快晴 正丸駅〜三田久保峠〜ツツジ山〜関八州見晴台〜西吾野駅
- GPS
- 07:15
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 806m
- 下り
- 871m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り;西吾野駅15:01飯能行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
・正丸駅を出発して左側へ進み、国道を渡ります。『帝王切開の碑』を左側に見て少し先進んだ家屋がある右上方向のきれいな坂道を上りますと『→ツツジ山』の手作り道標があります。そのあとは道標はしっかりあります。 この道を下りられたhirohisaさんの写真の方がわかりやすいと思います。 ・三田久保峠から先、いきなり積雪15cm〜、わたしはアイゼン着けました。 ・奥武蔵グリーンラインも積雪、タイヤ跡あり。進むにつれて少なくなりますが凍結箇所も多いので歩行スリップ注意注意。 ・関八州見晴台から高山不動方向への道は泥濘と土面ツルツルと融けかかった雪道で滑りやすいです。 ・パノラマコースはまったく雪なし、泥濘もなし、歩きやすいハイキングコース。 ・トイレは駅。 ・駅の水道は凍結防止で使用出来ません。 |
写真
感想
火曜日、晴れ。
計画していた日がお天気だと本当にうれしい。
…かと言って始めから終わりまで完璧、なんて殆んどないのですが。。
今回は、まさかの寝過ごし。
往きの西武秩父線の中で電車が停車したので気がついたら外は真っ暗。
「…正丸トンネル内で停止しております。出発は7時55分となります。。。」
しちじごじゅうごふん?!
7時49分正丸駅到着なのになんで?
寝惚けた頭は回転しないままで、動き始めた電車が着いた駅は
芦ヶ久保駅。
上りの電車まで20分強待ち。
上りの電車の乗車に合わせてホームに上がってきた女性が
「今日はまた一段と風が冷たいんですよ〜」
と仰るくらい寒い。
ホームから見える山の中腹の白い建物の方をを指差して『ふるさと』という民宿を営んでいるそうです。
山菜料理もあり、立ち寄り湯もやっているということです。
「日向山にお出でになったときには是非どうぞ」
一駅で降りて約40分遅れのスタートです。
国道を芦ヶ久保駅方面へ行き、右側を注意しているとピンク色のリボンがあります。それが林道で、その道でもよかったとは思いますがその先の坂道(右と左にありますが右は民家の入り口なので左)を上がり、民家の犬(2匹)にワンワン吠えられますが無事登山道に取り付きました。
風が強くただでさえ冷え切ったからだに冷たくて、ダウンは脱げません。
三田久保峠までの道は静かで歩きやすく急でもなく、あっという間に到着したピークは『三田久保峠』と書いてあるからまさしくそうなのでしょうが、木々に囲まれた静かな小空間です。
そこから徐々に雪が現れ、山頂直下で木にからだを預けながらさすがに軽アイゼン装着しました。
同行者は『これしきの雪』には怯まず急登をガンガン上って行きます。
『両手』を使うほどではなかったですが、まさかの雪に上からの雪つぶてを5個ほどくらいながら足首位までの雪の急坂をひたすら上ります。
葉の落ちた木々の向こうに武甲山が見えます。
このコースは小都津路山までの道が急ですが、その先のツツジ山の爽快さと言ったら !!
空は青く南東方面はどこまでも広がっています。
奥多摩、三ツドッケ、川苔山。
「武甲山、どんな風に削り採られたかよくわかるね」
なるほど、本当です。
雪が残っている部分が段々にまっすぐ横に模様のように伸びています。
縦にSの字のような所は作業道ですかね。
なだらかな下りはワカン持ってくればよかったかな、と思うくらい雪が膝下くらいまでありました。
ま新しい雪の中を同行者が先にツボ足で行ってくれて、わたしは大股がに股で続く。
奥武蔵グリーンロードに出て、他のコースを同行者は計画していたのですが、それはまた練り直すことにして天気もいいから関八州見晴台へ行くことに。
この舗装道路も、凍結箇所があるかと思えば融けているところもあるのでなかなかアイゼンを外すタイミングがつかめません。
いい加減舗装道路も飽きて、もうまるっきり普通の舗装になっているところでアイゼン外しました。
関八州へのハイキングコースに入ったらまた雪…という具合でしたが、危険という事はなく、何度も訪れている関八州へ初めてのコースで到着です。
空気の澄んだ晴れの日、きれい、どこもかこも。
両神山、きれいだねー、武川岳に伊豆ケ岳に古御岳に。
山頂の展望図に十文字峠、三宝山、とある。
遠い。高い。青い。
残念ながら富士山は雲隠れ。
富士山がきれいだから、と聞いて下(多分駐車場)から来た、という軽装のお二人にお会いする。
今日初めて人に会う。
下り、高山不動尊への道はぐちゃぐちゃで女性は上る時に閉口されただろうな。
わたしはというと、自販機のある閉鎖された茶屋が見える頃の下りで滑って止まらなくなりスッテン。
巻き道(?)近道(?)をしたせいで高山不動へは寄れず、石地蔵で手を合わせてから私が行ったことのないパノラマコースを同行者が提案してくれる。
これがまた、雪の片鱗もない道で、さっきまで雪の中でひいこら言っていたのがウソのようなのどかな道でして。
少し急な下りがあるだけでのんびりとした、なるほどネーミング通り展望もあります。
お供を連れたご隠居さまが歩いていそうな道。
高山不動尊界隈、駅周辺を除けば、今日は殆んどが初めての道でした。
『山と高原地図 奥武蔵・秩父』も相当くたびれてきたから新しいのに替えて、今まで行った所なぞってみようかな。
どこでどう折っても馴染んで、『北向地蔵』の文字はは白くかすれてやっと読めるくらいになってしまいました。
28122歩。
好天気、好展望、好コースの1日でした。
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