御前岳 深雪で山はついに厳冬期の様相に
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- GPS
- 10:17
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,697m
コースタイム
天候 | 風雪強い |
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過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 食事は道の駅 上平(ささら館)の旬菜工房「いわな」さん 岩魚の握りが絶品です。 |
写真
装備
個人装備 |
ウィペット
地獄ゴーグル
GPS
PON2OON等
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感想
五箇山、白川郷エリアには籾糠山、猿馬、猿、大滝山、野谷荘司山などスキー向けのお手軽な山が多いが、今回は父親の提案で初見のルートで御前岳という山を目指してみる。悪天向けの山として今後定番コースとなるか、期待が膨らむ。
スタートは白弓スキー場。リフト2本、滑走コースは3コースと至ってシンプルなスキー場だ。地元民しか利用しないんじゃないかと思うくらいコンパクトなゲレンデ。圧雪車が稼働していない時間帯に登らせてもらう。
ゲレンデは靴ラッセル。尾根上までは膝ラッセル。ゲレンデを越え、沢地形を詰めていたが雪が重たく辛いので途中、右手の尾根に乗って・1424の主尾根を目指す。序盤、父親がいつものペースよりかなり遅れていた。体調が悪いことは予想されたが、やはり吐き気と下痢で夜起きた時から不調だったようだ。
主尾根上は風が強く、雪面がボコボコ波打っている。スキーはあまり期待できなさそう。・1735のポコは左から巻く。その先は平坦、アップダウンのなだらかな尾根が続く。最低コルまで標高差がないので高度はあげないで行くが、帰りはシール決定。
・1734まで来たら、一度スキーモードにして沢に降りる。雪が深すぎて正直スキーは楽しくない。転んで板が雪の下に潜れば自力での脱出は不可能。現に、そうやって遭難して凍死する者もいる。そんな死に方、死んだも死に切れない。
当初は三ノ谷を詰めてピークをとるつもりだったがとにかく激ラッセルなので途中から斜面に取り付く。雪が深ければ深いほど燃える男がいるので逞しい。ピークや帰りでは、時折晴れ間もあった。間違って晴れたか?と思ったが元々晴れ予報だったらしい。山は風雪強かったので晴れ予報だったとは知らなかった。
来た道をまたシールを貼って登り返して、平坦地は片っぽシールで進んだ。自分は途中からシール粘着力がなくなりテーピングで巻いていたが、最後の最後でシールが剥がれ面倒臭いのでシールを肩に巻いて、工事現場のおじさんスタイルで進んだ。ちなみに秘技「片っぽシール」とはその名の通り片方の板だけにシールを貼るスタイル。少々のアップダウンがあるトラバース、平坦地に使うと良い。ただしトレースが残っていないと逆に足は疲れる。コツは山側の板はシールを剥いでスキーモード、谷側はシールを付ける。片足のスキー足でスーッと足を前にだし、その時シール足は力を抜く。そしてスキーモードにしているブーツはバックルを閉めるとよく滑る。少し登りが出たらスキー足を前に出した時、板が後ろに滑る前にシール足を前に出す。そこそこの緩い上りならカニ歩きしなくても登れるのでお試しあれ。
主尾根を滑っているとパウダーを後客に喰われていた。まじか。まさか天国軍団ではなかろうかと思ったが、下山後父親と大魔神さんの別の知り合いだとわかった。途中で追いつきノートラックを頂いたが、知り合いで少し救われたか。兎にも角にもスキー場上部のオープンバーンが一番のゲキパウだった。
コメント
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初めましてhayawata様、天国です(笑)。地獄に引き離されても必ずピークはめざします。途中のパウだけ頂くような無礼は致しませんのでご安心ください。昨日は一瞬、御前岳・・の提案も考えましたが、我々はサルさんでした。スズケンさんには会いましたが、皆様にお会いできなくて残念です。また宜しく。お父上にも宜しくお伝えください。もう暫く天国でまったりします・・・
JUNDr様
初めまして。いつも天国記録、拝読させて頂いてます。無礼な疑いをかけ申し訳ありませんでした。いつか地獄と天国のあの世コラボができたらと思います。どこかでお会いしましたら宜しくお願いします。
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