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Yamareco

記録ID: 1745679
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳 〜 Let it snow,新雪を踏みしめて、天狗岳を目指す

2019年03月01日(金) ~ 2019年03月02日(土)
 - 拍手
おーちく その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
28:47
距離
17.2km
登り
997m
下り
1,375m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:26
休憩
1:10
合計
5:36
9:58
12
10:10
10:12
44
10:56
11:04
16
11:20
11:28
26
11:54
11:55
49
12:44
12:49
3
12:52
13:22
31
13:53
13:56
16
14:12
14:13
6
14:19
14:31
39
2日目
山行
4:59
休憩
2:15
合計
7:14
7:06
62
8:08
8:18
26
8:44
8:54
46
9:40
9:41
15
9:56
10:06
17
10:23
10:52
19
11:11
11
11:22
11:24
28
11:52
11:53
4
11:57
13:07
22
13:29
13:30
14
14:20
渋御殿湯
天候 3/1(金):曇り 時々 晴れ,3/2(土):快晴
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
IN:茅野駅 → 北八ヶ岳ロープウェイ;アルピコ交通バス 7:55発(¥1200)
  北八ヶ岳ロープウェイ;片道¥1000(9:00始発,20分間隔で運行)

OUT:渋の湯 → 茅野駅;アルピコ交通バス 14:55発(¥1150)※ 土日祝のみ運行
コース状況/
危険箇所等
〇 中山峠〜天狗岳
歩いていると気づきづらいが、断崖の縁近くを歩いている箇所あり。近づきすぎないように。東天狗岳直下には岩場があるが、難しくはない。

