【絶景】清水頭から雨乞岳へ、山頂で青空のご褒美

2019年02月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:15
• 距離: 16.5km
• 登り: 963m
• 下り: 967m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:53
• 合計: 8:13

距離 16.5km 登り 971m 下り 968m

7:08 岩ケ谷林道起点
7:29 杉谷善住坊のかくれ岩
7:59 8:01 甲津畑、避難小屋
8:17 8:20 ツルベ谷出合
8:30 蓮如上人旧跡
10:37 10:38 清水頭
11:19 11:28 南雨乞岳
11:43 11:59 雨乞岳
12:29 12:30 杉峠、西避難小屋
12:58 杉峠
13:03 杉峠、西避難小屋
14:01 14:20 蓮如上人旧跡
14:30 ツルベ谷出合
14:41 14:42 甲津畑、避難小屋
15:04 15:05 杉谷善住坊のかくれ岩
15:20 岩ケ谷林道起点
15:21 ゴール地点

天候

☆曇りベース、時々晴れ。奥の畑谷から清水頭に登る急斜面では暴風の洗礼を受けました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆今回は道に雪が無く、甲津畑集落奥の岩ヶ谷林道（千種街道）起点周辺の道端に駐車しました。

☆岩魚の里 永源寺グリーンランドへ左に下るところまでは除雪されます。降雪後はその辺りに車を置いてテクテク岩ヶ谷林道起点まで歩きましょう。

☆甲津畑集落内の道は超が付くほどの隘路です。進退窮まります。永源寺グリーンランドのHPに道案内がありましたので紹介します。
・・・・見るものは救われますよ、笑・・・
　http://eigenjigreenland.com/accessmap/

コース状況／危険箇所等

☆甲津畑から雨乞岳を目指すと16キロを超えるロング登山（今回は16．5キロ）になります。杉峠までの千種街道が長いですが、比較的なだらかなので体力的にはそれ程ではありません。時間はかかりますので、早立ちは心がけてください。

☆蓮如上人避難小屋の手前を右に向かうと奥の畑谷へ、そして清水の頭への急登と続きます。以前に比べるとテープも増え歩き易くなった感はありますが、それでもまだまだバリルートです。幾つかレコを参考に、信頼できるGPSログを持って歩いてください。初めての方、周囲の山の視界が効く天気の良い日で無いと危ないです。

☆千種街道をしばらく歩くと雪が出てきました。その後は一面の雪、雪が少ないと言っても流石、雨乞岳です。軽アイゼンは必須、この日は雪が締まっていて、スノーシューはただの重い荷物になってしまいました。これからの季節、踏み抜きに要注意です。

