鳳凰三山(観音岳・薬師岳・地蔵岳)
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- GPS
- 28:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 2,123m
- 下り
- 2,121m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:55
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 4:00
- 合計
- 10:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鉱泉の駐車場は市営で、駐車料金は0円。 今月いっぱいまで、道路工事のため通行止あり。月〜金の8:30〜17:00は行き来できないので注意。 麓からのアクセスは未舗装路が続くが、一部舗装してあったりと、そこまで走りにくくない印象。凍結もしてないので、安全運転すれば四駆じゃなくても大丈夫そう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
燕頭山手前からちらほら雪面が出始める。アイゼンなしでも鳳凰小屋まで行けたが、履いた方が無難。 日影は凍結してたりと、よく滑るので慎重に。 トレースは一部消えてたりするものの、夏道を辿りつつマーカーを確認すれば道迷いの心配はなし。分かりにくいところはGPSで現在地確認。 |
その他周辺情報 | 鳳凰小屋のテン場は1060円を鉱泉にて支払い。後払いでも可。冬季小屋利用の際は2000円とか。 下山後は御座石鉱泉にて日帰り入浴1100円、食事はきのこそば1260円。掘りごたつでいただく。 韮崎ICから鉱泉までにコンビニ多数あり。マクドナルドもあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖Tシャツ
長袖インナー
インサレーション(ダウン)
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備グローブ
ゲイター
バラクラバ
キャップ
ニット帽
ヘルメット
靴
バックパック
サコッシュ
ピッケル
アイゼン
ストック
食料
行動食
飲料
魔法瓶
地図
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
バッテリー
時計
ゴーグル
メガネ
タオル
寝袋
シュラフカバー
テント
マット
テントシューズ
ガス缶
ストーブ
クッカー
カトラリー
テーブル
ヒーター
チェア
|
---|---|
備考 | 忘れ物多いな! .好函璽屐△海譴覆い里笋个った。。 ∨睨”咫△湯作れなかったから結果不要だけど。。 自作竹ペグ、試したかった。。 |
感想
天気が良さそうな鳳凰三山へソロ登山。
登山口となる御座石鉱泉までは路面凍結がなく、所々の区間で舗装してあったため、思いの外無難に到着できた。
駐車場は市営で、先客は2台。
後ほどわかったことだが、今月は工事による通行止が実施されているため、平日にアクセスする際は要リサーチ!
身支度を整え、鉱泉玄関に置いてある名簿に登山届として必要事項を記入。テン泊予定のため、下山後テン場代を女将であるおばあちゃんに支払うことに。
コースは駐車場に設置してあるトイレの脇から、鉱泉の脇を経由するため、用意ができたら荷物を持って記入しにいくと◎
燕頭山までは急登をひたすら。標柱はあるが距離の記載はないのでGPSで現在地を確認しながら登っていく。
燕頭山の手前付近から徐々に雪道となり、凍結箇所もちらほら。山頂は広く、気持ちのいい場所。ベンチが1つだけある。
この日はアイゼンなしで歩いたが、鳳凰小屋までは履いた方が無難かも。途中、北アルプス展望地やオベリスクが確認できたりと、天気のおかげで足取りは軽い。
鳳凰小屋へ到着するまでにすれ違ったのは下山客2人。テン場は自分1人。ちょっと寂しい。。
トイレ付近の広場にテントを張り、冬季小屋を見学(狭いけど毛布あるので最悪の場合は逃げ込める)し、飯の支度。
が、しかし!!ここで問題発生!!
