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Yamareco

記録ID: 1733432
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳 赤岳鉱泉から文三郎尾根→地蔵尾根(モンベルツアー)

2019年02月16日(土) ~ 2019年02月17日(日)
 - 拍手
犬丸42 その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
27:54
距離
15.0km
登り
1,325m
下り
1,308m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:07
休憩
0:11
合計
2:18
10:43
7
10:50
10:51
8
10:59
11:01
49
11:50
11:58
63
13:01
2日目
山行
5:11
休憩
2:00
合計
7:11
7:25
29
7:54
7:54
7
8:01
8:10
11
8:21
8:22
78
9:40
9:40
23
10:03
10:08
0
10:08
10:08
3
10:11
10:13
2
10:15
10:15
1
10:16
10:39
3
10:42
10:44
26
11:10
11:10
6
11:16
11:28
34
12:02
12:15
8
12:23
12:24
13
12:37
13:28
31
13:59
13:59
32
14:31
14:32
4
14:36
14:36
0
14:36
ゴール地点
天候 一日目曇り時々晴れ 二日目ドピーカン
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘駐車場利用。駐車券はシールになります!!!
コース状況/
危険箇所等
樹林帯内は大きな危険個所無しだが,林道区間にも一部凍結箇所があるので要注意。私は下りはチェーンスパイク付けました。
森林限界から上はどこも要注意。稜線は雪が少なく12本爪アイゼンでは歩きにくい個所もあります。山頂から赤岳展望荘への下りが,一番いやらしかったかな。
クルマ入れ替え後初の長距離。至極快適也。
2019年02月16日 10:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 10:03
クルマ入れ替え後初の長距離。至極快適也。
ガイドさんのクルマで赤岳山荘まで乗せていただき,林道歩き40分が無くなった。ものすごく嬉しく,少しだけ背徳感(笑)。
2019年02月16日 10:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/16 10:36
ガイドさんのクルマで赤岳山荘まで乗せていただき,林道歩き40分が無くなった。ものすごく嬉しく,少しだけ背徳感(笑)。
2019年02月16日 10:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 10:37
中でお茶をいただいた。おつまみの野沢菜がついてくるところが信州ならでは。
2019年02月16日 10:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 10:41
中でお茶をいただいた。おつまみの野沢菜がついてくるところが信州ならでは。
いざ出発。
2019年02月16日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 10:42
いざ出発。
2019年02月16日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 11:28
暖冬とか言いながらも堤防は凍結。
2019年02月16日 11:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 11:55
暖冬とか言いながらも堤防は凍結。
2019年02月16日 11:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 11:55
この森の空気感は何物にも代えがたい。
2019年02月16日 12:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 12:34
この森の空気感は何物にも代えがたい。
曇ってきたが,なんかミエター!!!
2019年02月16日 12:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/16 12:39
曇ってきたが,なんかミエター!!!
二日目朝。
2019年02月17日 07:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 7:20
二日目朝。
氷点下12℃。
2019年02月17日 07:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 7:22
氷点下12℃。
行者小屋到着。ア・オ・ゾ・ラ・ダ。
2019年02月17日 08:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/17 8:05
行者小屋到着。ア・オ・ゾ・ラ・ダ。
テンション上がるぜ。
2019年02月17日 08:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 8:05
テンション上がるぜ。
この小屋から仰ぐ峰々の姿が私はたまらなく好きである。
2019年02月17日 08:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 8:05
この小屋から仰ぐ峰々の姿が私はたまらなく好きである。
樹林帯の最後の方。木々の向こうに阿弥陀。冬季にあの山頂に立つのは,私には無理だな。
2019年02月17日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 8:45
樹林帯の最後の方。木々の向こうに阿弥陀。冬季にあの山頂に立つのは,私には無理だな。
稜線に出るも風は無し。
2019年02月17日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 9:06
稜線に出るも風は無し。
男前すぎる。
2019年02月17日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/17 9:06
男前すぎる。
2019年02月17日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/17 9:06
中央アルプス見えた。
2019年02月17日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 9:06
中央アルプス見えた。
この辺りから気を抜けなくなる。
2019年02月17日 09:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 9:54
この辺りから気を抜けなくなる。
南アルプス見えたぜ。
2019年02月17日 09:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/17 9:54
南アルプス見えたぜ。
あのスキー場がどこなのか調べようと思っていつも忘れる。
2019年02月17日 09:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/17 9:54
あのスキー場がどこなのか調べようと思っていつも忘れる。
嗚呼,富士山が見えていたのにガスっちまった。
2019年02月17日 10:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 10:25
嗚呼,富士山が見えていたのにガスっちまった。
冬季赤岳登頂証拠写真。
2019年02月17日 10:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/17 10:25
冬季赤岳登頂証拠写真。
南と中央
2019年02月17日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/17 10:26
南と中央
南単独。
2019年02月17日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 10:26
南単独。
浅間山に蓼科山。行きたいなあ。
2019年02月17日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 10:26
浅間山に蓼科山。行きたいなあ。
2019年02月17日 10:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 10:27
おおお,見えた!
2019年02月17日 10:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/17 10:29
おおお,見えた!
2019年02月17日 10:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 10:44
あの頂にいたのが嘘のようである。
2019年02月17日 11:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/17 11:17
あの頂にいたのが嘘のようである。
冬季に向こう行くのは,私には無理。
2019年02月17日 11:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 11:17
冬季に向こう行くのは,私には無理。
あの道を降りてきたのか。道理でハードだったわ。死ぬかと思ったわ。
2019年02月17日 11:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/17 11:17
あの道を降りてきたのか。道理でハードだったわ。死ぬかと思ったわ。
行者小屋に帰還。
2019年02月17日 12:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 12:03
行者小屋に帰還。
バキンバキンにピーカン。
2019年02月17日 12:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 12:12
バキンバキンにピーカン。
次はいつ来れるかな。
2019年02月17日 12:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 12:32
次はいつ来れるかな。
お約束看板を最後に撮影。
2019年02月17日 14:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/17 14:32
お約束看板を最後に撮影。

