西上州 黒内（くろうち）山ー稲含山（古の野上ルートを利用）

2018年12月16日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 910m
• 下り: 894m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:19

9:41 野上ルート登山口
10:21 横見峠分岐
10:45 車道下降点分岐
11:05 11:10 黒内山
11:25 茂垣峠
12:05 12:10 下仁田稲含神社
12:13 12:25 稲含山山頂
12:40 秋畑稲含神社
13:00 13:05 神の池
13:13 野上ルート入口
13:17 車道下降点分岐
13:31 横見峠分岐
14:00 野上ルート登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野上ルート登山口に駐車
登山口まではダートであり、四駆車なら安心。普通車でも登れると思います。（保証なし、底擦ると思います）

コース状況／危険箇所等

野上ルート登山口から茂垣峠までは手製の道標やテープ類が豊富、普通の人なら迷わずいけると思います。道は荒れてはいるものの、道幅は広く危険個所なし。
黒内山はルートなく一部薮漕ぎです。
・熊の痕跡多数→熊鈴必携
・銃声5発→目立つ服装や存在の表示を

写真

12/16 9:20

県道からの入り口
「野上チップ工業」が目印だが、、、

12/16 9:20

その上にはしっかりと「稲含山登山口」の標識があります。
下仁田在住時代（25年くらい前）によく目にしていました。

12/16 9:23

チップ工場を過ぎると道はダートになります。
分岐を左折。標識あります。

12/16 9:40

12/16 9:41

ここに駐車。先は伐採地

12/16 9:41

左手には登山口の表示
これからお世話になります。

12/16 9:41

浄水場過ぎて

12/16 9:41

更に登ると

12/16 9:43

分岐を左折。
伐採地の上端を目指す。

12/16 9:43

網に絡まった道標

12/16 9:43

伐採地のネットに沿って登る。

12/16 9:45

霜柱が凄いが、既に誰かが歩いた跡。動物でしょうね。

12/16 9:46

植林地の間を上り、、、

12/16 9:47

ここを右折。

12/16 9:47

植林地を更に登ると振り返ると

12/16 9:48

展望が開けていました。

12/16 9:49

伐採地と杉林の間を進む、というより伐採地の上辺を進む。

12/16 9:54

ここより伐採地を離れて左上の林間に入る。
オレンジテープがこれから目印です。

12/16 9:54

幅の広い山道に入ったとオモイキヤ

12/16 9:58

しかしまた伐採地に接する。
すぐそこが伐採地上端です。

12/16 10:00

そしていよいよ山道。

12/16 10:03

結構しっかりしている山道ですが、

12/16 10:05

ちょっと崩れて外傾斜になっている場所も。

12/16 10:08

やがて緩いS字カーブになります。

12/16 10:08

踏み跡が薄いので、テープを追いかける。

12/16 10:10

鉄道的な緩いカーブが続く。

12/16 10:12

尾根に出ると分岐。右折。下りに使う時に迷いそう。

12/16 10:12

尾根の道は松？の落枝がびっしり

12/16 10:13

植林地と雑木林の間を登る。

12/16 10:14

林間からちょっと展望。

12/16 10:16

雑木林になると、幅の広い九十九折りになる。
ここで遠くで銃声がパーン！

12/16 10:20

やがて分岐　横見峠分岐としておきます。

12/16 10:20

左折は横見峠を経て那須集落へと続く。途中に行き倒れた人の墓石があるという。ここは右折。

12/16 10:20

横見峠への道、、、の脇には

12/16 10:21

熊の痕跡

12/16 10:21

横見峠分岐からは同様な幅広な九十九折りの上り

12/16 10:26

登山道だったら西上州としてはいい道だったでしょうね。

12/16 10:30

この何となく分岐は右手の方へ。

12/16 10:32

この坂を登り

12/16 10:33

乗り上げた部分で、やっと稲含山が見えました。

12/16 10:35

以後は尾根状の緩い坂になります。

12/16 10:35

左手の尾根からは

12/16 10:35

那須集落と

12/16 10:35

御荷鉾山

12/16 10:39

一直線の道。

12/16 10:41

ここだけちょっと尾根を離れます。

12/16 10:43

更に尾根を進むと

12/16 10:43

左下に車道が見えてきました。

12/16 10:45

やがて車道下降点。左下に下る場所

12/16 10:46

稲含山へは左下に下るが、

12/16 10:46

黒内山に行くため直進します。

12/16 10:46

尾根を直進、踏み跡薄い。

12/16 10:48

ひたすらの尾根

12/16 10:51

アップダウンを繰り返して

12/16 10:52

黒内山への急斜面を登りはじめる。

12/16 10:56

だいぶ薮臭くなる。

12/16 10:58

伐採地から御荷鉾山

12/16 11:02

ああっ、猛烈な薮！　は大好きです。

12/16 11:03

茂垣峠への道は積雪しています。

12/16 11:03

山頂直下は薮が晴れました。

12/16 11:05

山頂のお立ち台？

