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記録ID: 1715420
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山滑走
谷川・武尊

【過去レコ】谷川岳 熊穴沢

2005年04月28日(木) [日帰り]
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GPS
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距離
7.5km
登り
679m
下り
1,243m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2005年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高倉山ゲレンデを1本滑る。連休前日ということもありゲレンデはガラガラ。
2005年04月28日 10:15撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 10:15
高倉山ゲレンデを1本滑る。連休前日ということもありゲレンデはガラガラ。
2005年04月28日 10:27撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 10:27
眼下に熊穴沢。赤丸は西黒沢本谷の大滝、以前、同じ時期に西黒沢本谷を滑降、大滝では板を放り投げ、ブッシュを掴んで下る。
2005年04月28日 11:00撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 11:00
眼下に熊穴沢。赤丸は西黒沢本谷の大滝、以前、同じ時期に西黒沢本谷を滑降、大滝では板を放り投げ、ブッシュを掴んで下る。
大斜面手前の最後の露岩から山頂を見る。ここでおにぎりを1こ食べる。ここから山頂まで50分位。
山頂から滑降してくる場合、この露岩を目印に下ること!フォールラインに沿って左(この画像だと右) に下ると西黒沢本谷に入ってしまいます。
2005年04月28日 11:59撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 11:59
大斜面手前の最後の露岩から山頂を見る。ここでおにぎりを1こ食べる。ここから山頂まで50分位。
山頂から滑降してくる場合、この露岩を目印に下ること!フォールラインに沿って左(この画像だと右) に下ると西黒沢本谷に入ってしまいます。
左、爼倉。
2005年04月28日 13:03撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:03
左、爼倉。
オキの耳
2005年04月28日 13:17撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:17
オキの耳
2005年04月28日 13:17撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:17
赤丸がマチガ沢四ノ沢ですか?
2005年04月28日 13:18撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:18
赤丸がマチガ沢四ノ沢ですか?
赤矢印からマチガ沢本谷に滑降する人(スキー、ボードともにあり)がいるらしいが、私には到底できません。またご覧のようにこの時期では露岩やクラックがあり不可能です。滑降の記録は露岩などがない厳冬期のパウダーの時みたいです。
2005年04月28日 13:29撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:29
赤矢印からマチガ沢本谷に滑降する人(スキー、ボードともにあり)がいるらしいが、私には到底できません。またご覧のようにこの時期では露岩やクラックがあり不可能です。滑降の記録は露岩などがない厳冬期のパウダーの時みたいです。
赤丸が四ノ沢ですか?下のほうが見えず、露岩、デブリ、クラック等が急斜面をふさいでるのではと思いビビって諦める。独身だったら行ったかも。
2005年04月28日 13:30撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:30
赤丸が四ノ沢ですか?下のほうが見えず、露岩、デブリ、クラック等が急斜面をふさいでるのではと思いビビって諦める。独身だったら行ったかも。
赤矢印がたぶん四ノ沢。
四ノ沢を諦めて、熊穴沢に行きます。
2005年04月28日 13:49撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:49
四ノ沢を諦めて、熊穴沢に行きます。
画像中央右が最後の露岩で、露岩を過ぎたらすぐに天神尾根の西側斜面をトラバース気味にスキー滑降していけば、容易に熊穴沢避難小屋に着きます。(露岩から熊穴沢避難小屋まで天神尾根沿いに進むと一部雪がなくなっているので、下りは西側斜面を選べばスキーを外さないですみます)
2005年04月28日 13:50撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:50
画像中央右が最後の露岩で、露岩を過ぎたらすぐに天神尾根の西側斜面をトラバース気味にスキー滑降していけば、容易に熊穴沢避難小屋に着きます。(露岩から熊穴沢避難小屋まで天神尾根沿いに進むと一部雪がなくなっているので、下りは西側斜面を選べばスキーを外さないですみます)
山頂を振り返る。
2005年04月28日 13:56撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 13:56
山頂を振り返る。
熊穴沢のコルにある避難小屋、まだ完全に雪に埋まり、煙突らしき物だけが見えます。地図によると避難小屋よりほんの少し天神峠よりにある沢を熊穴沢と記してありますが、山スキー書では避難小屋にある沢を熊穴沢とし滑降ルートとして紹介しているので私は避難小屋から滑ることにする。どちらもほとんど差はないです。
2005年04月28日 14:06撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:06
熊穴沢のコルにある避難小屋、まだ完全に雪に埋まり、煙突らしき物だけが見えます。地図によると避難小屋よりほんの少し天神峠よりにある沢を熊穴沢と記してありますが、山スキー書では避難小屋にある沢を熊穴沢とし滑降ルートとして紹介しているので私は避難小屋から滑ることにする。どちらもほとんど差はないです。
熊穴沢上部から下を見る。斜度もそれほど無く容易です。沢端のほうにクラックが時々顔出しているのでそこを注意して下る。快適だったのは大斜面と熊穴沢、西黒沢本谷に合流してからはデブリが沢全体を覆っていたり、雪がボコボコで快適滑降とはいえませんでした。やはりここは3月位までが旬なのかな?
2005年04月28日 14:08撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:08
熊穴沢上部から下を見る。斜度もそれほど無く容易です。沢端のほうにクラックが時々顔出しているのでそこを注意して下る。快適だったのは大斜面と熊穴沢、西黒沢本谷に合流してからはデブリが沢全体を覆っていたり、雪がボコボコで快適滑降とはいえませんでした。やはりここは3月位までが旬なのかな?
クラック
2005年04月28日 14:10撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:10
クラック
2005年04月28日 14:10撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:10
正面に本谷の大滝。
2005年04月28日 14:15撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:15
正面に本谷の大滝。
西黒沢本谷合流付近。この付近から斜面のボコボコが顕著になってくる。斜度がゆるいので難しくは無いが快適とはいえない。
2005年04月28日 14:19撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:19
西黒沢本谷合流付近。この付近から斜面のボコボコが顕著になってくる。斜度がゆるいので難しくは無いが快適とはいえない。
デブリ
2005年04月28日 14:28撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:28
デブリ
デブリ
2005年04月28日 14:28撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:28
デブリ
最後は田尻沢滑降コース(フェンスの左)と合流して高低差1200Mの山スキー滑降を終える。ちなみに山頂から写真撮影しながらのんびり下っても1時間でロープウェー乗り場に着いちゃいます。10年前の5月10日に来た時は田尻沢合流付近から沢が出ていて、スキー靴を脱いで膝上まで水に濡れて渡渉しましたが、今年はまだ完全に雪に埋まっていました。
2005年04月28日 14:40撮影 by  EX-Z40 , CASIO COMPUTER CO.,LTD
4/28 14:40
最後は田尻沢滑降コース(フェンスの左)と合流して高低差1200Mの山スキー滑降を終える。ちなみに山頂から写真撮影しながらのんびり下っても1時間でロープウェー乗り場に着いちゃいます。10年前の5月10日に来た時は田尻沢合流付近から沢が出ていて、スキー靴を脱いで膝上まで水に濡れて渡渉しましたが、今年はまだ完全に雪に埋まっていました。

