行けるかどうか分かりませんでしたが、行ったとしても展望は良さそうにないので行きませんでした。
袴腰は4年前の5月末に棚山、チョキ、魔子とハシゴで行ったことがありますが、当時の状況はすっかり忘れていて登山口を間違え、市境の林道分岐から取り付いてしまいました。
途中、変だとは思ったのですが歩きにくい尾根ではなかったので、そのまま1720mピークへ登りました。
林道へ下って駐車地へ戻り、木賊峠から再スタートとなり、1時間余りのロスとなりました。
袴腰は行く人が極めて少ないのか、登山道はとても荒廃していました。
1755.3mの標高でありながら、乾徳山や御座山並みの素晴らしい360度の展望です。北東に奥秩父の主峰群、南東に富士山、北西には八ヶ岳、南西には南アルプス北部が見えます。
昼過ぎに下山しましたので、帰路の途中でみずがき湖(塩川ダム)の西にある山へ行くことにしました。
樫山林道は下まで下った所に未舗装区間があり、非4駆車では腹を擦りそうなので引き返し、増冨温泉経由で高須林道へ。
予定していた樫山峠へ着いたのは午後2時で、日の短いこの時季、登山道のないバリルートに取り付くのは遅過ぎる時間でした。
結局、登山口を下見しただけとなり、内山峠経由で帰路に就きました。
※ 雪はまだ全く降っていませんが、観音峠大野山林道は水が路面を流れる所が二ヶ所あり、二ヶ所とも凍結していました。幸い、短区間でしたのでノーマルタイヤで通過できましたが、広範囲に凍結していればスタッドレスでも危険を伴うでしょう。
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