12/16 11:05

知名度の薄い山にしては、山頂には

12/16 11:06

三角点や

12/16 11:06

いつもの山名板や

12/16 11:08

誰かさんの足跡

12/16 11:06

山頂は細長い尾根状。
展望乏しい。

12/16 11:09

おまけに鉄塔
賑やかな山頂です。

12/16 11:09

いつもの鉄塔の覗きですが、、、
方位磁針に見えるでしょう！
で、わざと8度12分位西にずらしてみました。

12/16 11:10

凄く広い山頂の広場

12/16 11:11

あの岩峰。。。

12/16 11:11

こっちのピークの方が高いと思う。

12/16 11:11

なにもないピーク、しかし、、、

12/16 11:11

さっきの岩峰に行って見ると

12/16 11:11

まあまあの展望。

12/16 11:13

岩峰下に何かあるかな？

12/16 11:14

何もない。岩の1部が黒い。あれが有名なかんらん岩？？？
マントルの上部の岩でマグネシウムを多く含むそうな。。。
地学は気象以外はダメな山狸です。

12/16 11:15

黒内山から茂垣峠を目指す。

12/16 11:16

集音器？　センサーカメラ？
避けて通ります。今日の山狸は人相が悪いですから。

12/16 11:17

2重尾根

12/16 11:19

下仁田町、秋畑村の境

12/16 11:20

尾根状はピークが幾つも連なる。

12/16 11:21

滑りそうな林道

12/16 11:24

やっと茂垣峠

12/16 11:25

茂垣峠の駐車場はスッカラカンですが、峠の看板類は賑やかです。

12/16 11:25

登山ガイド

12/16 11:25

これだけの表示類。

12/16 11:27

先ずは作業道歩き

12/16 11:28

左上に登る峠道、ということは

12/16 11:28

反対側には昔の茂垣からの登山道がありました。30年前、林道がなかった頃、私はここを登ってきたのでした。

12/16 11:30

やっと登山道の開始。ここも賑やかでした。

12/16 11:31

12/16 11:31

熊います。

12/16 11:31

早速急登が始まる。

12/16 11:32

赤鳥居。

12/16 11:33

鳥居を潜って登ると

12/16 11:35

なんだこりゃ？

12/16 11:35

前橋地方気象台稲含観測所跡だそうだ。

12/16 11:36

気象マニアの山狸は勇んで行くと

12/16 11:36

台座のみ

12/16 11:36

ということでした。

12/16 11:38

急登の九十九折り

12/16 11:44

木段は辛いよ

12/16 11:46

「木の中に木」

12/16 11:46

ホントだ。と云うより「大五郎が柳生烈堂を槍で刺した図」かな？　古い！

12/16 11:48

休憩場所にはベンチと

12/16 11:48

展望と

12/16 11:48

ソールの落とし物。落とした人大変だったのでは？

12/16 11:49

妙義等

12/16 11:49

茂垣集落

12/16 11:49

浅間はチョイ白

12/16 11:49

北アは真っ白

12/16 11:50

送電線のカーブ美

12/16 11:51

曇天の展望

12/16 11:52

鎖場というより手すり代わり

12/16 11:53

ここき簡単な鎖場

12/16 11:55

傾斜が緩やかになりました。

12/16 11:58

秋畑ルートとの分岐

12/16 11:58

犬などはペケだそうです。狸は？

12/16 11:59

多分大雪で壊れそうになったフェンス

12/16 11:59

ここの石段には

12/16 12:00

新しい石仏

12/16 12:01

フェンスの道

12/16 12:02

もう少しで

12/16 12:03

稲含神社に到着です。

12/16 12:04

入り口も賑やか。地元の学校の校歌一覧です。

12/16 12:04

門をくぐると

12/16 12:05

立派な社

12/16 12:05

ダブル舞台

12/16 12:06

社の裏には

12/16 12:06

腐りかけのベンチ。
もう展望はなくなってしまいました。

12/16 12:11

便所あり。

12/16 12:11

結構きれいです。

12/16 12:10

神社を後にして頂上へ

12/16 12:12

鎖を越えると

12/16 12:13

360度展望の山頂。

12/16 12:13

この先、立入禁止。

12/16 12:13

山頂広場と浅間山

12/16 12:13

西方面展望

12/16 12:14

北方面展望

12/16 12:15

登ってきた野上ルートと黒内山の鉄塔

12/16 12:15

東方面展望

12/16 12:15

いつも目立つ西御荷鉾山

12/16 12:15

荒船山

12/16 12:15

小沢岳

12/16 12:16

先週登った、鹿岳と仏岩山

12/16 12:17

那須集落

12/16 12:24

アカヤシオの蕾がいっぱい。
春の開花にスタンバッテいます。

12/16 12:25

下山開始
八汐の林間

12/16 12:26

下りは滑るので気をつけて

12/16 12:30

秋畑ルートで下ります。

12/16 12:31

急にルートは狭くなります。

12/16 12:32

急坂を無理に木段がジグザグにつけられています。

12/16 12:33

ある意味芸術的とか

