記録ID: 1692101
全員に公開
雪山ハイキング
塩見・赤石・聖
悪沢岳 2019初日の出登山
2018年12月31日(月) ~
2019年01月02日(水)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 55:25
- 距離
- 68.7km
- 登り
- 5,515m
- 下り
- 5,513m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:31
距離 26.3km
登り 2,554m
下り 1,650m
2日目
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 12:01
距離 17.0km
登り 1,447m
下り 1,438m
天候 | 大晦日:快晴、無風 元日: 快晴! 稜線は多少の風、夜中に積雪と強風 下山日:小雪のち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
畑薙第一ダムゲートから全て徒歩 途中の林道各所でトレランシューズや自転車をデポしている方も少し見受けられました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●畑薙第一ダムゲート⇄椹島:ひたすら長い林道を行く。アップダウンも繰り返すロングロード。夏には東海フォレストのバスが1時間かけて往来する車道でもある。初日は積雪0cmにて、チャリもトレランシューズも有効と思われる様相でした。下山日は氷の上に2-3cmの積雪があり、氷のトラップが見抜けない箇所も。チェンスパを外したら転びました。 ●椹島の新吊橋⇄車道との交差まで:初日は秋の装いで急登な登山道ではあるが、特に問題なし。下山日は積雪があったので、急登で滑らないようにチェンスパが必要でした。 ●車道との交差⇄清水平:登山道と車道がほぼ並走する。初日は途中まで登山道を選択し、後半部で車道を利用しました。勾配はそこまでキツくない筈ですか、地味に距離が長くかなり辛いと感じました。下山日は早朝の凍結と積雪があったため、車道だけを利用しました。 ●清水平⇄千枚小屋:樹林帯を詰めていく山らしい登山道。印もトレースも明瞭でナイトハイクでも迷う事はありませんでした。勾配も比較的緩やかな区間です。 ●千枚小屋⇄千枚岳山頂:尾根に直登する形で急登スタート。登るに連れて冬季ルートと夏道をミックスで進むようになる。雪深くなった際には、千枚小屋上の雪崩や尾根に乗った際のリッジ踏み外しなどには要注意。 ●千枚岳⇄丸山:細い岩稜を一部抜ける。通常の岩場の身のこなし、アイゼンやピッケルを引っ掛けない等の冬季装備の扱い慣れは必要です。 岩稜帯を抜けると風が比較的強いエリアになって行くため、凍傷や低体温症にも注意が必要と思われます。 ●丸山⇄悪沢岳山頂:夏道を普通に通過する。丸山からの出だしで短いトラバースを抜ける場所があり、滑ったら下まで落ちます。雪質によって難易度が変わりますので要注意。他は特に問題の無いルート。 |
その他周辺情報 | ●下山後温泉 白樺荘 本当は1月2日は日帰り温泉お休みの日でしたが「悪沢岳から帰ってきた」と言ったら親切なスタッフさんと宿泊客のオジサマ方が「かわいそうだから入れてやって!」と対応してくれて入浴させてもらう事が出来ました。 ありがとうございました〜!! http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html ●下山後食事 清水港 大間新栄丸 https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220102/22024497/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
シェラフ
ヘルメット
ツェルト
ポール
テント
テントマット
|
---|
感想
長野県最北部エリアに暮らしていると、クリスマスの頃から毎日吹雪です。こんなに悪天候ではゲレンデでさえも寒くて凍死しそうなのに、冬山なんてムリムリ、、、と思っていましたが、どーやら松本以南は毎日冬晴れのご様子。
年末年始の天気予報も特に元日辺りは風も止んで悪くなさそうという予報だったので、半信半疑ではありましたが、初日の出登山を計画してみる事にしました。
せっかくの長期休みなので普段は厳しいロングでも、と軽い気持ちで「夏に登った悪沢岳は?」なんてruhasamanさんに言ってしまったのが私の試練の始まりでした。
いやー、体力無いです! 夏に散々ロングをやった感覚のまま、まぁ大丈夫でしょうと思い込んでいた私がアホでした。冬山装備はやっぱり重い。しかもよく考えれば今シーズンの初冬山じゃぁ無いですか。それを悪沢岳に定めるとは、無謀にも程があった! と登り始めてから思い知りました。
それでも何とかスパルタ隊長の元、的確な判断を頂いて悪沢岳まで引き上げて貰えたので、2019の素晴らしい初日の出を拝む事が出来ました!