その他は、特に危険箇所なし。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
スタートは北八ヶ岳ロープウェイ。縞枯山、茶臼山から白駒池に抜け、高見石小屋に1泊。翌日、天狗岳を目指す山行の始まり。
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スタートは北八ヶ岳ロープウェイ。縞枯山、茶臼山から白駒池に抜け、高見石小屋に1泊。翌日、天狗岳を目指す山行の始まり。
雪の少ない今年の八ヶ岳。しかし、前日にしっかり雪が降って、きちんと冬景色に。
雪の少ない今年の八ヶ岳。しかし、前日にしっかり雪が降って、きちんと冬景色に。
ガスガスだけど、天気は晴れて来る予報なので、期待して行きましょう。
ガスガスだけど、天気は晴れて来る予報なので、期待して行きましょう。
まずは雨池峠を目指します。ワカン装着も考えたけど、トレースがあるので。とりあえずツボ足で。ガスの隙間から時々、青空も覗きます。
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まずは雨池峠を目指します。ワカン装着も考えたけど、トレースがあるので。とりあえずツボ足で。ガスの隙間から時々、青空も覗きます。
新雪を纏った森を進みます。モコモコ、モフモフです。
新雪を纏った森を進みます。モコモコ、モフモフです。
縞枯山荘が見えてきました。
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縞枯山荘が見えてきました。
白く染まった縞枯れの木々。青い空に映えます。
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白く染まった縞枯れの木々。青い空に映えます。
雨池峠に向けて雪原を進みます。空はイマイチすっきりしませんね。
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雨池峠に向けて雪原を進みます。空はイマイチすっきりしませんね。
雨池峠。ここから縞枯山、茶臼山への登りとなりますが、トレースありません…
雨池峠。ここから縞枯山、茶臼山への登りとなりますが、トレースありません…
足跡はいっぱいあるけど、全部、動物たちのものでした。
足跡はいっぱいあるけど、全部、動物たちのものでした。
樹林帯の中なので積雪はそれほどでもなく、幸いラッセルという感じではありませんでした。多いところでスネぐらい。
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樹林帯の中なので積雪はそれほどでもなく、幸いラッセルという感じではありませんでした。多いところでスネぐらい。
上を見上げれば、霧氷がきれいです。ナイスタイミングで青空。
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上を見上げれば、霧氷がきれいです。ナイスタイミングで青空。
雨池峠から40分で縞枯山。まあまあ急な登りで息が上がりました。ここで麦草ヒュッテから来られたパーティとすれ違い。この先のトレース確定で安心しました。
雨池峠から40分で縞枯山。まあまあ急な登りで息が上がりました。ここで麦草ヒュッテから来られたパーティとすれ違い。この先のトレース確定で安心しました。
立ち枯れた木々の中を進みます。
立ち枯れた木々の中を進みます。
ルートから少し寄り道する形で、縞枯山の展望台。空は相変わらずだけど、360°の眺望が広がります。
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ルートから少し寄り道する形で、縞枯山の展望台。空は相変わらずだけど、360°の眺望が広がります。
正面に見えるのは茶臼山。その後にあるはずの天狗岳はガスの中です。
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正面に見えるのは茶臼山。その後にあるはずの天狗岳はガスの中です。
陽が差し込こんで来ると、一面の雪景色の森が白く輝きます。
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陽が差し込こんで来ると、一面の雪景色の森が白く輝きます。
北八ヶ岳らしい針葉樹の深い森。ちょっと前までは全然、雪がなかったようなので、このタイミングで来れたことは幸運です。
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北八ヶ岳らしい針葉樹の深い森。ちょっと前までは全然、雪がなかったようなので、このタイミングで来れたことは幸運です。
展望台はこんな感じで岩がゴロゴロ。東側はきれいに晴れています。麦草峠あたりを風が抜けていく時に、雲ができてしまう様子でした。
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展望台はこんな感じで岩がゴロゴロ。東側はきれいに晴れています。麦草峠あたりを風が抜けていく時に、雲ができてしまう様子でした。
縞枯山から一旦下って、またすぐに茶臼山へ登り返しです。
縞枯山から一旦下って、またすぐに茶臼山へ登り返しです。
茶臼山の山頂は、残念ながらガスで全然ダメ。
茶臼山の山頂は、残念ながらガスで全然ダメ。
麦草峠への下りはかなりの急斜面。深雪のおかげで、スキーみたい半分、滑りながら降りてきました。
麦草峠への下りはかなりの急斜面。深雪のおかげで、スキーみたい半分、滑りながら降りてきました。
中小場の小ピークからは翌日、登る天狗岳は少しだけ見えました。
中小場の小ピークからは翌日、登る天狗岳は少しだけ見えました。
麦草峠の直前にある茶水池を通過。
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麦草峠の直前にある茶水池を通過。
麦草峠で国道299号「メルヘン街道」と出合います。もちろん冬季閉鎖中ですが、山小屋のスノーモービルの跡が付いています。
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麦草峠で国道299号「メルヘン街道」と出合います。もちろん冬季閉鎖中ですが、山小屋のスノーモービルの跡が付いています。
麦草峠の大雪原が見えて来ました。
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麦草峠の大雪原が見えて来ました。
白く目映い雪原が広がります。
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白く目映い雪原が広がります。
森から続くアニマルトラック。どんな動物のものなんでしょう? 左右に曲がりくねっていて、なんだか楽しそうな足跡。
森から続くアニマルトラック。どんな動物のものなんでしょう? 左右に曲がりくねっていて、なんだか楽しそうな足跡。
雪原のそばに建つ麦草ヒュッテ。ここで昼休憩としました。スタッフさんの話だと、前日は20cmぐらい積もったとのこと。
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雪原のそばに建つ麦草ヒュッテ。ここで昼休憩としました。スタッフさんの話だと、前日は20cmぐらい積もったとのこと。
麦草峠から白駒池に向かいます。森の中はトレースがないだろうとのこと。ワカンで行こうかと考えたけど、ちょっと疲れてきていたので国道を歩きます。ただ、スノーモービル跡は意外に踏み抜き、地味に疲れました。
麦草峠から白駒池に向かいます。森の中はトレースがないだろうとのこと。ワカンで行こうかと考えたけど、ちょっと疲れてきていたので国道を歩きます。ただ、スノーモービル跡は意外に踏み抜き、地味に疲れました。
国道沿いの駐車場のところから、再び森に入ります。
国道沿いの駐車場のところから、再び森に入ります。
ゆるキャラ「コケ丸」が気になります。
ゆるキャラ「コケ丸」が気になります。
15分で白駒池。全面結氷していて、広大な雪原が広がっています。ぐるりと森に囲まれた、とても静かな場所でした。なんだかちょっと不思議な感覚になる空間。
15分で白駒池。全面結氷していて、広大な雪原が広がっています。ぐるりと森に囲まれた、とても静かな場所でした。なんだかちょっと不思議な感覚になる空間。
池を突っ切って行くパーティ。雪面に陽が当たっていないのが残念。
