前白根山から五色山
- GPS
- 08:36
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 993m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年はまだ行ってない五色山を目指す。
日光の山々は山スキーに適した山はなく、あるのは試練のみ。
キックターンが出来ないらしこに教えるには先ずは自分が特訓。
と、ゆうわけで白根沢を詰めることにする。
最初に登った時はトラバース気味に行こうと随分手前から取り付くが地形図では分からない細かい沢と尾根に阻まれ、おまけにグラニュー糖みたいな雪で随分と難儀した。次に登った時は白根沢を詰めようと行くが間違えて泣きそうな急登となる。
そして今回は、地形図を見ながら順調に高度を上げて行くキックターンは数えきれない数をこなし、レーサー並みのターンが出来るようになってきた。コツを掴みつつ、らしこに教えることを念頭に行く。色々なことが分かってきた。
そんな事も束の間、またやっちゃいました。一本左に来てしまいました。
天狗平への登りは登り始めたら休むことが許されない急登が続きます。そんな中40度を超えるか?という所で氷化斜面が現れた。もう、帰りたい。幸いウィペットは刺さるので板を外し、よじ登る。次第に雪が増え進めなくなる。またもや急斜面で、道具の落下の恐怖と闘いながら板を履く。しばらくは、無数のジグを切り順調に高度を上がるが地形図通りの急斜面になる。右に逃げれば緩やかになるので行ってみると、なんと崩れて崖の様になっている。右は崖、上は藪、戻るしかない。左の沢を何とか詰めてやっと稜線に出た。いつもの様に4時間も掛かってしまった。厳しい修行でした。
稜線付近から雪が増えラッセルです。登山道には学生の?ツボ足のトレースがあるがスキーでは使えず淡々とラッセルしました。この稜線は東西に延びており日の当たる南側はモナカ、北側はパウダー。日陰になっている白根沢源頭部は良い雪が溜まっている。ここから帰るかどうするか?
前白根山登頂。前白根山頂からは白根山がくっきり見える。いろは坂では雨が降っていたのが嘘のよう。
五色沼は真っ白で流れる雲の影を描くキャンバスになっていた。ゆっくりしたいが風が強くそうもいかない。五色山に向けて出発だ。
今日は右に巻くか左に巻くか? 雪も多いし右に行こう。シールのまま鞍部に滑り込み、ポコ1つ左から巻いて最後の登りです。右に日光連山、左に白根山を見ながらアッとゆう間に着きました五色山。
風が強い。山頂の記念写真を撮り東側の斜面に逃げ込むと風が穏やか。昼食にしよう。日光の景色を堪能し、さて帰ろうか。
五色山東斜面の滑降を試みるが中ツ曾根尾根に戻れるか不安なのでやめておきます。途中の登り返し、左は藪なので今日は右を巻いて行く。南斜面は雪割れが進んでいて際どくこなす。中ツ曾根尾根は登りには使ったことはあるが、滑ったことがない。楽しみだ。上部はパウダーを楽しむがやがて苦行の滑りとなる。北側は雪は良さそうだが密林になっていて無理だ。仕方なく南寄りを滑ってゆく。湯場見平に着くと、あとは金精沢に下りるだけだ。藪をかき分け、疎林を探す。沢地形発見。幅は3・4mほどか! スラフと共に落ちて行く。重い雪に難儀したが、無事に下山。
今日もやりました。
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