御嶽山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 897m
- 下り
- 891m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路は夏道をたどりながら、復路は雪の斜面を一気におりました。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
ロングスパッツ
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感想
残念ながら、天気は翌日から下り坂との予報のため、1日で2山を登頂する計画を立て決行。深夜に車で家を出て田の原登山口に2:30に到着。既に数台駐車している。3:30に出発するつもりで仮眠するが、物音で目を覚ますと4時前。慌てて靴を履いて出発する。既に東の空は薄らと白んでおりヘッドランプは不要である。登山口の鳥居をくぐり緩い勾配を進むと、直ぐに表面の固い残雪が現われる。勾配は徐々にきつくなるであろうことから迷わずアイゼンを装着。やがて山伏風の神主さんに追いつかれ、一言二言、言葉を交わす。年齢は60歳ながら毎年60回以上登っているとのこと。短靴に2本歯の軽アイゼンのみ、慣れたものである。道中の雪の具合を聞けたのは心強い。7合目から雪の解けた夏道に入りアイゼンを外す。この辺りで、先客をひとり捉えるものの、神主さんのスピードについて行けず、更に後から来た健脚の若者にも抜かれる。9合目を過ぎると雪渓の登りとなるが、若干の踏み跡もあるのでアイゼンは付けずに登る。斜面を登り切ると大滝頂上。鳥居を抜けて社殿の脇から裏に出ると、残りの標高は100mちょっと。この先、雪はほとんどないようだ。先行する2人は既に半分以上、登っている。随分と離されてしまった。先週(武尊山)の疲労が若干残っているのか、スピードが落ちてきた。なるべく立ち止まらないように進むと、既に下山を始めた神主さんと山頂直下ですれ違う。最後は山頂奥社の雪に埋もれた階段を上り登頂。何とか予定した時間に到着した。山頂の雪はすっかり融けている。四方に目を移すと、何と言っても残雪に浮かぶ一の池が素晴らしい。残念ながら朝靄のため遠くは霞んでおり、午後登る予定の乗鞍岳が判別できる程度である。本日は強行日程のため、証拠写真を取って直ぐに下山開始。大滝山頂から雪渓を覗くとかなり下の方から登って来る人が見える。滑落すると結構ヤバそうなのでアイゼンを付け、行ける所まで降りて見ようと思い一気に下る。脹脛の筋肉を使うのでそんなに楽ではないが、ほとんど下の方まで降り切り、後は灌木(ハイマツ)を掻き分けて登山道に回帰。途中アイゼンを外して、「もう登って来られたんですか」と問い掛ける登山客に、雪の具合を説明しながら歩くうちに起点に到着。
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