感想

谷川岳ロープウェー駐車場(標高750M)に午前5時半頃到着。目覚まし時計を忘れ、午前8時前に起きる予定だったが午前9時過ぎまで車で仮眠をしてしまった。ロープウェー乗り場で天ぷらうどんの朝食を取り、ロープウェーに乗り、天神平スキー場(標高1320M位)に向かう。足慣らしというか、今シーズン始めての兼用靴だったのでその具合を見る為に高倉山ゲレンデを1本滑る。スキー靴に慣れていた私には、やはり兼用靴は柔らかいなと思う。

出発予定時間が大幅に遅れたので急いで天神峠リフトに乗り天神山(標高1502M)に向かう。午前10時30分頃、天神山からスキーで熊穴沢のコル(標高1420M位)を目指す。熊穴沢のコル少し手前で一部雪が無く板を外す。ここからザックにスキーを取り付け兼用靴で谷川岳山頂を目指す。

谷川岳山頂-トマの耳(1963M)-には途中2度ほど小休止した後、午後1時頃着く。山頂で昼食をとる。山頂から本日の第二候補のマチガ沢(四の沢)を偵察するが、それらしいドロップポイントが2つあり、私にはどちらが四の沢なのか判断できなかった。もし間違えて下ると取り返しがつかなくなるのと、選んだほうが四の沢だったにしろ、時期が遅くクラックや露岩が露出している可能性が高く危険と判断して、第一候補の熊穴沢を下ることにした。

この周辺だけに限らず、山スキーで一番怖いのは雪崩です。当日も予定より出発時間が2時間遅れ、雪崩には神経使いました。
仕事柄、出発日も帰宅が午前1時(この時間の帰宅はごく普通)になり、東京を出たのが午前3時半過ぎ。土合口についたのが午前5時半 で軽くスナックを食べ、仮眠したのが午前6時過ぎ、そして起きたのが午前9時過ぎ。午前10時半に天神峠を出発、午後1時山頂着となりましたが、雪崩の危険を考えれば、午前8時半に天神峠を出発し、午前中に滑降開始したかったです。

当日4月としては観測史上過去最高の32度を記録(熊谷付近も帰りには30度以上でした)したところもでたそうで、土合口も午後には20度近くになりました。
山頂からの大斜面を除いて、滑降コースにはブロック雪崩の危険が常時ありました。私はデジカメを胸ポケットに入れて、そこから取り出して撮影しました。滑降途中ザックを降ろしたり、板を外すようなことは田尻沢滑降コースに合流するまでしませんでした。撮影時も耳をそばだてブロック崩壊時には即逃げられる体制をとってました。

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