今年も日本中の山を愛する登山者が事故無く無事に山行を楽しめますように・・・
皆さま、本年もよろしくお願いいたします!
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [3日]
悪沢岳(鉄塔横〜岩頭〜小石下〜清水平〜見晴台〜駒鳥池〜千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜悪沢岳、往復)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
あけましておめでとうございます。
そして初日の出山行お疲れさまでした。
この時期の南アルプス羨ましいけど、ヘタレの私には往復35kmの林道はちょっと無理かなぁ(;^_^A
新年早々素晴らしいレコ見せていただきありがとうございます。
また次のレコ楽しみにしてます♪
tomochiakiさん、明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします♪
tomochiakiさんがヘタレだったら、世の中の大半はヘタレになっちゃうじゃ無いですか〜笑
確かに35キロは長すぎて、行くと決めて覚悟する以外は無い感じでした。自転車の案もありますが、全然平坦じゃ無くてアップダウンも多いので、行きも帰りも楽出来ない所が多かったです。やっぱり夏に登るのが楽で良いですネ(^^)
tomochiaki さん
あけましておめでとうございます。
登山者を阻む長い長い林道歩きがあるからこその南アなんですかねぇ。
半年前に林道を往復した時はこんな事もうヤランって思ってたのですが…
絶景に魅かれ病みつきになるようです。。
harubo33 さん、ruhasamanさん
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
…とは言っても、スパルタには到底ついていけないで、いつご一緒出来るタイミングか???ですが。。
新年初登山が大快晴、大展望で良かったですね。
きっと、ツライ登りもこれで救われましたね。
お疲れさまでした!
tomokofishさん、あけましておめでとう!
最近はなかなかご一緒出来てないね〜。タイミング見てまた企画しましょ♪
去年tomokofishさんの風邪で没になった群馬方面も悪く無いかもー(^^)
今年もよろしくお願いします!
tomokofishさん
明けましておめでとうございます。
今年も何処かご一緒させてくださいね。
2019年も安全登山でお山を楽しみたいですね!
harubo33さん、はじめまして。
自分は大学生の時に年末に悪沢岳登山を試みましたが千枚岳で引き返しました。行って行けない強風でしたが、単独でしたので、ちょっと弱気の虫が出てしまいました 。
しかし、今は畑薙から入山するのですか 。自分の時は転付峠超えで1日で余裕で二軒小屋に着けました。
これからもドンドン登って素晴らしい思い出をいっぱいつくってください。
今の自分はボロボロの体で冬のアルプス登山は夢の夢です 。
やはり、元気な人のレコはいいな〜〜。自分も40年前は元気でしたが 。
fujikitaさん、初めまして!コメントありがとうございました😊
学生の頃とは言え単独で悪沢岳を狙おうとは、相当強者だったとお見受けいたします。
転付峠からの二軒小屋経由ですか〜。夏に二軒小屋から歩きましたけど、距離は短くとも重量級を背負って登るにはかなりの持久力と精神力が必要な急登ですよね? それを雪深い年末に、、、イヤイヤ、考えただけで恐ろしい 笑! 凄すぎます!!
でもfujikitaさんが通られたのであれば、今でも冬季に行けないことはないルートなのかも知れませんね。レコ等の記録ではあまりお見かけしなかったものですから、考えなかったルートでした。
fujikitaさんも、今年も体調に合わせた素晴らしい山行を楽しんでください♪ どんなに自分が変わっても、時相応の楽しみが持てるのが登山という総合スポーツの素晴らしさですよね! お互いに今年も元気に楽しみましょう。ありがとうございました〜(^^)
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