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池を突っ切って行くパーティ。雪面に陽が当たっていないのが残念。
白駒池から森の中を40分、登って、今夜の宿「高見石小屋」に到着です。
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白駒池から森の中を40分、登って、今夜の宿「高見石小屋」に到着です。
ストーブとコタツのある大部屋。宿泊客は我々の他に二人だけ。ゆっくり、贅沢すぎる時間を過ごせました。
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ストーブとコタツのある大部屋。宿泊客は我々の他に二人だけ。ゆっくり、贅沢すぎる時間を過ごせました。
小屋の裏にある高見石に登ってみます。
小屋の裏にある高見石に登ってみます。
降雪後、誰も登っておらず、ルートを作るのに難儀しました。踏み抜いて岩の間に落ちないように、一歩一歩、確かめながら、おっかなびっくり。
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降雪後、誰も登っておらず、ルートを作るのに難儀しました。踏み抜いて岩の間に落ちないように、一歩一歩、確かめながら、おっかなびっくり。
高見石の上に立てば、気持ちのいい眺望が広がっています。眼下には白駒池。背後に雲が広がっていて、何だか空に浮かんでいるようです。
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高見石の上に立てば、気持ちのいい眺望が広がっています。眼下には白駒池。背後に雲が広がっていて、何だか空に浮かんでいるようです。
南側には中山。これがあるので天狗岳方面が見えません。明日は、この山を越えて行きます。
南側には中山。これがあるので天狗岳方面が見えません。明日は、この山を越えて行きます。
夕暮れ時、森に差し込む茜色の光。
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夕暮れ時、森に差し込む茜色の光。
再び高見石に登ります。今度は苦戦しません。今日、歩いて越えて来た縞枯山、茶臼山に掛かっていたガスが消えて行きます。
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再び高見石に登ります。今度は苦戦しません。今日、歩いて越えて来た縞枯山、茶臼山に掛かっていたガスが消えて行きます。
黄昏時の白駒池を見下ろします。
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黄昏時の白駒池を見下ろします。
中山の斜面は、ほのかなオレンジ色に。
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中山の斜面は、ほのかなオレンジ色に。
もうすぐ陽が沈みますが、夕飯の時間なので、見届けることなく小屋に戻ります。でも、きれいな夕焼けでした。
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もうすぐ陽が沈みますが、夕飯の時間なので、見届けることなく小屋に戻ります。でも、きれいな夕焼けでした。
夕飯はホワイトシチュー。カレーライス風に御飯に掛けて。美味しくいただきました。
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夕飯はホワイトシチュー。カレーライス風に御飯に掛けて。美味しくいただきました。
ランプの明かりが温かく感じます。同泊者の方に少しお酒(ラム酒…なかなか強いお酒でした)をいただき、楽しい時間が過ごせました。
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ランプの明かりが温かく感じます。同泊者の方に少しお酒(ラム酒…なかなか強いお酒でした)をいただき、楽しい時間が過ごせました。
翌朝、朝食の前に少しだけ高見石で朝の風景を。
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翌朝、朝食の前に少しだけ高見石で朝の風景を。
夜から朝に向かうグラデーションが堪りません。
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夜から朝に向かうグラデーションが堪りません。
朝食後、高見石小屋を出発します。今日は快晴です。
朝食後、高見石小屋を出発します。今日は快晴です。
まずは中山に向かいます。しっかりトレースがあるので助かります。
まずは中山に向かいます。しっかりトレースがあるので助かります。
しばらくは、まだ陽の届かない森を進みます。
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しばらくは、まだ陽の届かない森を進みます。
1時間、歩くと樹林帯を抜けます。
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1時間、歩くと樹林帯を抜けます。
北アルプス方面の大眺望を横目に見ながら。
北アルプス方面の大眺望を横目に見ながら。
中山の展望台に到着。
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中山の展望台に到着。
これから目指す天狗岳。峻険な東天狗岳と穏やかな西天狗岳。対照的なピークですね。
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これから目指す天狗岳。峻険な東天狗岳と穏やかな西天狗岳。対照的なピークですね。
西側には中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳などを遠望。
西側には中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳などを遠望。
穂高から槍ヶ岳。
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穂高から槍ヶ岳。
中山峠に向かって、やや高度を下げて行きます。正面には金峰山や甲武信ヶ岳などの奥秩父の山々。
中山峠に向かって、やや高度を下げて行きます。正面には金峰山や甲武信ヶ岳などの奥秩父の山々。
樹林帯を進むと、いつの間にか、西天狗岳だけが大きく迫っています。
樹林帯を進むと、いつの間にか、西天狗岳だけが大きく迫っています。
見晴らし台からは望む天狗岳は、なかなかの迫力です。
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見晴らし台からは望む天狗岳は、なかなかの迫力です。
東天狗岳をアップで。トレースが見えるので、登るルートが予習。結構な急斜面ですね。
東天狗岳をアップで。トレースが見えるので、登るルートが予習。結構な急斜面ですね。
中山峠に到着。渋の湯方面から登って来た登山者と合流します。ここでストックからピッケルに持ち替えました。
中山峠に到着。渋の湯方面から登って来た登山者と合流します。ここでストックからピッケルに持ち替えました。
さて、気合を入れて行きましょう。
さて、気合を入れて行きましょう。
風も強くなく、最高のコンディションです。
風も強くなく、最高のコンディションです。
木の枝には成長した霧氷。
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木の枝には成長した霧氷。
あの登りは、さすがにキツそうです。
あの登りは、さすがにキツそうです。
東天狗岳の斜面に取り付きます。ここからが頑張りどころ。
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東天狗岳の斜面に取り付きます。ここからが頑張りどころ。
振り返れば、北アルプスの眺望。息を整えてゆっくりと。
振り返れば、北アルプスの眺望。息を整えてゆっくりと。
浅間山と四阿山、根子山。
浅間山と四阿山、根子山。
雪が柔らかめで、少し登りづらいですが、ここはガシガシ行きます。
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雪が柔らかめで、少し登りづらいですが、ここはガシガシ行きます。
御嶽山を眺めて、少しブレイク。
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御嶽山を眺めて、少しブレイク。
