西上州 大黒岩から大烏帽子 デンジャラスなバリルート
- GPS
- 07:01
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 542m
- 下り
- 538m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般道では有りません。ベテランクライマーさん達の力をお借りして行って来れました。しっかりとした登攀具とルートファインディングが要求されます。 |
写真
感想
昨年、恩賀高岩に行った際、帰りに見えた大黒岩が気になっていました。あの不思議な形の虜になってしまったようで、いつかは行かないとと思って一年が経ち。アプローチは?登れるのか?などなど。幸いヤマレコに数件レコが有りそれを見ながら悶々としていました。今回ベテランクライマーさんが一緒に行って下さることになり、念願の大黒岩に行けました。大烏帽子まで足を延ばすこともできました。とってもデンジャーな山でしたが、喜びもひとしおです。
関越自動車道で軽井沢から松井田へ向かう途中に、一際目をひく高岩という切り立った岩峰がある。
その高岩と入山川を挟んだ対角線上に大黒岩という岩塔があることはあまり知られていない。
さらに大黒岩の延長上には大烏帽子があり、南へ小烏帽子、ジャンクション岩稜と続く。
また、裏妙義と言えば丁須の頭を中心としたエリアで、せいぜい妙義山系最高峰の谷急山くらいだろう。
その谷急山からさらに南へ大黒乗越を越えて、まさに妙義山の奥座敷とも言えるこのエリアを歩く発想はなかった。
今回、どうしても大黒岩へ行きたいというメンバーの発案で大黒岩と大烏帽子を登ることになった。
折しも、今年一番の寒気の到来で、上信越国境の山々に寒風が吹きぬける悪いコンディションであった。
Sueのレポートはこちらから → https://hikingbird.exblog.jp/30215035/
冷たい風の吹く中での藪岩ハイキングであったが、葉が落ちたこの時季の方が藪岩は見通しが良い。
たった4kmという短い距離とは思えないほどの疲労感である。
全身運動だけではなく、一歩一歩の足の置き場まで神経を研ぎ澄まし、ルートを探す面白さはただのハイキングでは味わえない。
先の読めないバリエーションルートでは、日没までの限られた時間内でパーティー全員が効率よく登ることの重要性を考えながら行動しなければならない。
藪岩ハイキングには、本格的なアルパイン登山や冬山に通じるパーティー登山の基本要素が含まれている。
今回の藪岩は、そんなことを実感した登山だった。
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