12/16 12:34

秋畑稲含神社が見えてきた。

12/16 12:34

何時も気になるあの石垣

12/16 12:36

秋畑稲含神社が見えてきた。

12/16 12:37

12/16 12:37

稲含神社の解説

12/16 12:37

立派な社殿だが、壊れそうなのが悲しい。

12/16 12:37

傾いている舞台

12/16 12:37

この門もダブル舞台
下仁田稲含神社と張り合っている感じ？

12/16 12:39

踏み跡が脇に続くが

12/16 12:39

岩下は何もなし

12/16 12:39

上は凄い岩

12/16 12:41

門から社殿

12/16 12:41

便所はまだ使えそう。
ドアを閉めてきました。

12/16 12:42

石垣下より下山

12/16 12:42

石垣が立派です。

12/16 12:42

道は狭いが踏み跡しっかり

12/16 12:45

ここは右下に下るが、真直ぐの踏み跡の先には

12/16 12:46

石祠と

12/16 12:46

落葉に埋まった木祠

12/16 12:48

滑りやすい道を下ると

12/16 12:49

二ノ鳥居

12/16 12:50

神ノ水は凍っています。

12/16 12:50

氷柱がまだまだ子供

12/16 12:50

岩下には壊れた木祠

12/16 12:51

細い道です。しかし

12/16 12:52

もっと下ると広くなります。

12/16 12:55

この分岐は

12/16 12:55

大ケヤキの分岐。
と、遠くで銃声2発

12/16 12:56

一ノ鳥居

12/16 12:56

この石碑の裏には

12/16 12:57

石祠ですよね。

12/16 12:57

林道が見えてきた。

12/16 12:58

凍った林道を突っ切ります。

12/16 13:00

霜柱の道

12/16 13:01

神の池は凍結しています。石を投げたくなるのはみんな同じ？

12/16 13:01

登山口の

12/16 13:02

甘楽町の案内図
秋畑稲含神社のほうが大きく書かれています。

12/16 13:02

駐車場は車なし。みんな下山済み。

12/16 13:06

車道を下ると

12/16 13:07

新しい稲含神社。上の神社から遷社したのだろうか？

12/16 13:08

新稲含神社のすぐ側には湧水。ここで手を洗って参拝か？

12/16 13:13

車道を更に下ると

12/16 13:13

野上ルートの入り口です。

12/16 13:13

トラロープが道案内しています。

12/16 13:14

尾根を登ると

12/16 13:17

上りの時の分岐に着く。

12/16 13:17

尾根を右から左に乗越す。

12/16 13:19

真直ぐ行っちゃいそうですが、左に入ります。

12/16 13:24

日が傾いて、木の陰が美しい。

12/16 13:31

横見峠分岐を左折

12/16 13:36

植林地に入り

12/16 13:37

この場所の先を

12/16 13:37

テープに従って左折。
下りの際はルートミスに注意。

12/16 13:41

うっそうとした杉林を下り

12/16 13:43

外傾斜に気をつけて

12/16 13:47

伐採地の上端に達する。
展望は

12/16 13:48

妙義が印象的

12/16 13:50

鎌の忘れ物

12/16 13:50

妙義の展望を楽しみながら伐採地上辺を下る

12/16 13:53

12/16 13:57

ここを右折すると

12/16 13:58

駐車場所につきました。

12/16 14:10

林道の状況です。
車は通れます。

12/16 14:11

林道の状況です。

12/16 14:14

林道の状況です。

撮影機器：

EX-100F CASIO COMPUTER CO.,LTD.

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

yamadanuki

・朝起きたらかなり寒かったが、風もなく何とか晴れが続きそうなので低山を訪ねてみました。今回は以前から気になっていた富岡市の県道にある「稲含山登山口」の看板から登ってみました。
・野上ルートは過去には地元の学校の集団登山に使われたルートで、山と高原地図にも掲載されていましたが、削除されています。面白いことに国土地理院の地形図の破線を作業道と共にほぼ忠実にたどっています。このルートは整備すれば歩きやすいよいルートになりそうです。学校の集団登山、、、今は殆ど聞かなくなりました。生徒の体力低下というより、教員の方の体力や気力の低下や事故の際の責任逃れなのでしょうね。
・野上ルートの道標は、登山口方面を「宮城」と書かれていて「宮城ルート」でもよいかもしれませんが、野上川の上流にあるルートなので「野上ルート」と私の頭に記憶があるのかもしれません。
・黒内山は登山の対象になる山ではありませんが、山名板もあり歩く人はいるようです。かんらん岩という珍しい岩があるそうで、山の上にあると云うより黒内山から派生する沢にあるようですが、山狸には？？？です。ブラタモリでも見て勉強が必要です。
・稲含山一般ルートは整備が行き届いていて、いつも通り初心者向けですが、気象観測所跡は気象マニアの私には興味津々。
・稲含山は下仁田町・甘楽町・富岡市の3ルートありますが、下仁田町と甘楽町からのルートは車道の開通により廃れていて、その中でも富岡市の野上ルートは貴重な登山道とも思いました。でも30年前に歩いた車道開通前の茂垣からの旧登山道を辿ってみたくなりました。