黒百合ヒュッテからスリバチ池経由で来るルート(この時点ではトレースなし)と合流。ここまで来れば、もうひと踏ん張りです。
黒百合ヒュッテからスリバチ池経由で来るルート(この時点ではトレースなし)と合流。ここまで来れば、もうひと踏ん張りです。
西天狗岳の斜面に美しいシュプール。
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西天狗岳の斜面に美しいシュプール。
東天狗岳直下の岩場を通過。難しくはありません。
東天狗岳直下の岩場を通過。難しくはありません。
岩場を登り切れば、東天狗岳の頂上は目と鼻の先です。
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岩場を登り切れば、東天狗岳の頂上は目と鼻の先です。
目映い光を浴びて、最後の一歩。
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目映い光を浴びて、最後の一歩。
そして、東天狗岳に登頂。中山峠からはちょうど1時間でした。
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そして、東天狗岳に登頂。中山峠からはちょうど1時間でした。
目の前に広がるのは南八ヶ岳の眺望。険しい赤岳と阿弥陀岳。硫黄岳の爆裂火口壁も迫力があります。
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目の前に広がるのは南八ヶ岳の眺望。険しい赤岳と阿弥陀岳。硫黄岳の爆裂火口壁も迫力があります。
阿弥陀岳。
南八ヶ岳の右側には南アルプス。鳳凰三山から、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。
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南八ヶ岳の右側には南アルプス。鳳凰三山から、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。
真っ白な隣の西天狗岳。その後ろには中央アルプスと乗鞍岳。
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真っ白な隣の西天狗岳。その後ろには中央アルプスと乗鞍岳。
木曽駒ヶ岳、空木岳などが並ぶ中央アルプス。
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木曽駒ヶ岳、空木岳などが並ぶ中央アルプス。
乗鞍岳。
そして、北アルプス方面。穂高連峰から後立山連峰まで全部見えます。近いところでは霧ヶ峰や蓼科山。
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そして、北アルプス方面。穂高連峰から後立山連峰まで全部見えます。近いところでは霧ヶ峰や蓼科山。
穂高岳と槍ヶ岳。
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穂高岳と槍ヶ岳。
爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳、五龍岳。
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爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳、五龍岳。
蓼科山の背後に、唐松岳から白馬三山。
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蓼科山の背後に、唐松岳から白馬三山。
浅間山方面は霞みのような空気の層が蓋をしている感じ。眼下には稲子岳の断崖。
浅間山方面は霞みのような空気の層が蓋をしている感じ。眼下には稲子岳の断崖。
眺望を楽しんだら西天狗岳に向かいます。この真っ白な稜線、堪りませんね。
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眺望を楽しんだら西天狗岳に向かいます。この真っ白な稜線、堪りませんね。
山頂直下は急登ですが、距離は短いので、一気に登り切ります。
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山頂直下は急登ですが、距離は短いので、一気に登り切ります。
20分掛からずに、西天狗岳に登頂。見える景色はそれ程、変わりませんが、達成感あり。
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20分掛からずに、西天狗岳に登頂。見える景色はそれ程、変わりませんが、達成感あり。
大きな違いは西側の眺望が大きく開けていること。ちょうど西天狗岳のピークで隠れていた御嶽山が見えます。
大きな違いは西側の眺望が大きく開けていること。ちょうど西天狗岳のピークで隠れていた御嶽山が見えます。
その御嶽山を望遠で。まだ少し噴煙が見えます。
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その御嶽山を望遠で。まだ少し噴煙が見えます。
北アルプスの後立山は、さっきよりもクリアに見える気がします。
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北アルプスの後立山は、さっきよりもクリアに見える気がします。
南八ヶ岳と南アルプスの山並み。
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南八ヶ岳と南アルプスの山並み。
赤岳、中岳、阿弥陀岳の並び。阿弥陀岳は赤岳から目指した時、下りで捻挫し、断念したことがあり未踏。いつか登りに行きます。
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赤岳、中岳、阿弥陀岳の並び。阿弥陀岳は赤岳から目指した時、下りで捻挫し、断念したことがあり未踏。いつか登りに行きます。
八ヶ岳の空を貫く飛行機雲。
八ヶ岳の空を貫く飛行機雲。
少し休憩した後、東天狗岳に戻ります。
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少し休憩した後、東天狗岳に戻ります。
鞍部はかなりの積雪量。すれ違いでトレースを外れたら、腰まで沈み、脱出に苦労しました。
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鞍部はかなりの積雪量。すれ違いでトレースを外れたら、腰まで沈み、脱出に苦労しました。
東天狗岳のピークはたくさんの登山者で賑わっているようです。
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東天狗岳のピークはたくさんの登山者で賑わっているようです。
たくさん登って来るので、トラーバース区間はすれ違いに注意しながら。下山はスリバチ池経由も考えたけど、トレースが薄そうだったので、来た道で中山峠まで戻ります
たくさん登って来るので、トラーバース区間はすれ違いに注意しながら。下山はスリバチ池経由も考えたけど、トレースが薄そうだったので、来た道で中山峠まで戻ります
下りも北アルプスの大パノラマを楽しみながら。
下りも北アルプスの大パノラマを楽しみながら。
天狗岳を振り返って。
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天狗岳を振り返って。
西天狗岳から1時間で黒百合ヒュッテまで下りました。
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西天狗岳から1時間で黒百合ヒュッテまで下りました。
昼休憩の後、渋の湯に下ります。
昼休憩の後、渋の湯に下ります。
沢に掛かった橋を渡れば渋の湯。黒百合ヒュッテから1時間10分。順調な下山でした。
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沢に掛かった橋を渡れば渋の湯。黒百合ヒュッテから1時間10分。順調な下山でした。
茅野に戻るバスの時刻まで30分なので、温泉は入らず。バスの切符は旅館の受付で買えました。
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茅野に戻るバスの時刻まで30分なので、温泉は入らず。バスの切符は旅館の受付で買えました。

