天狗岳で冬支度

2018年11月29日(木) ~ 2018年11月30日(金)

• GPS: 08:06
• 距離: 11.2km
• 登り: 899m
• 下り: 890m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:53

距離 7.1km 登り 885m 下り 337m

7:01 天狗岳登山口駐車場
8:22 8:38 唐沢鉱泉分岐
9:42 9:49 第一展望台
10:34 10:41 第二展望台
11:46 12:01 天狗岳
12:37 12:42 東天狗岳
12:43 12:49 天狗の鼻
12:55 12:58 天狗岳分岐
13:50 13:50 中山峠
13:54 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 1:57
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:01

距離 4.2km 登り 35m 下り 577m

13:54 黒百合ヒュッテ
9:21 9:24 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:30 10:31 唐沢鉱泉
10:34 天狗岳登山口駐車場
10:34 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

唐沢鉱泉下の無料駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

例年よりずっと少ないですが一応雪山になりました。雪岩ミックスで厄介です。

その他周辺情報

小斎の湯（立ち寄り湯）、ノマの森（ペンション）

写真

11/29 6:59

わーい、雪だー！！！笑。轍が凹む程度ですが、新雪だし、贅沢は言いません。

11/29 7:01

雪化粧の唐沢鉱泉。

11/29 7:03

ちょっぴりの雪なのに、重装備で出発です笑。上の状況がわからないのと、装備の復習と点検を兼ねているので。状況を小屋に聞こうと思ったらクソauは繋がりません。

11/29 7:11

西尾根登山道は雪岩ミックスです。登りで新雪なのでここら辺はノーアイゼンで問題ありませんでした。

11/29 7:21

樹林帯は雪の多いところと少ない箇所が交互に出てきます。

11/29 8:01

こんなところも。

11/29 8:31

西尾根に出ました。

11/29 8:32

ここも倒木が多いですね。

11/29 9:00

穏やかで静かな朝です。

11/29 9:10

木の根っこが絡んできます。

11/29 9:48

第一展望台。いいお天気です。

11/29 10:33

天狗岳が見えました。

11/29 10:34

南の方もくっきり。

11/29 10:35

先月はあちらからこちらを眺めていました。西尾根は初めてですが、そう言えば御小屋尾根と雰囲気や景色が似ているかも。

11/29 10:39

第二展望台。

11/29 11:01

最後に蓼科山のような岩登りがあるのですね。ここは雪でマーキングが不明なところもあり、ちょっと手こずりました。先行者の踏み跡にずいぶん助けられました。

11/29 11:29

登ってきた西尾根。女乃神にも似ていますね。

11/29 11:30

その蓼科山を望む。

11/29 11:44

今年２月の暴風＋地吹雪の悲惨天狗とは大違いの晴天。

11/29 11:46

風も比較的穏やかです。

11/29 11:46

年明けには再びあちらへ行ってみようかな。

11/29 11:46

南アもクッキリ。

11/29 11:47

唐沢鉱泉からここまで誰にも会いませんでした。

11/29 12:08

東の方も人影なし。

11/29 12:12

西天狗を振り返って。

11/29 12:13

最後の登り。

11/29 12:15

八ヶ岳ブルー、それともオリンパスの捏造ブルー？笑。

11/29 12:29

東天狗岳。風強いので、ここはいつも積雪少ないですね。でも今日は穏やかです。

11/29 12:29

結局、初日はノーアイゼンで通しました。

11/29 12:30

根石岳への縦走路。

11/29 12:31

根石岳方面。

11/29 12:34

それじゃ、小屋の門限？の14:00に間に合うように降りましょう。

11/29 12:34

稲子岳、にゅう、そして浅間山。

11/29 12:44

