槍ヶ岳 飛騨沢パウダー
- GPS
- 15:54
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,247m
- 下り
- 2,261m
コースタイム
- 山行
- 11:42
- 休憩
- 4:02
- 合計
- 15:44
天候 | 雪/曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
土曜日は雪で日曜は昼前から晴れ、風も強すぎない
そして来週は高温予報・・・
これは飛騨沢のパウダー狙いしかないのではと新穂高へ
新穂高は普通に雪が降っていた
白出沢までは連日のトレースがあってスイスイ進めるのとデブリがところどころ出ていて少しだけ厄介
その先も小さな沢形状ではデブリが多くカチカチ雪が潜んでいて進行を阻む
滝谷は巨大デブリ地帯になっており段差が高すぎる、上流へたどってから進める箇所を探す
ちなみに滝谷までは沢方面は埋まっておらず、新雪、デブリと重なって時間がかかる
滝谷から沢を辿る、この辺りはばっっちり埋まってる
出だしハイペースで歩いたせいで汗だく、からの汗冷え、槍平冬季小屋でダウンジャケットと化繊パンツ履くなどして防寒対策
この日の朝は、新穂高はさほど寒くなかったが槍平から一気に冷えた、風も冷たい
槍平の冬季小屋で防寒対策してから飛騨沢を目指す
広い沢地形をたどっていくと飛騨沢に入る
雪はすっかり止んで上空は晴れてきた
やる気が出る
飛騨沢はとても寒く、冷たい風が体温を奪ってく
特に足先がキンキンに冷えて痛い、というか感覚がなくなりつつある
飛騨乗越まで標高残り350mから雪が固いのでクトー、ここからが長い
飛騨乗越付近の夏道は雪が付いていないのでアイゼン
少し進むと槍の穂先が見えた
夏も冬もここまでのアプローチが長いが穂先を見た瞬間、来てよかったと思える
冷えた足先の感覚がないので冬季小屋でカイロを当てたり揉んだり足踏みしてから穂先へ
雪がしっかり付いてて凍ってる箇所多数、アイゼンで蹴り込むと砕け散っていく
慎重に上るが緊張で息が上がり体が熱い、お陰で足先の感覚も戻ってきて
人間追い込まれればやれるもんですな笑
最後のはしごを登りきると山頂ゴール!
山頂付近は雲がかかったり晴れたり、それでも穂高以外の山々は眺めることができた
去年の1月よりも白い、
ひとしきり楽しんだら慎重に下り、もちろん下りの方がこわい
飛騨乗越までスキーを担いで向かう
乗越すぐ下から雪が繋がってるのでスキー装着、
岩を避けて固い雪を滑ったらいよいよパウダーバーンへ
出だしは緊張したがリラックスして滑れる斜度で超爽快な滑りだ!来てよかった
感動して写真撮りまくりながら飛騨沢ボトムまで滑っていく、
その先、槍平小屋まではジャンダルムなど穂高の山の絶景を眺めながらゆるーく滑っていく
あとは来た道を滝谷からシールで上り下りしたり、白出沢からボブスレーしてゴール!
ついた頃には夕暮れ手前だった、去年より時間がかかったが飛騨沢のパウダーを満喫できて満足
この日はスキーヤー1人、登山者1人にしか合わず静かな山行だった
YOMOYAMAさん、おはようございます。
新穂から10時間半で槍に登頂、さすがですね!
冬季小屋で感覚の無くなった足先を温め、ガリガリの穂先往復、苦労に耐えた分も飛騨沢の激パウを楽しめましたね!
どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
去年はモナカ雪で大変だっただけにパウダーで大満足でした。
hareharawaiさんもリベンジおめでとうございます!
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