感想

金曜日に有休を取り、ずっと行きたかった「冬の北八ヶ岳」へ1泊山行。最終目的は天狗岳ですが、せっかくの2日間なので、北八をたっぷり、じっくり楽しむルートを計画しました。

北八ヶ岳ロープウェイで入山。縞枯山、茶臼山を経由して麦草峠へ。白駒池に立ち寄って、高見石小屋に泊まります。翌日、中山峠に向かい天狗岳に登頂。下山は渋の湯です。入下山は茅野駅起点でバスを使います。

とにかく雪の少ない今シーズン。冬らしい景色は期待できないかなと、諦めの気持ちで山行を待っていました。ところが、前日にしっかりと降雪が。昼頃に小屋へ予約を入れる電話を掛けると、「かなり降っていて、まだまだ積もりそう。トレースはない。計画は大丈夫か、真剣に考えて欲しい。」と注意喚起されました。行程に無理はないですが、ダメなら引き返す気持ちで入山です。

1日目は晴れ予報だったけど、曇り気味。それでもたっぷり雪を纏った木々たちが美しい。結局、トレースのない区間は雨池峠から縞枯山だけで、それほど苦戦することはありませんでした。麦草峠の雪原や結氷した白駒池など、見所も満載。高見石小屋は我々以外に宿泊者2名、計4名と静かに贅沢な時間を過ごせました。

2日目は文句なしの快晴。経由地の中山からは北アルプス、御嶽山、中央アルプスなどの大展望です。これから登る天狗岳もしっかり見えて、気持ちが昂ぶります。中山峠からはピッケルに持ち替えて、いざ天狗岳へ。積雪量はかなりありましたが、トレースがしっかりできていたので問題なし。急登や岩場もありますが、眺望を楽しみながら登ることができました。東天狗岳から西天狗岳の真っ白な稜線が忘れられません。周囲の眺望も、もちろんばっちり。南八ヶ岳(赤岳、阿弥陀岳など)、南アルプス、北アルプス、見える範囲は全部、見えたのではないかと。

今回はとにかくタイミングが幸運でした。まだまっさらな新雪を堪能できて、顔がにやけっぱなしの山行になりました。

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