その他周辺情報

☆永源寺温泉「八風の湯」、最も近いです。
モンベルカードで大幅割引
http://www.happuno-yu.com/eigenji/

☆クレフィール湖東、２０分ほど彦根方面に車を走らせますが。空いていて、私はいつもここ
　https://crefeel.co.jp/　

写真

2/10 7:04

岩ヶ谷林道起点周辺の道路余地、雪が無くてここまで来られた、良かった。

2/10 7:09

雪が多いときは、既にラッセル開始ですが。

2/10 7:22

朝明までの千種街道や登山道の案内看板で一休み。

2/10 7:29

杉谷善住坊さんが信長を狙撃（未遂）した場所。

2/10 7:52

雨乞岳の麓には昔鉱山があったとのこと。

2/10 7:57

（一般車不可）車が入れる林道はこの橋でまさに終了。いわながいますよ。

2/10 8:01

杉峠まで三つある避難小屋でここなら宴会宿泊しても良いかな。

2/10 8:02

トイレが新たに設置されました。

2/10 8:08

千種街道は趣のある木橋が幾つかあります。

2/10 8:14

霊仙山にウエルカムゲートがありましたが、ここにも。

2/10 8:29

橋を渡って左に蓮如上人避難小屋があります。奥の畑谷は渡って右へ。

2/10 8:31

雪の斜面を少しトラバースして左へ巻いていきます。

2/10 8:32

岩を削った？危なっかしい道を慎重に。

2/10 8:35

すると一気に広がります。広い意味で・・・奥の畑谷の入り口かな・・・ようこそ。

2/10 8:37

渡渉は慎重に、岩の上が凍ってます。以前、u●haruさんとか言う方がドボン！！された現場です、笑。

2/10 8:40

谷筋を歩く楽しみの一つ。

2/10 8:40

芸術的、スポーツ飲料がシャーベット状に凍る位の寒さでした。

2/10 8:44

雪が適度に締まっていて、アイゼン無しでもトラバースOKでした。

2/10 8:45

最後、清水の頭の激登に備えてそろそろアイゼン履きましょうか。

2/10 8:57

谷フェチにはたまらんルート

2/10 9:01

出ました！！先ずは第一奥の畑谷、清水頭の稜線が見えてて良かった。

2/10 9:08

注意！！
危ないとこでのストックの貸し借りはやめましょう、笑。
horio927さん、ストックありがとうございました！
おかげでドボン免れました
(^^;)　(p)

2/10 9:13

パッと日が差し込んできた、歓声。

2/10 9:21

そして、正真正銘の奥の畑谷（第二）に来ましたよ。

2/10 9:28

しおじの大木に挨拶、昔はここを渡渉していましたが、大木を右に見ながらずんずん歩いていきます。テープ等もあり

2/10 9:33

比較的簡単な渡渉ポイントへ。今日の渡渉はこれで終了。

2/10 10:02

渡渉してから30分程歩いて清水頭への直登ポイントへ。藪が無く、ベストな場所です。多くの方はここに来るまでにシビレを切らして右斜面を登っていかれますが、藪藪地獄にはまる危険性が増大します。

