樽前山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
23日:ヒュッテ―東峰―W峰―.725―苔の洞門―国道
天候 | 22日・23日ともに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
苔の洞門ネイチャーセンターのところに車を配車 |
写真
感想
22日
先週は学会発表で山に行けなかったので久々の山。
1年ぶり現役中ではおそらく最後になるであろう樽前山へ。目的は1年生のアイゼン・ピッケルワークの練習だ。
相変わらずの長い林道だが、みんなで話しながら歩いているとさほど苦にもならない。
3時間かからないくらいでヒュッテに到着。管理人の太田さんが快く迎えてくれた。
小屋にいらないものはデポしてさっそくEP練に出かける。
樹林限界をでて少し登っていくと斜度が急になってくる。硬さはまあまあといったところ。
アイゼンピッケルに変えて1年生にマンツーマンでみっちり八の字歩行を教えていく。
八の字歩行が終わったら滑落停止練。
しっかりが形を覚えるまで何回もやる。
そんな修行の最中でも、周りを見渡すと支笏やかっこいい風不死が見える。
また、風紋の斜面を雪煙をあげながら吹き下ろしてくる風が毎度のことながらとても美しい。
練習が終わったものの、メンバーに体調不良のものがいたので小屋に下山。
相変わらず広くて綺麗で快適な小屋。コークスストーブが冷えた体を癒してくれる。
晩飯は1年生総出でつくった豚汁。がっつりでうまかった。
樽前のドームを我が部ではプリンと呼んでいることもあって、デザートにプリンも出てくる。
管理人の太田さんから日高の話を聞かせていただき、あの山域へのあこがれが一向にましたが、
最後には太田さんも僕らもベロンベロンに酔っぱらって楽しい夜は更けていった。
23日
朝飯はなんだったかは覚えてないけどうまかった。
太田さんがいつまでたっても降りてこないので心配したが、出発時に声をかけたら一応返事はあった。
お世話になりました。
さて、昨日体調不良だったメンバーも回復したので今日が上を目指す。
朝焼けの風不死が美しい。
途中でちょっと昨日のおさらいもして行く。
上部の方が急で雪が飛んで斜面が出ているところもある。
なるべく避けて登るが、それでも岩にあたって歩きにくいところはあった。
登るにつれ支笏湖がよく見え高度を稼いでるのを実感できる。
そんなこんなで、東峰着。
中央のドーム(通称プリン)がいつもの迫力で迎えてくれる。羊蹄も見えて最高の天気。
少し休んで、北回りで西峰を目指すことにする。樽前3回目だがこっち行くのは初めて。
外輪から中に入るところは、白いところは避けて岩出ているところを下ろす。
プリンを横目に広くて白い雪原を歩いていくのは気持ちがいい。
そして近くにくるとプリンの迫力は3倍増しだ。
ぐるりと回り込んで適当に外輪の尾根に乗って西峰を目指す。
分岐への登りは多少。西峰への尾根に乗るところは例年吹溜りの段差があるそうだが、今回はなかった。
そして西峰へ。特に道標はなく、謎の人工物があるだけ。みんなで集合写真。
そして来た道を少し戻り、途中でスキーに変え、725の標高点の尾根目指してトラバっていく。
最初は雪が固めだったが、少し下ると最高の雪に変わり斜度も適度で非常にスキーが楽しかった。
真っ平らな所まで来てco450m付近から苔の洞門へと続く沢型に入っていく。
最初のほうこそ倒木がだるい沢型だったが、そのうち両岸がどんどん高くなっていき、大きなゴルジュとなった。
しっかりとしたゴルジュとなっているのが2ヶ所。後半のほうがきれいだ。
苔むしてて趣にあるゴルジュをスキーをはいて下っていくのはなかなか面白い。
倒木の雪をメンバーに落としたりして遊びつつ下っていく。
途中の段差はツボにしておろした。スキーで飛ぶのも可?
そして、観光用の展望台に到着。パイプの階段をスキーで行くのは危険なのでお勧めしない。
適当に林道歩いて下山。
帰りは果林樹によって帰る。
3回目にして樽前を余すところなく楽しめて最高の山行だった。
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