天狗〜硫黄(渋の湯→美濃戸口)

2012年02月22日(水) [日帰り]

• GPS: 09:10
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,417m
• 下り: 1,774m

コースタイム

7:00渋の湯-8:35黒百合ヒュッテ8:55-10:05東天狗-10:30西天狗-11:35根石岳-13:30硫黄岳-14:25赤岳鉱泉14:40-15:30美濃戸-16:10美濃戸口

(3:30自宅→6:30渋の湯)

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

マイカーを渋御殿湯駐車場へ(￥1000/1日)。渋の湯まで路面積雪、凍結あり、ノーマルタイヤでは厳しいです。

美濃戸の赤岳山荘からタクシー手配して美濃戸口から乗車。
美濃戸口から渋の湯まで約40分。￥8000でした。

コース状況／危険箇所等

渋の湯-黒百合ヒュッテ
踏み跡しっかり。踏み固められてます

黒百合ヒュッテ-東天狗岳
稜線の為、岩場などのトレースはすぐに薄くなる箇所も。
崖側に雪庇

東天狗-西天狗
今日はトレースついてました。
積雪充分

東天狗-根石岳
東天狗直下のやせ尾根を完全に通過し終えるまで緊張する箇所がありました。
痩せ尾根の通過では僕は尾根つたいに下りるのではなく、途中から岩場を巻いて下りましたが、両足とも前爪だけ岩にかけて、ピッケルのピック部分を刺して下りたりした箇所が最も緊張しました。
稜線ではトレースは消される箇所もありますが、ルートは分かりやすいです。

根石岳-硫黄岳
根石山荘すぎた樹林帯はトレースが明瞭に残ってます
稜線に出てからはトレースなくても赤い鉄杭とケルンを目印に

硫黄岳-赤岳鉱泉
先月初めて行った硫黄岳では、頂上直下の岩場を巻くルートは夏道方面と反対側の岩場斜面を通過しましたが、今回は夏道ルートを通過。しかし、何だか僕の通った箇所は違ってたような・・・。踏まれてない箇所をトラバースしてしまい、緊張しました。
赤岩の頭は雪が増え、雪庇がはりだしており、1月登った時とルートが変わってました。
分岐の標識から分かれるのではなく、10m程峰の松目よりの「赤岩の頭山頂標識」から下ってました。明確なトレースがついており、間違える事はないと思います

写真

2/22 7:01

渋の湯からスタート

2/22 7:25

登山口から積雪たくさん

2/22 7:45

唐沢鉱泉からもトレースうっすらあり。いつか行ってみよう

2/22 7:50

道は踏み固められてます

2/22 8:34

黒百合ヒュッテの外のベンチで休憩

2/22 8:54

最高の天気の中、天狗岳へ向かいます

2/22 9:04

中山峠を経由

2/22 9:11

おお〜見えた

2/22 9:24

左は崖、雪庇あり。右よりにトレースついてます

2/22 10:05

いきなり東天狗・・・

2/22 10:06

未踏の西天狗目指します

2/22 10:14

トレースたくさんついてました

2/22 10:31

山頂は物凄い展望

2/22 10:32

南八ヶ岳

2/22 10:32

蓼科と北ア北部

2/22 11:18

東天狗にもどって縦走路を覗いていたら

2/22 11:19

超えてしまってました

2/22 11:36

根石岳

2/22 11:37

初めて見た山小屋

2/22 11:45

休業中の根石山荘の物陰で休憩

2/22 12:05

樹林帯の中はトレースがバッチリ残ってます

2/22 12:07

まだまだ天気がもちます

2/22 12:13

硫黄が見えた

2/22 12:25

ヒュッテ夏沢も休業中

2/22 13:24

間近で見るとすごい　

2/22 13:24

太陽の周りに虹色が

2/22 13:32

今回の硫黄岳は展望バッチリ

2/22 14:42

赤岳鉱泉も平日はひっそりです

2/22 15:31

美濃戸山荘は声かけましたが誰もいません

2/22 15:57

またこの道歩きます

2/22 16:11

美濃戸からお願いしたタクシーがぴったり来てくれました

撮影機器：

COOLPIX S8 NIKON

感想

jimson

昨年、東天狗は登りましたが西天狗は未踏でした。

その西天狗が目的で行ったつもりが・・・最高の天気につられて硫黄まで縦走してしまいました。
昨年から密かに憧れていた縦走路。今年は全く行くつもりはありませんでした。
しかし「この天気で行かなきゃいつ行くの?」と思えてしまって。

今日は稜線で顔を風に吹かれても平気な状態。ペットボトルも完全には氷りませんでした。縦走出来たのはこの最高の天気のお陰でした。
ちょっと怖い箇所もありましたが、本当に良かった〜!

もうこの冬シーズンは今日の山行で大満足です!

マイカーは渋の湯に駐車。
縦走を決めてからは、美濃戸口からマイカー回収にタクシー￥10,000位かな?と覚悟を決めました。
この天気はプライスレス・・・と言い聞かせながら。
とは言え・・・帰宅後に改めて考えるとマイカー回収に￥8,000という過去最高額の出費の痛さが小遣いの残高に表れて、ボディーブローのように身に染みてきました。もう一人で同じコースは歩く事はないでしょうねw