2/10 10:04

かなりの斜度、雪があったら大変だったかも。

2/10 10:12

清水頭の稜線まで高度を上げていくと雨乞岳の霧氷が見えてきました。

2/10 10:14

稜線も見えた。

2/10 10:16

右に目をやると綿向山

2/10 10:23

一瞬青空が、あぁ綺麗。

2/10 10:23

稜線に立ちました、やったぁ。綿向山方向を向いて。

2/10 10:25

さぁ、清水頭へ向かいましょう。

2/10 10:26

風の通り道、雪が吹き飛んでいます。

2/10 10:26

振り返って雨乞岳、南雨乞岳

2/10 10:28

この稜線でのお楽しみ、突然に鎌ヶ岳がちょこんと。

2/10 10:30

清水頭は結構雪ある。

2/10 10:30

もう一度振り返り、雨乞の本体が大きくなってきます。

2/10 10:33

素晴らしい、鎌と鎌尾根です。仙ヶ岳も

2/10 10:33

昨年は歩けなかったなぁ

2/10 10:38

清水頭にて雨乞岳をバックに記念写真

2/10 10:42

雨乞岳へ向かいましょう。この絶景・・・圧巻です。

2/10 10:43

先ずは右の南雨乞岳へ

2/10 10:47

ここからは霧氷祭り

2/10 10:53

高度を上げていって振り返りの絶景

2/10 10:56

雪庇は発達していません。崩れています。

2/10 10:59

綿向山が一番格好良く見える方向ではないでしょうか。

2/10 11:00

霧氷の森に突入！！

2/10 11:04

おっ、青空が・・・

2/10 11:08

南雨乞岳に向かうダイレクト尾根（どこかから拝借、笑）で青空全開です。

2/10 11:08

うっとり見とれてしまう♡

2/10 11:09

horioさん、よくぞここまで暴風に耐えられました。良かったですね。

2/10 11:10

清水頭が光っています。

2/10 11:12

仮称【南雨乞ダイレクト尾根】は積雪期限定です。

2/10 11:14

絶景に歩みが進まない

2/10 11:18

綿向山からの縦走路が明瞭に見えます。

2/10 11:20

御在所・鎌を一望

2/10 11:20

写っているのは東雨乞岳、国御岳、そして御在所岳

2/10 11:20

鎌とのセットで。雲母峰も少し

2/10 11:21

南雨乞岳に立ちました。

2/10 11:21

御在所と鎌をバックに・・・冬にこんな贅沢は・・・贅沢すぎます！！

2/10 11:22

今度は雨乞岳と東雨乞岳をバックに。

2/10 11:26

雲の流れが速い。

2/10 11:27

今日、雨乞岳山頂周辺で出会った登山者はわずか一人

2/10 11:31

いつもは笹原、雨乞岳へ向かいましょう。

2/10 11:32

右手にこの絶景を仰ぎながら、遠足気分です。

2/10 11:33

遥か彼方に綿向山

2/10 11:35

こっちから見る鎌の雄姿は一見の価値あり

2/10 11:41

山頂周辺の木々も霧氷祭り、背景は綿向山

2/10 11:42

山頂までもうちょっと。無雪期、この雪原は背丈を超える笹原です。

2/10 11:44

山頂に立ちました。ここもいつもは笹原です。

2/10 11:45

霧氷の木と釈迦ヶ岳

2/10 11:45

『大峠の澤』はすっかり雪原に埋もれています

2/10 11:46

東雨乞岳、国見岳、御在所岳、雲母峰、そして鎌ヶ岳

2/10 11:48

雨乞岳にて記念撮影！！冬ははじめてのお二人、もう病みつきになりましたね、笑。

2/10 11:49

持ってますね〜青空がタイミングよくぱっと。

2/10 11:51

北に目をやると・・・手前にイブネ台地、左から霊仙山、かすかに伊吹山かな、御池岳、藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳

2/10 11:52

霧氷まで今日は期待していませんでした。

2/10 11:53

山頂台地を歩き回るポチエさん、雪が無いとこうは行きませんから。

2/10 11:53

奥に綿向山

2/10 11:53

青空と霧氷が素敵♡

2/10 11:54

青空！！

2/10 12:03

さぁ、杉峠に下りましょう。絶景はまだこれからですよ。

2/10 12:08

雨乞を振り返る

2/10 12:08

右に東雨乞岳を見ながら下山

2/10 12:08

雪が少ないですね。

2/10 12:08

振り返って山頂方向、晴れた〜！！

2/10 12:08

座り込んで撮影に夢中

2/10 12:08

ポチエさんは万歳三唱

2/10 12:10

夏には想像すらできない雪の尾根、確か深い笹のはず。

2/10 12:11

いつもの展望岩からイブネ方面

2/10 12:13

雪が積もるとこんな格好の良い尾根に変身

2/10 12:13

今日はイブネはパス、もう十分ですね。

2/10 12:14

眼前に広がる光景に絶叫中！

2/10 12:14

もう一度振り返り、杉峠からの登山道がこんなに感動したのは初めて。

2/10 12:15

イブネが眼前にドーンと。

2/10 12:25

杉峠への激下り、アイスバーン化していて神経を使いました。

2/10 12:28

杉峠

2/10 12:59

残るは一本ですが、隣に子孫が育ってきています。

2/10 13:08

杉峠から下ります。最上段の避難小屋、非難すら困難の状態、笑。

2/10 13:25

根明き、春の予兆です。

2/10 13:27

時間が早いので千種街道の谷筋にも陽の光が差し込んでいます。

2/10 13:29

そろそろ踏み抜きに十分注意する必要があるかと。

2/10 13:29

春ですね〜

2/10 13:33

horioさんが命名・・・氷琴（ひょうきん）です。

2/10 13:34

終日、氷点下だったんでしょうね。

2/10 13:48

名物、木橋

2/10 13:49

雪の重みで傷みが更に進んでいる感じ

2/10 14:01

蓮如上人さんになったお気持ちは？笑

撮影機器：

uTough-8010 OLYMPUS IMAGING CORP.

HW-01K HUAWEI

感想

ぽちえ

先ずはyoshikun1さん、レコ作成ありがとうございました！
前日に突然参加表明したpochieです
霊仙、あるいはガッツリ御池か？
いかがしようかと思っていたところ、yoshikun1さんが計画をアップ
奥の畑谷から清水頭と大好きなルートということで便乗させて頂きました(^^♪

歩き始めは積雪無しでしたが、奥の畑谷からは雪原歩き
尾根への取り付きは以前pochieが辿ったルートよりさらに奥の奥でした
暴風に耐えながらを山肌を見ると、霧氷がびっしり
辿り着いた稜線からもいつもの素晴らしい絶景が広がりました
ひとしきり感激した後、さらに雨乞を目指します
いつもは笹藪を掻き分けますが、今日は歩きやすいホワイトロードと
霧氷のトンネルがpochieたちを迎えてくれました
雨乞はすっかり雪原に覆われ、もう快適そのもの！
鈴鹿の山にさらにはまってしまうpochieでした(^^;)

yoshikun1さん、horio927さん、ご一緒して頂きありがとうございました！
またよろしくお願いします！

よしくん

2019.2.10 【鈴鹿・絶景】清水頭から雨乞岳

冬の雨乞岳初めての山友を案内
それもマニアルート、奥の畑谷から清水頭、雨乞岳へ
お二人さん、毎冬の定番ルート確定！！ですね。
山頂で出会った登山者は1名のみ
藤原岳や御在所岳の喧騒に疲れたら是非どうぞ

