40周記念イベントで富士山西側天子ヶ岳に登頂
- GPS
- 05:30
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 925m
- 下り
- 905m
コースタイム
12:05 天子ヶ岳 13:15⇒ 13:30 コル上佐野への分岐⇒
13:55 長者ヶ岳⇒ 15:00 尾根筋下降点⇒ 15:10 田貫湖キャンプ場
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国道から車で田貫湖キャンプ場からの長者ヶ岳、天子ヶ岳登山口に着くまで少し道間違えをしてしまい登山口到着予定時間を過ぎてしまいました。 田貫湖キャンプ場の広い駐車場に車を置いて身支度をし駐車場横のトイレにより出発完了。 バンガローサイト事務所の前を通り檜の人工林の中を登り長者ヶ岳に続く尾根道「東海自然歩道」に合流しました。 人工林と雑木林の境を登って行くと右手側にちょとした広場がありベンチがありました。 そこから少し登ると左手側にまたベンチがあり冬枯れの梢の間からは三分の一ほど氷結した田貫湖が見えました。 高度を上げて行くと登山道には雪があり踏み固められて、登るのに滑りアイゼンを履こうか判断を迷いながら登りました。 ひたすら登りやがて標高1335.8mの長者ヶ岳に着きました。 山頂にあるベンチでは登山者のグループがテーブルを囲み食事の準備をしていました。 山名標示地板の近くには三等三角点があり、そこからは北岳などの南アルプスが見えました。 東側の切り払われた林の先には雲に隠れて裾野だけ見える富士山が目の前に ありました。 長者ヶ岳山頂から上佐野への分岐コルまで下がり岩が露出した勾配がきつい歩道を登り、目的地の標高1330mの天子ヶ岳に着きました。 薄曇りの雲の切れ間から太陽が差し込み暖かさを感じる中でさっそく昼食を採りました。 そして今日のメインテーマ昨日海抜0m(静岡県沼津市千本浜)より出発して本日13時富士山登頂本隊への交信時間を待ちました。 携帯電話のアンテナは安定せず富士山山頂とは交信できずメールをうちました。 富士山を囲む東西南北に別れてそれぞれの山に同時に登っているひとつ、越前岳のリーダーとは携帯電話がつながり交信でき指示を仰ぎました。 長者ヶ岳山頂で記念写真を撮り滑り止めのアイゼンを付けて来た道を戻り田貫湖キャンプ場へ下山しました。 |
写真
感想
山岳会創立40周年記念事業、厳冬期に海抜0m(静岡県沼津市千本浜)から登り水ヶ塚で一泊して富士山山頂を目指す。
同時に富士山を囲む東西南北の山(越前岳 足和田山 天子ヶ岳 不老山)に登頂するイベントの一部に参加しました。
富士山山頂隊は登頂予定時間13時を過ぎて2名だけ山頂に到着したと、天子ヶ岳を下山してから越前岳のパーティーから連絡がありました。
富士山山頂では強烈な寒さのため携帯電話のバッテリーの消耗が速くピッケルの先で電話番号を打つ操作が上手くゆかず8合目まで下がり、越前岳のパーティーに登頂成功を連絡したと富士山山頂隊リーダーから後日例会の登山報告で聞きました。
この冬一番と思われる寒波が和らぎ高気圧が日本列島を覆い天候に恵まれ訓練も順調にこなし臨みましたが、パーティー全員登頂とはいかずかなりの体力を要したようです。
私は雪山の経験や体力が無いので富士山は始めからあきらめて、出来る範囲内で参加しようと人気薄の天子ヶ岳に登りました。
この時季ですと花も無く尾根伝いに人工林と雑木林の中をひたすら山頂目指して登るだけでした。
登山者も少なくのんびりとした山登りになりましたが、久しぶりの山行で足に心地よい疲労感をあじわい翌日は少々筋肉痛になりました。
「天子ヶ岳瓔珞つつじ伝説」
昔この地に京都から嫁いできたお姫様が亡くなるとき、この場所に一緒に埋めた瓔珞(宝石などをつらねた装身具)から芽吹いたことから「瓔珞つつじ」と呼ばれています。
このつつじの花は真白で風鈴のように下向きになって枝にぎっしりと美しく揺れて咲くので別名「風鈴つつじ」とも言われます。
またこの瓔珞つつじの枝を折ると暴風雨に見舞われるということで地元の人はこのつつじを恐れ、村人は急いで山頂に枝を返しに行くという。
逆に干ばつの際は麓の青年が二人で枝を折りに登ることもあったと言われる。
天子ヶ岳山頂の説明板より
説明板の前の木は「紅ドウダン」の札がさがっていたようです?花を見ていないので定かではありません。
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