ストーブ(バーナー)を車に置いてきたことに気付く。お湯が作れないことが判明し絶望。そして猛反省。
仕方なくアルファ米を水で戻すも、テント内は氷点下のため、凍り始めた飯をシャリシャリ食うのはしんどかった。。行動食はまだ少しあるし、何とかなるだろうという考えは甘かった。
内臓を温めることができないまま、寝袋に潜り込み、無事寝ることができたのは単に疲労と寝床のおかげ。
翌日は8:30までに下山して出発しないと通行止となるが、久し振りに御来光をピークで拝みたいと思い、早々に朝下りることを諦め就寝。
風は時折吹くものの、終始穏やかで静かな夜だった。快適。
2日目は4時前に起床し、アタックザックに荷物を詰めて出発。まずは観音岳を目指し、薬師岳、戻って地蔵岳でオベリスクに立寄り、小屋へと下山することに。
ちなみに小屋付近の電波は少しだけ入る模様(docomo)。後述するが、登山口から燕頭山までは問題なく電波入るので、それが非常に助かった。。
観音岳へは冬季小屋前の分岐を左に。トレースが消えてるため、ヘッデンで先を灯しながら進む。ハシゴを登った後は道がなんとなく分かるので怪しいときだけGPSで現在地を確認。
観音岳と地蔵岳の分岐となるコルで少し風に吹かれるも天気はよく、快晴となる兆し。この辺りは積雪もほぼなし。
観音岳では夜叉神から来たであろう登山客2名が御来光を待ち望んでおり、人に遭遇できたことで安堵する。
そこから薬師岳へ向かう間で4〜5人とすれ違い、薬師岳で御来光を迎えるときには貸切だった。
富士山を始め、南アルプス、八ヶ岳、遠くに北アルプス、どれも素晴らしい展望。特に白峰三山を照らすモルゲンロートは美しかった。
朝日を背に観音岳へと戻った後は、オベリスクを目指し地蔵岳へ。先行者を1人抜かし、賽の河原へ降り立つ。雲ひとつない天空に向かってそびえ立つ巨塔はさすがの貫禄。
せっかくなので行けるとこまでと、ぐるっと回り込み、核心部手前まで。
ここから鳳凰小屋まではザレ道を下っては振り返るを繰り返し。林の中に入ったところで再び雪が出始める。三山ピーク周辺は比較的積雪がないものの、それぞれをつなぐ道中はアイゼンがあると歩きやすい。
小屋に着いてテントを片付け、お腹も限界が見え始めたので足早に下山、、するも結果としては軽いハンガーノック。バテて足取りが重い。燕頭山まで何とか踏ん張り、小休憩。水分補給したくも、氷点下で凍った水がなかなか溶けず、かなりしんどい。行動食は食べ尽くし、残された食料はカップ麺と豚汁。
行動を再開するも、すぐに天を仰ぎたくなる始末。最悪の事態を考え、現在地を家族に伝える。電波が入ることが本当に救いだった。。
このままではやばいと、豚汁の味噌を舐めて気持ちを奮い立たせる。具材の方は凍って食えたものじゃない。カップ麺そのままかじることも頭をよぎったが、最終的には休みやすみで味噌を食らい、何とか下山。
車に置いてあったアクエリアスが命の水と化した。
給水してからは復活!鉱泉で風呂に浸かり、そばを食いながら、81歳となるおばあちゃんと雑談。通行止解除となる5時まで掘りごたつで休ませてもらう。正直食事も風呂もコスパはよくないけど、それでも最高だった!
時間になり、おばあちゃんに別れを告げ、麓へと車を走らせる。ハンガーノックが頭によぎったときから食べたくて仕方のなかったハンバーガーを食らいにマクドナルドに立寄り、帰宅。
結果オーライだが、十分荷物は確認しようと心に誓った山行だった。
おばあちゃんありがとう!
いやいやぁ、ちょっとドキドキだったね。
無事にご帰還、お疲れさまでした。
同日北アから眺めてましたが、お天気良好で良かったね。風も弱かったのでは?
マックのバーガー、身に沁みたり?
風は終始穏やかだったのでそれが救いでした!
調べたらIC手前にちょうどマックがあったので迷わず立寄りました笑
北アはどこ登ってたんですか?
蓼科は三世代でお邪魔しようと思っているのでよろしくお願いします。
八方です。丸山ケルン先から強風で、唐松山頂までは行けず(TT
来てよ!来てよ〜!
今は週末だけ小屋番してるんですか?
下は穏やかだったんだけどね。
冬季は小屋は閉めていて、GW〜11/3が営業期間なんだ。冬場は水の確保がたいへんだからね。
Gwになれば車で七合目まで入れるらしいよ。(スキー場の方から入れる)
し〜ちゃんに会えるの楽しみ〜♪
本人はプリキュア歌いたいそうです笑
マイク、ご用意しておきます
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