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Yamareco

記録ID: 1720041
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沢登り
丹沢

ミズヒ沢 TT200-017

2019年02月02日(土) [日帰り]
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ONTHEROAD その他1人
GPS
--:--
距離
16.4km
登り
1,201m
下り
1,189m

コースタイム

日帰り
山行
8:25
休憩
0:25
合計
8:50
8:10
90
9:40
9:40
10
9:50
9:50
240
13:50
14:15
70
15:25
15:25
95
西山林道が長かった〜
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
丹沢の谷200ルートNO.017
ミズヒ沢:積雪0〜5センチ、稜線への詰めでは一部ひざ丈のラッセルもあり。日の当たるところとそうでない所の差が激しい
鍋割山〜後沢乗越〜ミズヒ沢渡渉点:踏まれた雪と泥濘で滑りやすい
西山林道で勢いのついた石が落ちてきた。頭にあたればけっこう痛そうだなと思った。
その他周辺情報 鶴巻温泉の弘法の里湯
ミズヒ沢渡渉点。前からミズヒの沢って書かれた看板あるなあと思っていた。
2019年02月02日 09:41撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 9:41
ミズヒ沢渡渉点。前からミズヒの沢って書かれた看板あるなあと思っていた。
ばーん!ミズヒの大滝。すばらしい。息をのむ。
2019年02月02日 09:53撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 9:53
ばーん!ミズヒの大滝。すばらしい。息をのむ。
一段目の小滝。太陽が差し込み、虹が見えた。
2019年02月02日 09:54撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 9:54
一段目の小滝。太陽が差し込み、虹が見えた。
高巻きあがって、石柱。
2019年02月02日 10:46撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 10:46
高巻きあがって、石柱。
マルガヤ(丸萱)尾根へ続く
2019年02月02日 10:48撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 10:48
マルガヤ(丸萱)尾根へ続く
沢へ向かって斜面トラバース。
2019年02月02日 10:51撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 10:51
沢へ向かって斜面トラバース。
ここ降りてきた。
2019年02月02日 10:58撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 10:58
ここ降りてきた。
沢におり、下流側を振り返って。
2019年02月02日 10:58撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 10:58
沢におり、下流側を振り返って。
2019年02月02日 11:03撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:03
屏風のような岸壁
2019年02月02日 11:07撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:07
屏風のような岸壁
2019年02月02日 11:19撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:19
CO850は右岸から滝で合わさる。
2019年02月02日 11:20撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:20
CO850は右岸から滝で合わさる。
2019年02月02日 11:20撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:20
この滝も右から巻いた
2019年02月02日 11:22撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:22
この滝も右から巻いた
盛大に崩壊している。自然の威力を感じる
2019年02月02日 11:33撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:33
盛大に崩壊している。自然の威力を感じる
2019年02月02日 11:34撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:34
2019年02月02日 11:35撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:35
鹿さん…
2019年02月02日 11:36撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:36
鹿さん…
2019年02月02日 11:43撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:43
ナメ!
2019年02月02日 11:51撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:51
ナメ!
2019年02月02日 11:56撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:56
2019年02月02日 11:58撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:58
ここは荘厳さがあった。覚悟決めてリード。ツッパリ+CS
2019年02月02日 11:59撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 11:59
ここは荘厳さがあった。覚悟決めてリード。ツッパリ+CS
がんばれ自分
2019年02月02日 12:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
2/2 12:14
がんばれ自分
がんば!!後で調べたらここは左へ行く人が多いみたい。私は怖かったんでCS右の凹角に入りたかったんです…
2019年02月02日 12:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
2/2 12:29
がんば!!後で調べたらここは左へ行く人が多いみたい。私は怖かったんでCS右の凹角に入りたかったんです…
この奥の滝も右から高巻き。落ち口が特に悪い
2019年02月02日 12:55撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 12:55
この奥の滝も右から高巻き。落ち口が特に悪い
2019年02月02日 13:14撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 13:14
2019年02月02日 13:17撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 13:17
青いザレの辺りから詰めに入った。日が当たらないところは雪がどんどん深くなった
2019年02月02日 13:33撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 13:33
青いザレの辺りから詰めに入った。日が当たらないところは雪がどんどん深くなった
あっぱれ!最高のご褒美。
2019年02月02日 13:53撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2/2 13:53
あっぱれ!最高のご褒美。

