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Yamareco

記録ID: 170956
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
支笏・洞爺

樽前山

2011年01月22日(土) ~ 2011年01月23日(日)
 - 拍手
samoa その他7人
GPS
32:00
距離
18.1km
登り
1,180m
下り
1,205m

コースタイム

22日:除雪終点―ヒュッテ―東峰途中―ヒュッテ
23日:ヒュッテ―東峰―W峰―.725―苔の洞門―国道
天候 22日・23日ともに晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
樽前国道の除雪終点に駐車
苔の洞門ネイチャーセンターのところに車を配車
初日 EP練適地を求めて
2011年01月22日 10:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 10:40
初日 EP練適地を求めて
青空と雪原
2011年01月22日 10:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 10:48
青空と雪原
美しい支笏湖
2011年01月22日 11:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 11:05
美しい支笏湖
お隣のパーティの練習風景
2011年01月22日 11:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 11:30
お隣のパーティの練習風景
かっこいいけど練習中
2011年01月22日 11:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 11:40
かっこいいけど練習中
風不死岳
2011年01月22日 11:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 11:41
風不死岳
逆光と青空
2011年01月24日 10:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/24 10:08
逆光と青空
お隣のパーティ
2011年01月22日 11:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 11:42
お隣のパーティ
ヒュッテへ帰るところ
2011年01月24日 10:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/24 10:09
ヒュッテへ帰るところ
かっこいい風不死
2011年01月22日 12:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 12:54
かっこいい風不死
リア充シュラフ
2011年01月22日 23:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/22 23:05
リア充シュラフ
翌朝
2011年01月23日 06:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 6:47
翌朝
朝日の染まる風不死
2011年01月23日 07:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 7:14
朝日の染まる風不死
外輪目指して
2011年01月23日 08:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 8:03
外輪目指して
先行するパーティ
2011年01月24日 10:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/24 10:10
先行するパーティ
高度をあげると支笏がよく見える
2011年01月23日 08:23撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 8:23
高度をあげると支笏がよく見える
羊蹄も見える
2011年01月23日 08:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 8:34
羊蹄も見える
外輪の中の雪原をいく先行パーティ
2011年01月23日 08:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
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外輪の中の雪原をいく先行パーティ
東峰での集合写真
2011年01月23日 08:44撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 8:44
東峰での集合写真
煙ふく中央ドーム 通称プリン
2011年01月23日 09:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
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煙ふく中央ドーム 通称プリン
1年生のみなさん
2011年01月24日 10:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/24 10:10
1年生のみなさん
かっこいいプリン
2011年01月23日 09:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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かっこいいプリン
回り込んだところ
2011年01月23日 09:20撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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回り込んだところ
先行パーティに追いつく
2011年01月23日 09:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 9:22
先行パーティに追いつく
再び外輪へ
2011年01月24日 10:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/24 10:11
再び外輪へ
西峰バックに
2011年01月23日 09:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 9:52
西峰バックに
西峰途中 プリンをバックに
2011年01月23日 09:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 9:54
西峰途中 プリンをバックに
西峰集合写真
2011年01月23日 10:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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西峰集合写真
苔の洞門へ
2011年01月23日 12:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 12:09
苔の洞門へ
2011年01月23日 13:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 13:02
チョックストーンもある
2011年01月24日 10:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/24 10:12
チョックストーンもある
なかなか趣がある
2011年01月24日 10:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/24 10:12
なかなか趣がある
観光地に出て下山
2011年01月23日 14:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1/23 14:03
観光地に出て下山
撮影機器:

感想

22日
先週は学会発表で山に行けなかったので久々の山。
1年ぶり現役中ではおそらく最後になるであろう樽前山へ。目的は1年生のアイゼン・ピッケルワークの練習だ。

相変わらずの長い林道だが、みんなで話しながら歩いているとさほど苦にもならない。
3時間かからないくらいでヒュッテに到着。管理人の太田さんが快く迎えてくれた。

小屋にいらないものはデポしてさっそくEP練に出かける。
樹林限界をでて少し登っていくと斜度が急になってくる。硬さはまあまあといったところ。

アイゼンピッケルに変えて1年生にマンツーマンでみっちり八の字歩行を教えていく。
八の字歩行が終わったら滑落停止練。
しっかりが形を覚えるまで何回もやる。

そんな修行の最中でも、周りを見渡すと支笏やかっこいい風不死が見える。
また、風紋の斜面を雪煙をあげながら吹き下ろしてくる風が毎度のことながらとても美しい。

練習が終わったものの、メンバーに体調不良のものがいたので小屋に下山。

相変わらず広くて綺麗で快適な小屋。コークスストーブが冷えた体を癒してくれる。

晩飯は1年生総出でつくった豚汁。がっつりでうまかった。
樽前のドームを我が部ではプリンと呼んでいることもあって、デザートにプリンも出てくる。

管理人の太田さんから日高の話を聞かせていただき、あの山域へのあこがれが一向にましたが、
最後には太田さんも僕らもベロンベロンに酔っぱらって楽しい夜は更けていった。

23日
朝飯はなんだったかは覚えてないけどうまかった。
太田さんがいつまでたっても降りてこないので心配したが、出発時に声をかけたら一応返事はあった。
お世話になりました。

さて、昨日体調不良だったメンバーも回復したので今日が上を目指す。
朝焼けの風不死が美しい。

途中でちょっと昨日のおさらいもして行く。
上部の方が急で雪が飛んで斜面が出ているところもある。
なるべく避けて登るが、それでも岩にあたって歩きにくいところはあった。
登るにつれ支笏湖がよく見え高度を稼いでるのを実感できる。

そんなこんなで、東峰着。
中央のドーム(通称プリン)がいつもの迫力で迎えてくれる。羊蹄も見えて最高の天気。

少し休んで、北回りで西峰を目指すことにする。樽前3回目だがこっち行くのは初めて。
外輪から中に入るところは、白いところは避けて岩出ているところを下ろす。

プリンを横目に広くて白い雪原を歩いていくのは気持ちがいい。
そして近くにくるとプリンの迫力は3倍増しだ。

ぐるりと回り込んで適当に外輪の尾根に乗って西峰を目指す。
分岐への登りは多少。西峰への尾根に乗るところは例年吹溜りの段差があるそうだが、今回はなかった。
そして西峰へ。特に道標はなく、謎の人工物があるだけ。みんなで集合写真。

そして来た道を少し戻り、途中でスキーに変え、725の標高点の尾根目指してトラバっていく。
最初は雪が固めだったが、少し下ると最高の雪に変わり斜度も適度で非常にスキーが楽しかった。

真っ平らな所まで来てco450m付近から苔の洞門へと続く沢型に入っていく。
最初のほうこそ倒木がだるい沢型だったが、そのうち両岸がどんどん高くなっていき、大きなゴルジュとなった。

しっかりとしたゴルジュとなっているのが2ヶ所。後半のほうがきれいだ。
苔むしてて趣にあるゴルジュをスキーをはいて下っていくのはなかなか面白い。
倒木の雪をメンバーに落としたりして遊びつつ下っていく。
途中の段差はツボにしておろした。スキーで飛ぶのも可?

そして、観光用の展望台に到着。パイプの階段をスキーで行くのは危険なのでお勧めしない。
適当に林道歩いて下山。

帰りは果林樹によって帰る。
3回目にして樽前を余すところなく楽しめて最高の山行だった。


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