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Yamareco

記録ID: 1674381
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

西上州 大黒岩から大烏帽子 デンジャラスなバリルート

2018年12月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:01
距離
4.0km
登り
542m
下り
538m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
0:00
合計
7:02
距離 4.0km 登り 542m 下り 546m
8:18
422
スタート地点
15:20
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
一般道では有りません。ベテランクライマーさん達の力をお借りして行って来れました。しっかりとした登攀具とルートファインディングが要求されます。
神社の入り口からスタート
2018年12月09日 09:18撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 9:18
神社の入り口からスタート
橋を渡って
2018年12月09日 09:20撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 9:20
橋を渡って
倒れた鳥居
2018年12月09日 09:23撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 9:23
倒れた鳥居
神社の右から行きます
2018年12月09日 09:26撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 9:26
神社の右から行きます
鉄製橋を渡らず沢の右岸を行きます
2018年12月09日 09:34撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 9:34
鉄製橋を渡らず沢の右岸を行きます
2018年12月09日 09:57撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 9:57
大黒岩が見えてきた
2018年12月09日 10:00撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 10:00
大黒岩が見えてきた
2018年12月09日 10:01撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:01
ざれて急な尾根を登ります。枯れ木だらけで掴んだ瞬間ポキってなるので注意
2018年12月09日 10:19撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:19
ざれて急な尾根を登ります。枯れ木だらけで掴んだ瞬間ポキってなるので注意
大黒岩の基部に登り上げました。大黒岩を時計回りで一周して
2018年12月09日 10:25撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 10:25
大黒岩の基部に登り上げました。大黒岩を時計回りで一周して
2018年12月09日 10:28撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:28
東側に続く尾根に向かいます
2018年12月09日 10:32撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:32
東側に続く尾根に向かいます
北を見れば谷急山
2018年12月09日 10:40撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:40
北を見れば谷急山
その先は切れ落ちています。一段下がったところまで下りてから懸垂下降します
2018年12月09日 10:45撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 10:45
その先は切れ落ちています。一段下がったところまで下りてから懸垂下降します
50メートルロープで降りました
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50メートルロープで降りました
こんな岸壁
2018年12月09日 11:28撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 11:28
こんな岸壁
凶暴な口を開けています
2018年12月09日 11:28撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 11:28
凶暴な口を開けています
大黒岩を振り返って
2018年12月09日 11:30撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 11:30
大黒岩を振り返って
その先も気の抜けない道
2018年12月09日 11:34撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 11:34
その先も気の抜けない道
その先にジャンダルムが出てきます 基部はガレていて落石頻発注意です。
2018年12月09日 11:38撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 11:38
その先にジャンダルムが出てきます 基部はガレていて落石頻発注意です。
ジャンの左肩に乗り上げて
展望良い 恩賀高岩と浅間のコラボ
2018年12月09日 11:53撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 11:53
ジャンの左肩に乗り上げて
展望良い 恩賀高岩と浅間のコラボ
ジャンの左側をトラバース。滑りやすくとても危険なのでロープを出して貰いました。
2018年12月09日 12:32撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 12:32
ジャンの左側をトラバース。滑りやすくとても危険なのでロープを出して貰いました。
鞍部に乗り上げ、今度は右側へトラバース
鞍部に乗り上げ、今度は右側へトラバース
大烏帽子と帰路の分岐に到着
2018年12月09日 13:54撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 13:54
大烏帽子と帰路の分岐に到着
大烏帽子からは妙義、榛名が見えます
2018年12月09日 13:55撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 13:55
大烏帽子からは妙義、榛名が見えます
大烏帽子山頂
お昼にして下山します
2018年12月09日 14:00撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 14:00
大烏帽子山頂
お昼にして下山します
下山途中から見えた大黒岩
2018年12月09日 15:29撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 15:29
下山途中から見えた大黒岩
大黒岩の右の岸壁を懸垂しました
2018年12月09日 15:31撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/9 15:31
大黒岩の右の岸壁を懸垂しました
どこから見ても不思議な岩
2018年12月09日 15:43撮影 by  VH210 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 15:43
どこから見ても不思議な岩
無事に下山できました
1
無事に下山できました
撮影機器:

感想

昨年、恩賀高岩に行った際、帰りに見えた大黒岩が気になっていました。あの不思議な形の虜になってしまったようで、いつかは行かないとと思って一年が経ち。アプローチは?登れるのか?などなど。幸いヤマレコに数件レコが有りそれを見ながら悶々としていました。今回ベテランクライマーさんが一緒に行って下さることになり、念願の大黒岩に行けました。大烏帽子まで足を延ばすこともできました。とってもデンジャーな山でしたが、喜びもひとしおです。

関越自動車道で軽井沢から松井田へ向かう途中に、一際目をひく高岩という切り立った岩峰がある。
その高岩と入山川を挟んだ対角線上に大黒岩という岩塔があることはあまり知られていない。
さらに大黒岩の延長上には大烏帽子があり、南へ小烏帽子、ジャンクション岩稜と続く。

また、裏妙義と言えば丁須の頭を中心としたエリアで、せいぜい妙義山系最高峰の谷急山くらいだろう。
その谷急山からさらに南へ大黒乗越を越えて、まさに妙義山の奥座敷とも言えるこのエリアを歩く発想はなかった。

今回、どうしても大黒岩へ行きたいというメンバーの発案で大黒岩と大烏帽子を登ることになった。
折しも、今年一番の寒気の到来で、上信越国境の山々に寒風が吹きぬける悪いコンディションであった。


Sueのレポートはこちらから → https://hikingbird.exblog.jp/30215035/


冷たい風の吹く中での藪岩ハイキングであったが、葉が落ちたこの時季の方が藪岩は見通しが良い。
たった4kmという短い距離とは思えないほどの疲労感である。

全身運動だけではなく、一歩一歩の足の置き場まで神経を研ぎ澄まし、ルートを探す面白さはただのハイキングでは味わえない。
先の読めないバリエーションルートでは、日没までの限られた時間内でパーティー全員が効率よく登ることの重要性を考えながら行動しなければならない。

藪岩ハイキングには、本格的なアルパイン登山や冬山に通じるパーティー登山の基本要素が含まれている。
今回の藪岩は、そんなことを実感した登山だった。

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