感想

雪化粧の沢!
週末の天気ばかりを気にして木曜の夜に雪が降ったことをすっかり忘れていた。電車の中から雪の積もった大山が見えた瞬間、あ!そういえば雪だったじゃん!!一週延ばすんじゃなかったな。なんで私が沢に行く日は凍ってたり積もってたりするんだ…

しかしながら、雪はそれほど締まって(凍って)おらず、雪で滑るということはあまり多くなかった。ミズヒ沢は南を向いており、日の当たる場所は乾いていて、この日は風もなく暖かく快適だった。雲一つない真っ青な冬の空が嬉しい。明るい沢は実に気持ちがよい。

最初のミズヒの大滝で身支度を整え、左岸を高巻き。傾斜があり、キックステップもあまり効かない。だんだん怖くなり途中でなんとかチェーンスパイクを装着。最初っから履いておけばよかった。
こんな大滝があるなんて、いつも丹沢に驚かされる。
石柱のある小ピークまで登って軽くひといき。なんとなく行けそうなところを見極め、斜面をトラバースしながら沢に復帰。しょっぱなから緊張を強いられた。

やっとここから流れ沿いに遡行開始。水量は多くなく、水に入らなければならない場所はない。が雪が浸みて足が濡れてくる。屏風のような岸壁や、大きく崩れた岩塊など、ダイナミックさがある。木から溶けた雪がささーっと落ちてくる。ライスシャワーのよう。祝福だ。


ロープを出したのは、ツッパリの滝とそれに連続するチョックストンの滝。
ツッパリ(5m):石が乾いていたので登れると思いリード。ラバーの沢靴がよく効く。最初の一手、二手はいいが、高さがでてくると怖い。落ち口のあたりは右側に割と手がある。ただ、登り切ってもフォローの確保点が乏しい。
チョックストン(8m):チョックストンの辺りちろちろと水が出て少し岩が濡れている。CSの右から上がりたいが、ザックが邪魔で身動きとれなくなり、CSの下にザック残置(苦笑)。フォローに持ってきてもらった。オブザベ大事。
滝上の立ち木で確保。

2019 年の抱負とはいえ、まさかの早さでリードする場面がくるとは。ドキドキしている自分の鼓動が聞こえたわ。


最後の滝も左岸高巻き。落ち口付近が特に悪い。チェーンスパイクを履かなかったことを後悔した。後から履けないんだから、最初から履いておかなければ。。。


沢が青ザレて来た頃、やや西向きに詰めあがる。傾斜と雪に耐え切れず、またまた途中でチェーンスパイク。最初っから履くのほんと大事。雪が次第に深くなり、ズボッと膝まで潜る。稜線を走る登山道に人が見えそちらに向かう。鍋割山までほんの少し登り返し、はっとした。今日なら富士山ばっちりでしょう!

思った通り、連なる山並みの向こうにこれまでで一番の富士山。お疲れ様!とご褒美をいただいた気分。南アルプスまで見えました。


体力的にも精神的にも疲労困憊。時間も遅かったので、下山はマルガヤ尾根の読図ではなく一般登山道といたしました。天気に恵まれてよかったな。大倉まで戻ってくると、アーベントロートに染まった塔ノ岳が見えた。丹沢でこんな景色が見られるのかと驚いている私を残し、輝きはすぐに夕闇へと変わっていった。


反省点:冷静に思い返すとビレイがビレイになっていない。要復習。チェーンスパイク持ってて本当によかった。いつも持っているけど、今日ほどありがたみを感じたことなかったわ。あと、最初から履いておくこと。読図は100点、自分の思った通りに歩くことができた。

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