御前山(奥多摩駅〜麦山浮橋)
- GPS
- 10:10
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,637m
- 下り
- 2,438m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:11
天候 | くもり一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
凍結・積雪なし。御前山山頂付近で降霜あり。 |
写真
感想
12/22は冬至。つまり、日照時間が年間を通して最も少なく、ある意味では、一番登山に向いていない日であるともいえます。
それでも山に行こうとするあたり、我ながらどうしようもないな、とあきれながら計画を立てました。
天気予報がイマイチだったものの、奥多摩のほうはなんとかなりそうだったので、前から登ってみたかった奥多摩三山縦走の下見をしてみることにしました。
寝不足が祟ってか、まるでペースが上がらず、計画未達に終わりましたが、まあいい経験になりました。
【ルート状況】
※GPSが乱れたため、若干修正しています。
(トンネルを数箇所通過しているため、累積標高差は参考程度で)
■奥多摩駅〜鋸山
・これまで5回ほど登っているお気に入りの、いわゆる「鋸尾根」。
・緩急メリハリがある傾斜と、時折岩場があるなかなか面白いルート。
・約1年ぶりの鋸尾根であり、脚力がついていることもあり、さぞ軽快に登れるかと思いきや、どうもペースが上がらない。
・当初は「石尾根の緩登に足が慣れすぎた?」と思っていたものの、後のバテ方から、おそらく睡眠不足(睡眠時間2時間弱)が原因。
・10:00登頂目標は未達。計画ではここから大岳山をピストンする予定が、とても無理であることが判明。
■鋸山〜御前山
・大岳山はスルーして、三頭山を目指し、まずは奥多摩三山のひとつの御前山を目指す。
・ところが、まるでペースが上がらず、度重なるアップダウンにげんなりしつつ、バテバテでどうにか御前山に頭頂。
・御前山の山頂直下付近から、降霜あり。積雪の形跡はなし。凍結なし。
・この時点で、三頭山への頭頂も諦めざるを得ないタイム・体力であることが判明。
・ただ、このまま指沢尾根で奥多摩湖に降りるルートは踏破済みなので、せめて三頭山手前の鞘口峠くらいには行ってみたい。
■御前山〜月夜見山
・というわけで、惣岳山から月夜見山方面に降る。
・途中、「山と高原地図」の危険マークの箇所と思われる岩場を通過。
・確かに、岩と土が中途半端にミックスされているうえ、小雨で濡れており、おまけに落ち葉が溜まっているため、非常に滑りやすく、危険。おとなしく巻道を通るのが正解か。
・この危険箇所以外は、アップダウンがない稜線歩きと、よく踏まれた巻道のため、快適に歩ける。
・ただし、月夜見第2駐車場への登りは、疲れた体に堪える。
・駐車場からしばらく車道歩きで、月夜見山への登山口に取り付く。
・急登をこなし、月夜見山頭頂。残念ながら展望はなし。
・ここから尾根を降ってエスケープできるものの、まだ時間があったため、先に進むことに。
■月夜見山〜風張峠手前分岐
・月夜見山からは、車道に沿った巻道を歩く。
・車道を歩いても、結局合流できるので、無理に歩く必要はなし。
・風張峠の手前の分岐で残り時間とルートの検討をした結果、鞘口峠からのエスケープではなく、ここからのエスケープを決定。
■風張峠手前分岐〜麦山浮橋
・風張峠からの尾根の降りは、最初の急降下を除けば、緩い尾根の降りで、踏み跡も明瞭で降りやすい。
・車道に出る直前にカモシカに遭遇(詳細は写真を参照のこと)。
・その後、尾根コースはあまり踏まれている形跡がなかったため、サイグチ沢沿いのコースで下山。
・サイグチ沢のコースは、降り始めの頃は、踏み跡が見えづらく、初心者には不向きかと。
・しばらく降りると赤テープが出てくる。
・落ち葉と浮石で、意外と危険。ただし登山道が広いため、滑落のリスクはない。
・その後、キャンプ場を経由して車道に出る。
・しばらくして、麦山浮橋を通り、峰谷橋バス停へ。
■峰谷橋バス停〜奥多摩駅
・峰谷橋バス停では、18時過ぎまでバスがなかったため、トイレによってゆっくりとしていたところ…
・なんと、直後のバス停で17:05の奥多摩駅行きがあったことが後に判明。トイレに寄らずに歩いていたら、間違いなく間に合ったタイミング。
・げんなりして、とりあえず車道を歩く。
・そこへ、鴨沢登山口の某喫茶店(許可を得ていないため、店名は伏せます)のマスターの車に拾われて、奥多摩駅まで乗せてもらえることに。ありがとうございました。
・ということで、車に乗ったあたりで、本日の登山は終了。
【まとめ】
・今まで感じたことのない、脚の疲労感でもなく、心肺の苦しさでもない、謎の倦怠感は、おそらく寝不足によるものと思われます。
・よく考えてみたら、土曜日の山行は久しぶりであり、最近は日曜日の山行(=土曜日に体力を回復させた状態)ばかりでした。
・また、時折小雨がぱらついていて、体調・天候ともコンディションはよくない状態であるものの、長期縦走をしていればこんな状態もあるだろうと思い、一種のトレーニングとして、できるだけ歩いてみました。
・帰りに車に乗せていただいた某店のマスターにおかれましては、この場を借りて御礼申し上げます。今度鴨沢に降りた際には、寄ってみます。
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