ここだけはアイゼンすればよかった。すっ転んで尻もちついた時に後頭部を岩に打ち付けました。ヘルメットのおかげで痛くも痒くもありませんでした。ほんとメット様様です。

11/29 12:56

天狗の奥庭。明日の朝、ここで雪遊びしようかな。

11/29 12:57

ここで今日初めて人とすれ違いました。

11/29 12:57

西天狗岳。

11/29 13:08

日の当たらないところは結構雪あります。

11/29 13:33

東西天狗。

11/29 13:47

中山峠。

11/29 13:48

黒百合平への木道。

11/29 13:51

テン場ゼロ。こんなことなら冬山テントデビューという手もあったなあ。

11/29 14:37

ヒュッテ到着。

11/29 14:39

２月にランチでビーフシチューセットを食べて以来。あのときは暴風地吹雪の後だったので生き返りました。

11/29 15:13

お茶とお菓子を出していただきました。

11/29 16:48

寝床へは16:30頃に案内されます。ザック等は一階の棚に置いて、ここへは持ち込めません。

11/30 6:02

朝食。夕食のハンバーグは例によって撮り忘れました笑。

11/30 6:39

翌朝。あれなんていう岩だろう。

11/30 7:23

ー７℃。

11/30 7:32

昨日はずっとノーアイゼンだったので、今日はアイゼンを装着して感覚の復習をします。

11/30 7:43

岩の上から。

11/30 7:48

すりばち池を望む場所まで来ました。風が冷たいです。

11/30 7:48

風が凄そう。雲がものすごい勢いで流れて行きます。昨日登っておいて良かった。

11/30 7:58

この先でワカン〈改〉を試し履きしたりして遊ぼうと思ってましたが、バラクラバをザックに置いてきて顔が痺れてきたのでやっぱ降ります。

11/30 8:08

ただいま。無人のテン場でワカンの試し履きさせてもらいます。

11/30 8:11

何が〈改〉かというと、マジックマウンテンのトレースラインにオクトスのラチェットベルトセットを付けたものです。ネットでは使用中に外れたとか分解したとか恐ろしい情報があったので、本格運用前に試すことにしました。

11/30 8:16

確かに取り付けは楽です。

11/30 8:17

ズボっといくほどの積雪ではありませんが、普通に歩けます。走ったり緩斜面でも歩いてみました。試した限りでは問題なさそうです。外すのは本当に一瞬で感動します。ベルトの交換は確かに面倒で、適当にやるとバラバラになるのもうなずけます。私はトリセツとにらめっこしながら電子工作用ペンチを使って入念にやりました。２時間以上かかったでしょうか。

11/30 8:44

帰りもアイゼン練習です。冬山（というか登山自体）２シーズン目のハナタレなので、練習あるのみです。

11/30 9:05

岩に引っかけないよう注意しながら、岩に乗ってバランスを取る感覚を思い出します。

11/30 9:20

渋の湯との分岐。もうアイゼンつけるような場所ではありませんが、もう少し頑張ります。木の部分は出来るだけ避けてダメージ与えないようにします。

11/30 10:22

唐沢到着。結局帰りも誰にも会わずじまい。

11/30 10:22

橋を渡ってアイゼンを外しました。

11/30 10:26

この後唐沢鉱泉に入ろう。

11/30 10:29

と思ったら、ファミマチャイム鳴らしても誰も出てきません。残念ですが諦めました。

11/30 10:30

駐車場も閑散。お疲れ！

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone X Apple

感想

yamazazen

この時期の山行は行き先に迷います。冬山の準備とウォーミングアップが出来れば理想的ですが、近郊の山や八ヶ岳を見回しても肝心の雪がありません。仕方ないので「閑散期山小屋でまったりシリーズ」にしました。先月は南八ツだったので今月は北八ツ、そうだ天狗岳周回して黒百合ヒュッテに泊まろう！

で、いざ行ってみると、なんと雪がある！ではありませんか。急遽ミッションを当初の冬支度へ変更しました。雪を見てついテンションが上がってしまい、念のため車載していた全装備から、冬靴・アイゼン・ピッケル・スノーバスケット付きポール・ヘルメット、それに先日購入したワカンを取り出し、フル装備で出発！まあ小屋泊のゆる登山に違いはありませんが笑。

冬山の感覚を思い出しつつ冬装備の点検と新兵器ワカン〈改〉の試し履きができたので、大変有意義な山行となりました。ちなみにそのような目的がなければ、夏靴＋ゲイター＋チェーンスパイクor軽アイゼンあたりが適当かと思います。