甲津畑〜奥の畑谷〜清水頭〜雨乞岳〜杉峠〜甲津畑

コメント

うえはる

思い出します
今回もステキな景色でしたね
思い出すのはあのドボン
(レコにも注意現場書いてもらってどうもです）
そして、稜線に上がってからのダイナミックな展望
杉峠への激下り
雪は少なそうですね
でもやっぱり感動の景色、すばらしいです

よしくん

Re: 思い出します
ueharuさん、あそこを通ると必ず思い出してしまいます。
その後、山行きを続行されましたね、何事も無かったかのように・・・
自分ならあの後どうしただろう、といつも思います。
ueharuさんはやはり強靭な精神をお持ちの方なのだなぁと

同行のお二人、感動されてました。
あの百戦錬磨のpochieさんも！！です。

また鈴鹿に行きましょう。

Hareyama2

清水頭から見るあの絶景の冬バージョンですね。
Yoshikun1 さん、Pochie さん。こんにちわ！horio 927 さん、はじめまして。
清水頭から見る雨乞岳を秋にPochie さんと歩きその感動は、今でも脳裏に焼き付いてます。その雪化粧ですね。
私も行きたかったです。
入道ケ岳から雨乞岳のテカってる頭が少し見えました。雪の雨乞岳もいいだろうなぁと思ってました。行かれてたんですね。私は、来年の課題でしょうかね。
また、来年ご一緒出来れば嬉しいです。

入道ケ岳は、すっかり春でした。

よしくん

Re: 清水頭から見るあの絶景の冬バージョンですね。
Hareyama2さん、
入道の麓では福寿草とかも咲き出していたのでは？
いや、良かった良かった
奥の畑谷辺りでは暴風でどうなることかと心配しましたが
清水頭に登った途端、風はパッと止んでそして青空が。
持ってましたね、三人

Hareyama2さんの来年冬のお楽しみが一つ増えました。
また行きましょう。

onetotani

またもや晴れ間をゲットですね。
皆様、今晩は。　お疲れさまでした。

「奥の畑谷から清水頭の稜線に上がったら晴れだった。」なんて
嬉しい展開ですね。

霧氷と展望の稜線美。深い笹薮も雪稜に変わりまさにこの時期限定の
絶景。
なかなか出会えない素敵な風景に恵まれ、羨ましいほどの山行に
なりましたね。
これだからロングになってもこの季節、第一級の稜線は外せませんね。

追伸：horio927さん
　　先日は楽しい一日ありがとうございました。
　　またの出会いを楽しみに鈴鹿通いに精を出します。

よしくん

Re: またもや晴れ間をゲットですね。
onetotaniさん、おはようございます。
清水頭から雨乞岳を詰めるワクワク感、
どの季節も素晴らしいですが、特に積雪期は格別ですね。
清水頭への急登では暴風だったのが
頭に上がると嘘のように止み、青空が出迎えてくれました。
今回ご案内したお二人、
冬の雨乞岳は初めてとのこと、
ちょっと出来すぎ！！贅沢！！！

間違いなくひと冬に一度はここに足を運ばれると思います。
ラッセルの千種街道、雨乞岳も体験してもらわねば・・・

horio927

Re: またもや晴れ間をゲットですね。
こんばんは、雪の根の平では楽しく過ごせました。ありがとうございました！
私も実は晴れ女と名乗っております（笑）
またご一緒出来ること楽しみにしています🤗

horio927

大変お世話になりました
こんばんは遅くなりました。ご一緒出来て本当にありがとうございました！
たくさんの写真に思い出してにやけておりました。
無雪期の綿向山から雨乞岳への縦走とはまた違う素晴らしい眺望を見ることが出来て本当に良かったです。
また頑張り行ってみたい山になりました。