装備

MYアイテム
犬丸42
重量:-kg
個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ アイゼン ストック ピッケル ゲイター 無線機 GPS

感想

 昨年の天狗岳に続き,モンベルツアーで赤岳登頂チャレンジである。天候が心配だったが,登頂日は呆れかえるほどの好天しかも微風という最高のコンディションに恵まれた。いつもこうだったらいいんだけどな。

 八ヶ岳山荘でガイドさんと待ち合わせ。参加者3名のところ,一人キャンセルが出て,私を含め2名で出発。最初の林道歩きに向けてアミノバイタルなど飲んでいたら,なんとガイドさんのクルマで赤岳山荘まで連れて行っていただくという事で,精神的にかなり助かった。

 50分ほどの徒歩区間を10分ほど揺られただけで到着。林道の時点で今年の雪の少なさを痛感した。赤岳山荘で下準備をし,11前に出発。ガイドさんに合わせゆっくり北沢を登っていく。歩き出しは晴れだったが,だんだん雲が出てきて,でも夏に南沢を歩いた時もこんな感じだったことを思い出す。

 ガイドさんにいいペースを作っていただき,13時ごろ赤岳鉱泉着。すでに人がたくさんいて,何でも今日の宿泊者は200名を超えるらしい。廊下にもザックがずらっと並び,大変な様相である。人気の小屋はやはり,個人で来るなら平日に限るのかもしれない。冬にテント泊する度胸も技量もないからな。

 その後アイスキャンディー近辺で2時間ほど講習。積雪斜面の安全な降り方など教えていただく,谷足で標高を稼ぎ,山足は谷足と平行に卸す。体の重心をどこに置くかがポイント。私はこういう基本が全然できていないので大変タメになる。その後,アイスキャンディーに行くが大盛況で登ることは能わず。凍った斜面での歩行訓練などするが,一度転んで滑ってしまった。足首の関節が固く。斜面で靴をフラットに置けないのが原因である。自分の弱点がわかっただけでも収穫かな。

 大賑わいの小屋では夕食も1930からと,山小屋とは思えない遅い時間のスタートとなるが,待たされた分,名物のステーキは大変に美味であった。食後はすぐに横になり,耳栓付けて2100就寝。

 爆睡した翌朝,0530に目覚める。朝食を済ませなんだかんだで0730頃出発。天候晴なれど気温はマイナス12℃と,なかなかのツンデレ模様。バリルート行きます!的装束の人から,軽アイゼンにストックのご婦人集団まで,一口に雪山といってもいろんな楽しみ方があるのだと感心した。

 行者小屋までウォーミングアップ的に登り,文三郎尾根ルートの森林の急登を進む。夏にも歩いたんだが,こんなにきつかったっけ?と自問する。そのあとの硫黄岳までの縦走路が厳し過ぎたので記憶から抜けてたのかも。樹林帯が切れる手前でロープを付け,ゆるゆる登り始める。

 稜線に出ても風はほとんどなく,絶好の登山日和となる。地蔵尾根に行く人も多かったが,こちらも大盛況で,いろんなパーティーが我々を抜いていく。ただ,皆さん本ルートを行くわけではなく,途中から岩の方に吸い寄せられるように散らばっていって,やはりここにはいろんな技量の人がいるのである。もちろんワタクシはその中で最下層の一番下である。よくこんなところまでこれたもんだと,改めて思う。

 我々が向かう本ルートも,相応にハードであり,ところどころ雪がなく意思が露出しており,アイゼン装着だと歩きにくかった。慎重に歩みを進め,最後の岩場も登り切って何とか登頂したのが1030。山頂には人がいっぱいで,我々の後からも続々と増えてきて大賑わいで,厳冬期とは思えないほどであった。山頂からの展望は,北アルプスこそかすんでいたものの,中央,南,北八ヶ岳,浅間,それに雲の上からくっきり富士も見え,いやはや,ええもん見ましたわ。

 赤岳展望荘へ向けての下りも,ご存じのとおりの何ルートで,ここもところどころ岩が露出して非常に歩きにくかった。一度バランスを崩しかけ,事なきを得たものの,ガイドさんがロープを引っ張られて,申し訳ないお話である。

 私の力量では,ここのガイド登山が限界かな,と思う。一人で来るのは無理だろう。風邪明けで体調が今一つだったことを割り引いても,バランス感覚の悪さはやはり簡単には治らない。素直にこれは認めようと思う。

 地蔵尾根の下りも,ナイフリッジはところどころ地面が露出している状態で,降りにくくはあったものの怖さはあまりなかった。何とかおりきって1200行者小屋に戻り,赤岳鉱泉で昼休憩後,下まで無事に降りることができた。

 というわけで,今期の冬山遠征登山は,仙丈ケ岳,木曽駒,大山,赤岳,とこなすことができたのは僥倖といえよう。大山以外は天候にも恵まれ素晴らしい登山になった。伯耆大山は・・・いつかまたリベンジしないとあかんなあ。

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